2023年01月15日

鍼灸師という職業が飽きない理由

鍼灸師という職業が飽きない理由


最近、開業何年目の方が「楽しかった仕事が最近つまならくなった」という内容の発言をSNSでしていて、思うことがあるので書き留めておきます。

私は「つまらない」と感じたことはありません。だから「つまらない」という発言を聞くと「だったらやめてしまえばいいのに...」と思ってしまったりするのですが、我がことと振り返ってみれば、私にも気合いの入らない時期があったのは事実です。いつも熱いハートでいられるわけではないのです。

2020年〜2021年は何をしても報われない気がしてしました。「テレワークの時代」とか「オンラインの方がいい」とか、そういう発言を見たり聞いたりするたびに、人に直接触れることを生業としている私は、自分の存在が否定されているような気持ちになっていました。

この間はスペインも行けなくなり、結局、提携していた学校から話が途絶えてしまいました。こんな形で終わるのは嫌ですし「開催してほしい」という声も届ているので、今年は自力でバルセロナで開催したいと思っています。クリアしなければならないハードルがあるので、仲間と協力して少しずつ進めています。

話を戻します。

一般論として、仕事がつまらないと感じる理由は、ルーティーン作業になっているときだと思います。自分の仕事を「同じことの繰り返し」と感じたとき、精神が踊るのをやめてしまいます。毎日少しずつ新しいことが必要なのかもしれません。私は、同じことの繰り返しを感じた瞬間に不安を覚えます。「このままずっと...」と思うと、自分は何のために生きているのかと自問が始まってしまいます。逆に、毎日が同じではないと不安になるという方もいると思います。

どちらが正常とか、そういう問題ではなくタイプの違いでしかないので、各々が自分のタイプに合わせて仕事をしていくしかないのだと思います。

私が毎日飽きないのは、同じカラダに出会うことがないからです。端から見たら、同じようなことの繰り返しに見えても、状態は常に揺らいでいるのでその時その時でベストな施術は違います。使うツボも変わります。

どんどん変わっていくので、飽きる暇がないんですね。ドラマの次の展開が楽しみになるのと同じです。私の仕掛け(施術)がどんな展開になるのか、見届けたくなります。モチベーションはそれがすべてです。世界の平和のためとか、地域の医療のためとか、そういう高貴な目標で動いているわけではありません。目の前の患者さんが変化していく様子を見届けたい、という個人的な心情です。

逆に言えば、私のモチベーションは単純なので、理念とか目標とか、そういうアタッチメントを欲しがりません。一時は会社の理念や目標を掲げて引っ張って行こうと考えていた時期もありますが、厳密にいったら嘘になってしまうのです。

自分の施術が起こす変化を見届けたい。それだけなのです。新しいツボを探したり、新しい理論を考えているのも、すべてそこにつながります。次から次へと新キャラがやってくるわけですから、飽きる暇なんてありません。新キャラとか言ったら不謹慎かもしれませんが、一人ひとりの個性に関心が高いと理解していただければと思います。もちろん、同じ人であっても、日によってキャラ(精神状態や体調)は微妙に変わっているわけです。

もしかしたら、「つまらない」と感じているときは、同じことをしているのだと思います。患者さんを同じように見ているのだと思います。


そうそう、ようやく我が家にもPS5(ゲーム機)が届きました。

なかなか買えなかったのですが、Amazonで購入できました。現役のPS3と交換します。ゲーム機としては全く使っていなくて、ソフトは一本も持っていません。テレビの録画機として使ってきました。torne(トルネ)というものと接続すると高性能録画マシンになるのです。とはいえ、PS3は2006年発売のコンピュータ。もう時代遅れです。PS4を超えてPS5になって、どれくらい快適になるのか楽しみです。ゲームはやりません。鍼灸より楽しいゲームはないからです。最後は鍼灸師らしく締めてみました。

twitterもよろしくお願いします。
https://twitter.com/kuri_suke

はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
はりきゅうルーム カポス(東京/品川)
整動協会(鍼灸師のための臨床研究会)

yoki at 01:33│Comments(0) 仕事日記 

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