2022年03月26日
退職金でカフェを始めるおじさまの気持ち
最近、仕事をしているときに楽しくないことがあるのです。楽しくない理由は「鍼灸が好き」だからです。突然、変なことを書き始めて混乱させてしまったらすみません。こういうことです。
「私は鍼灸がしたくて鍼灸師になりました。お金を稼ぎたくて鍼灸師になったのではありません」
という意味なんです。
鍼灸を仕事にしてしまった以上、お金という対価を得るための手段になってしまいます。夢中でやっていた頃は、そんなふうには考えず、鍼灸師で生計を立てられるようになったことへの喜びで満ちていました。
今の悩みは贅沢すぎます。食べていけるようになるまでは、お金を褒美のように考えられていたのに、15年後には「お金のためじゃない」なんて言い出しているのですから、勝手ですね。
退職金でカフェを始めるおじさまの気持ちがわかってきたような気もするわけです。お金のために働くことに飽きてしまったということなんだろうなぁと。それが合っているかどうかはどうでもよいのです。ただの妄想ですから。
話を戻すと、「鍼灸はライフワークだ」と考えている自分を再確認したという話なのです。売上にはあまり興味がありません。ただ、これでも鍼灸院の院長であり会社の社長でもあるので、スタッフのために売上は必要です。
本当は、もう少し私がガツガツしていた方がスタッフも収入が増えて喜ぶのかなぁと思ったりもします。あとですね、心のどこかで怖がっているのかもしれません。「昔はそうじゃなかったのに、金儲けに走り始めた」と言われることを。
今日は何を言いたいかと言えば、「鍼灸師としての腕を評価してほしくて鍼灸師をやっているのであって売上を褒められたくてやっているわけではないのだよ〜」ということなんです。逆に言えば、今の私に足りないのは売上に対する執念なんでしょうね。しっかりしろ、社長!
毎日、患者さんからいただくお代は本当にありがたいです。セミナーに参加してくださる鍼灸師からの代金も本当にありがたいです。おかげで明日も生きられます。
今日は、日記風に書いてみました。ときどき、発生する雑念も包み隠さずやっていこうかなという気分です。最近の私には「書きたいことを思うがままに」がありませんでした。
ブログは日記に戻し、気合を入れたいとき気合を入れるくらいにしていこうかなぁと思います。そんなわけで、脱力系のブログにシフトしていきます。つまらないと思われても、いいんです。だって書くだけで楽しいのですから。ちなみに、今回の内容は妻に愚痴ったことをそのまま書いただけです。

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