2017年05月07日

バルセロナ観光日記 1日目(カサ・バトリョ/カサ・ミラ)

前回のつづき

■スペインとバルセロナ


サグラダファミリアのことを書く前に、重要なことを思い出した。バルセロナ到着の初日にも観光をしているのだ。一応、初日にレポートしているが納得できない。やり直そうと思う。

詳しい話をする前にスペインとバルセロナの地理をおさらい。バルセロナはスペインの中でも東に位置していてフランスが近い。バレアス海と接している海岸都市だ。ちなみに、首都のマドリードはスペインの中心に近い。

アントニ・ガウディが残した建築物はバルセロナに集中している。人口はマドリードに次いで2番目。


バルセロナの位置


バルセロナ・エル・プラット空港に到着したのは現地時間の14時頃であったが、出国で待たされたりで空港を出たのは15時頃となってしまった。そこから宿泊先のホテルまで30分ほど。学校の職員ロッサさんとサワコさん(Fさん)に迎えて頂いた。


バルセロナ・エル・プラット空港からバルセロナの位置関係


出国前はセミナーの準備(テキスト作りなど)に追われてしまい、観光スポットを詳しく調べる時間が作れなかった。行ってから、そして、帰ってきてから知ることも多かった。セミナーを成功させることが一番大事だったので後悔はしていない。

ただ、割り切るにはあまりにも惜しいほど、バルセロナは魅力に溢れている。


カサ・バトリョ周辺の地図


学校に予約して頂いたホテルに到着したのは午後4時頃。

アントニ・ガウディの作品「カラ・バトリョ」から歩いて3分ほど。グラシア通りというメインストリートから入ってすぐ。立地として最高である。日本で言うと銀座だと思う。青山だという人もいるがどっちでもいい。


カサ・バトリョのあるグラシア通り


3日間講師をした学校も、この近く。クンセイ・デ・セン通りのビルのワンフロアにある。入口からは中の様子がわからない。「ここに学校があるなんて!」と驚いた。日本の鍼灸学校とは雰囲気は違っていた。大きな鍼灸院の中に学校が併設されているという感じ。学校とはしては小さいけれど、鍼灸院としては巨大という説明が一番妥当だと思う。


■カサ・バトリョ Casa Batllo


ホテルに着いて荷物を降ろしたらカメラと小銭だけ持ってすぐに出かけた。

Hotel Eurostars Cristal Palaceのフロントにて水を飲む

疲れているはずだったが、気持ちがハイになっているので、その疲れに気が付いていなかった。一緒にいる秋澤院長も全く同じだった。実際の疲れに気が付いたのは、その日の夜だった。時差7時間と18時間のフライトは、気持ちではごまかしきれるものではない。とんでもない疲労感が襲いかかってきた。この日のブログは、ほぼ根性で書いた。

カサ・バトリョは、アントニ・ガウディが設計した建築物だ。

カサ・バトリョの外観

異様さが際立っている。
誰が見ても普通ではない。正直に言えば、この時点で素敵とは思わなかった。


カサ・バトリョの外観

近くに寄ると、その異様さはさらに際立つ。遠くで見た時と違って重厚感が心に押し寄せてくる。この時点で完全にガウディが勝利している。

中に入ったら、ガウディが創り出した曲線と光に包まれた。
私は完全に無力となった。もう何も言えない。


カサ・バトリョの中からグラシア通りを見る

曲線に囲まれ、最初は違和感を抱くのだが、10分も居ると心地よさに変わってくる。規則が見つけれないこの空間こそ本能が求める自然な空間なのだと思う。ガウディの作品は鑑賞するものではなく、入るべきものだと理解した。ガウディの本当の偉大さ、そして優しさは、写真やテレビでは永遠にわからないだろう。


カサ・バトリョの天井の造形

海の中にいるような感覚になる。


ガウディの取っ手

細部までガウディの魂が。


カサ・バトリョの内装(印象的な青)

青の使い方が印象的だった。


カサ・バトリョの天窓から差し込む光

やさしい光が建物の内部に降りてくる。


DSCF9125

天井を見上げる。これは母性なのかエロティシズムなのか…。
カサ・バトリョは、海であり女性である。


■カサ・ミラ Casa Mila


カサ・バトリョを出て北に歩くこと5分。カサ・ミラが見えてくる。

明らかにカサ・ミラまで来ているのだが、チケット売り場が見当たらない。ラ・ペドレラとある。恥ずかしながら、ラ・ペドレラがカサ・ミラのニックネームだということを知らなかった。ラ・ペドレラとは、石切場という意味で建造当時に市民が付けた悪口である。最初は評判が悪かったというわけだ。それが、今では世界中からラ・ペドレラを見にやってくるのである。


カサ・ミラの中庭に差し込む光

光の取り入れ方に、カサ・バトリョとの共通点があった。


DSCF9176

進路はエレベーターに繋がっており、屋上に誘導された。
いったい、ここはどこだろう…。国も時代もわからない不思議な空間が広がっていた。

フェンスは観光者のために付けられたのだと思う。フェンスがなかったら、違った印象になると思った。ただ、それは危険すぎる。もしフェンスがなかったら山の頂で得る高揚感が伴うのかもしれない。


カサ・ミラの屋上から中庭をのぞき込む

身を乗り出して撮影。これ以上は危険。十分にスリルが味わえた。


バルセロナの青い空

写真に加工を加えずとも、この青が出る。


DSCF9198

街を見下ろす。日本とは空気の色が違う。


カサ・ミラに使われているカテナリー曲線(懸垂線)

内部に入ると、カテナリー曲線(懸垂線)だ。
この曲線がガウディなのだ。

ガウディは机上の空論や計算を嫌ったという。実験を繰り返し、そこから得られたデータを重視した。自分の目で確かめながら建物の安定を探し出していった。この曲線も実際の実験から導かれたと言われている。


DSCF0420

カテナリー曲線(懸垂線)の意味が一目でわかると思う。画像を逆さにして紐を垂らすと、曲線がほぼ一致する。放物線とよく似ているが違う。


ガウディが設計する時に使ったチェーン

チェーンがぶら下がっている。こんなことをしながら設計をしたと言われている。


DSCF9228

ガウディの建築は自然に倣っていると言われている。確かにそうだと思う。
人体を診る仕事である私も見習わなければならない。


DSCF9240

こうしてバルセロナ到着の夕方から夜の観光が終わった。
夜の8時半なのに、まだ明るい。
これが不思議でならなかった。

次回は、サグラダ・ファミリア。

つづく…サグラダ・ファミリア前編


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yoki at 21:38│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 趣味 | スペイン

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