2022年08月25日

整動鍼が気になる鍼灸師へ

整動鍼が気になる鍼灸師へ

整動鍼が気になるのでセミナーに行こうかどうか迷っている、そんな声をよく聞きますし、受講者さんから話を聞いても「3年前から気になっていました」という声も聞きます。

無料セミナーが開催されるのを待っている方もいらっしゃるようですが、ごめんなさい、無料で技術提供をする予定はありません。お金を支払う価値があると感じていただける方のみに、お越しいただければと思います。

この記事では整動鍼の魅力やメリットをお伝えします。受講者の実際の感想を紹介しながら、伝えたいことを書いていこうと思います。


整動鍼のセミナーを受けて、治療効果を実際に体感できて良かったです

セミナーでは、そのときのテーマに合わせてデモ施術を行っています。その場で効果を感じられるように工夫をしています。その時に実感できることがセミナーの価値に直結します。これは、臨床で患者さんと対するときも同じです。患者さんにも施術の効果をその場で実感してほしいと思っています。

こう考えると、セミナーも臨床も、価値を伝えようとする気持ちも方法も同じです。私が、その場での効果を強く意識しているのは、施術そのものに価値があるのではなく、変化に価値があるという考えだからです。

手術に置き換えるとわかりやすいです。怪我や病気で手術をするとき、手術をする理由は、手術を受けたいからではなく、体調を改善させたいからですよね。手術は目的ではなく手段です。鍼灸施術も同じであると考えています。施術は手段です。

痛くないように鍼をしようと思うのは、痛くないことに価値があるというより、その方が効果が出やすいからです。手段として優れていると考えているからです。

ここで効果については考えておきたいのですが、鍼灸に限りませんが、効果をすべて実測することはできません。実測できるものは実測しようと努めています。もっともわかりやすいのは可動域です。客観的にわかります。

また、効果もすべて実感できるとは限りませんので、実感しやすいように比較する所や動作をあらかじめ決めておくようにしています。こうした工夫が受講者から評価されています。


「整動鍼とは何か?」みたいな説明会のような内容かと思っていましたが、実技の時間も多く、すぐに臨床で使える技術を教えてくださいました。入門編とは思えない内容でした。

セミナーは基本的に実技です。どうしても座学はゼロにできませんが、必要な知識は実技の中で説明するようにしています。自分のことですが、座学だけデモだけのセミナーに何度出てもすぐにスキルアップになりません。単に私の学び方が下手なだけかもしれませんが、私のように思っている鍼灸師は少なくないように思います。

入門というはじめての方の向けのセミナーほど、より実践的な内容を意識しています。まず、見て感じてやってみて、より知りたくなった人に「なぜか」を伝えるようにしています。

もう10年以上前の話ですが、私が活法を学び始めた頃、行って帰ってくるたびに、自分がレベルアップしているのがわかったのです。その頃の充実感は今でもはっきり覚えていていて、受講者さんを私と同じ気持ちにさせようと目論んでいます。


理論も複雑すぎず、あいまいな部分がない

ありがたいなぁと思う感想です。複雑な人体を扱うわけですから、それなりの理論が必要です。とはいえ、その理論というのは使うものですから複雑すぎると扱えなくなってしまいます。

また、一人ひとり受け取り方が異なるような内容では、技術を正確に伝えられません。「人体はもともとあいまいだからはっきり言えない」と考えるのではなく、「人体はあいまいだからこそ、明瞭な部分を探し出す」と考えています。


そこに至るまでにどれだけの蓄積と試行錯誤があったのかを想像すると、途方もないことだなと思います。

技術というのは試行錯誤して蓄積できるものだと思っています。逆にいえば、試行錯誤なく思いつきでできたことは技術とは言えず蓄積できません。鍼灸は個人の技量に依存される傾向にありますが、個人技はその世代で消えてなくなります。私は優れた鍼灸師になることよりも、優れた技術を残せる鍼灸師になりたいと思っています。


整動鍼は流派ではなくコンセプト


整動鍼は流派の一つと見なされています。私としては、一派を立ち上げたつもりはなく「ツボで動きが整う」という鍼の一側面を知ってもらいたいだけです。整動鍼は新しいコンセプトです。ツボと動きの関係を探していくという研究テーマだと理解していただいたもかまいません。

