2017年12月09日

アスリートとどうやってスポンサー契約をしたのか

スポンサー契約は大企業でなくてもできる


整動協会のブログから発表させて頂いたように、オートレーサーの大月渉(おおつきわたる)選手とスポンサー契約を結びました。ご存じだったでしょうか? オートレーサーは個人事業主なのです。

スポンサー契約というと、大企業が行うものというイメージがあるかもしれません。でも、そんなことはありません。

小さな企業や団体でもやれます。むしろ、その方が珍しくてニュースになります。さっそく新聞(スポーツ報知)の記事になりました。

大月渉のスポンサー契約
(2017年11月24日 スポーツ報知)


今回の契約の経緯を知って頂ければ、スポンサー契約が身近なものになります。それは、私たち鍼灸業を営む者だけでなく、アスリートにとっても。

話はそれますが、TBSのドラマ『陸王』が盛り上がっていますね。第1話からしっかり観ています。弱小企業の足袋屋『こはぜ屋』がマラソンシューズを開発し、マラソンランナーとスポンサー契約を結び、大手メーカーと張り合っています。

私も弱小企業の経営者。弱小企業の目線でドラマを追いかけてしまいます。大手を悪者のように描きすぎているような気もしますが...。その方が面白いのでしょう。ピエール瀧の迷いのない悪役演技に笑ってしまうことがあります(笑)

こはぜ屋のモデルとなったと言われている、杵屋(きねや)のランニング足袋「Toe-Bi」が欲しくなってしまったのですが、あまりの人気に受注中止となっています。ガイアの夜明けでは、杵屋(薄底)vsナイキ(厚底)という形で取り上げられるなど、このシューズに世間は大注目です。

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いつ買えるようになるのだろう...。ほしい。


スポンサー契約の内容


スポンサー契約の話に戻ります。今回の大月選手との経緯について説明します。実は、大月選手からの提案でした。「スポンサーになってほしい」と。聞いた時はビックリでした。

サポート内容や金額にいくつかのパターンが提案されていたので、話に乗りやすかったのです。ただ一つ問題がありました。この話は「養気院」に頂いたものだったのです。宣伝の必要性を感じなかったので少し考えることにしました。

その1分後に出した結論は、整動協会とのサポート契約でした。

もともと整動協会はアスリートを支援したいと思っていたので、これは良いチャンスになると思いました。とはいえ、スポンサー契約なんてしたことありません。何をすればいいのか、全く分からず...。

オートレーサーが契約するケースはまだ少ないらしく、大月選手も模索中のようでした。互いに初心者ということに新鮮味を感じて思い切って契約しました。


勝つには投資が必要


契約すると、オートレースがグッと身近になります。どんな選手が速いのか、速い選手は何がどう違うのか、興味は深まります。オートレースは乗車テクニックが大事なのは言うまでもありませんが、テクニックだけでは勝てない世界。エンジンの整備やタイヤ選びなど、細かな駆け引きがたくさんあります。

話を聞いて「やっぱりそうなのか!」と頷けたのは、強い選手はお金を使っていることでした。お金を使っていると行っても、遊びにではなく、速く走るための投資にです。

エンジンやタイヤだけではありません。自分の身体能力を引き出すケアも投資です。大月選手が定期的に(症状がなくても)通っているのも、投資の一つです。

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スポーツ系の鍼灸


整動鍼は、全国の鍼灸師に広がり、ヨーロッパからも注目されています。名が示す通り、動きを整える効果がバツグンです。だからアスリートには最適です。ただ、私の鍼灸院の患者さんは、難聴や顔面神経麻痺で通う方が多く、スポーツ系のイメージではありません。

スポーツ系に強いのに、そのイメージをつくれないことが悩みでした。しかし、大月選手の提案でスポーツ系のイメージを作ることができるようになりました。動きは活発になって、プロボクサーとの契約も直前状態です。

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大月渉選手に施術している実際の様子



スポンサーの気持ち


スポンサーになって、気持ちだけでなく、具体的な応援をする立場になって、わかったことがあります。応援したいアスリートしか応援できません。

実際、ビジネス的にどれくらいのリターンがあるかわかりません。それこそ大手ならば、効果判定をする指標があるのかもしれませんが、小さな企業にはありません。

だから、リターンがなかったとしても応援できて良かったと思えるアスリートしか、応援できません。だからアスリートは強いだけではダメなんだと改めて思いました。愛されることが大事です。

これは、そのまま私たちの職業にも当てはまります。技術を磨いても愛される院(会社)でなければ、パートナーになってくれる会社は現れません。

だから、愛されるってどういうことか、考えました。それは謙虚であることです。「たくさんの人に応援されて今がある」と思えることです。自分の努力は必要ですが、努力だけではないはずです。表だけでなく陰で応援してくれた人の存在を忘れてはいけないのです。

スポンサーっていうと、お金の話のように思うかもしれませんが、皮をはがしてみると、そこにあるのは人間関係だったのです。


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yoki at 23:00│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 仕事日記 

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