従来の鍼灸理論には動きにフォーカスしたものがなかったので、整動鍼のコンセプトは珍しいものです。「革新的」だと評価していただけることもあります。奇抜なことをして目立ちたいわけではなく、ツボと動きの関係に気づいてしまった以上は、臨床に積極的に利用したいのです。

また、従来の鍼灸の考え方も大切にしているので、古典的な理論と相性がよいです。他の方法と並行して学びやすいのも整動鍼の特徴です。


整動鍼のカリキュラム


整動鍼のノウハウは蓄積され整理しています。最初にセミナーを行ったのは2014年です。あれから8年の月日が経ち、新しいセミナーを追加しています。現在の状況を整理しますと、このようになっています。

入門 
   理論実践編(1)
基礎
   脊柱編(2)
   四肢編(2)
   腹背編(2)
応用編
   連動思考編(2)
   五体躍動編(2)
   身心和合編(2)
臨床編
   張力連綿編(2)
   五節相応編(2)

( )内は日数です。入門編を例外としては2日間連続で受講する仕組みです。

この数字を足し合わせると、17日です。現状のカリキュラムすべてを受けるのに17日間はかかります。3〜5年くらいかけて受講される方が多いです。

技術系セミナーには、1日でマスターできるとうたっているところもあります。いっぽうで「鍼灸は一生勉強ですよ」と言われることもあり、無限のボリュームを示されることもあります。

一生勉強と理屈ではわかっていても、すぐにマスターできるものがほしいというのが人間の感情というものでしょう。現実的に考えたとき、1日でマスターできるものは目標設定を下げているはずです。また、一生勉強というのは心のあり方を言ったものであり、具体的なカリキュラムは指していません。

整動鍼のカリキュラムは、あと1編を追加して完結させる予定です。その後は、既存のカリキュラムをブラッシュアップさせることで進化させようと思っています。どこまでも続いてしまうと、はじめての人が重く感じて躊躇してしまうと思うからです。

ブラッシュアップは共同作業を想定しています。仲間やこれからの人がどんなふうに整動鍼を進化させていくのか楽しみです。


神戸セミナー開催が実現


関西でのセミナーが実現しました。神戸市内の会場を準備しています。神戸鍼灸マッサージ師会さんからお話をいただいたことがきっかけとなり開催となりました。共催という形で行います。嬉しいことに兵庫県鍼灸マッサージ師会さんの後援まで受けられました。

地方開催をしてほしい、という声は前々からあるのですが、この数年は東京のみで開催してきました。これらも原則は東京ですので、こうした機会はあまりないと思います。

会場とオンラインを選ぶことができます。おすすめは会場参加で定員が25名です。募集人数が少ないのですぐに満席になってしまうと思いますので、お早めにお申し込みください。会場参加がいっぱいになってしまったらオンライン(定員なし)をご検討ください。

はじめての整動鍼(神戸会場)2022年11月23日


◎申込みページ
 会場オンライン
◎受付期間(先着順)
 8/27 21:00受付開始


整動鍼の基本が学べる1日セミナー(東京)


もう一つ紹介します。定番の入門セミナー「理論実践編」です。こちらは会場(品川)のみです。定員18名で講師が3名で対応しますので、手厚い指導ができます。神戸のセミナーと内容が被らないので、合わせて受けていただくことで整動鍼のイロハが理解しやすくなります。

すぐに現場で使ってみたいという方は、実践的な指導ができるこちらがおすすめです。入門編とはいえ、整動鍼のコアの部分がこのセミナーに詰まっています。

整動鍼入門 「理論実践編」2022年11月27日

◎申込みページ
 会場 / オンライン再受講(会員限定)
◎受付期間
 会員:8/27 21:00受付開始 / 一般:9/3 21:00受付開始

◎整動協会公式サイト
seidonet.or.jp

twitterもよろしくお願いします。
https://twitter.com/kuri_suke

はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
はりきゅうルーム カポス(東京/品川)
整動協会(鍼灸師のための臨床研究会)

yoki at 21:03│Comments(0) セミナー | 鍼灸

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