2023年03月10日

ニュージーランド旅行記(1)ネルソン

ニュージーランド(以下NZ)から帰ってきました。記憶が薄れないうちに旅の様子を報告しようと思います。前回の記事で書きましたが、今回の旅は母と二人旅でした。高校2年生のときにした約束をようやく果たすことができました。

英語ができるわけでもない私が、英語力ゼロの母を連れて旅をするというのは、一人より緊張する状況でした。私がミスをしたら母を巻き込んでしまうからです。どんなところに苦労したか、どんなふうにやりきったか、生々しい実情も交えながら旅を振り返ってみようと思います。


旅の準備、心の準備


出発の2ヶ月前になってから動き始めました。ツアーではないので自力で飛行機と宿を用意しなければなりませんでした。日程がタイトで実質4日間(3/4〜3/7)しかないので、観光地は2ヶ所に絞り込みました。一ヶ所はネルソン。もう一ヶ所はオークランドです。

初日はネルソンで残りの3日間はオークランドという行程です。観光地はどこを選ぼうかとか、向こうでの移動手段はどうしようか、宿はどうしようか、と頭を巡らせていました。

個人旅行をサポートしてくれるところはないか検索したらありました。プランを作成してくれたり、チケットの手配をしてくれるサービスがあります。現地で困ったときに助けてもらうこともできます。今回の旅は何より心の安全が大事。今回は母が一緒なのでトラブルを楽しむ余裕はないのです。

今回依頼したのは、グローバルネット ニュージーランドという会社。他社と比べて手数料が魅力的でした。予算や条件を伝えてホテルを予約してもらいました。観光地へのツアーも探してくれました。だいぶ、時間の節約になりました。

繰り返しになりますが久しぶりの海外で、母と二人という条件。出発前からけっこうソワソワしていました。しかも英語圏に行くのはほぼ初めてです。高2のホームステイ以来です。

ニュージーランド航空


ニュージーランド着



北島にあるオークランド国際空港に到着したら国内線でネルソン行きに乗り換えです。国内線がみつからないと思ったら別の建物でした。国際線のターミナルを出て出て660mほど歩いて移動しなければなりませんでした。乗り継ぎの時間は十分に合ったので慌てる必要もなく移動できました。

オークランド国際空港の国内線行きの案内


驚いたのは、国内線では手荷物チェックがないことでした。新幹線に乗るような感覚で出発前の30分前に空港に着けば間に合いそうな感じです。

小型のプロペラ機に乗って南島のネルソンに向かいます。機内はアットホームな感じでした。海外からの観光客は少なく、NZの人が多い印象でした。

オークランド空港の国内線のプロペラ機


ネルソン着


ネルソン空港

ネルソン空港に着くと、だいき先生が迎えに来てくれました。あとでだいき先生から教えてもらったのですが、ネルソンでは配車サービスのUberは使えないそうです。いざという時のためにUberを使う予定でアプリをインストールしていたのですが...。

ネルソンは人口10万の静かなところ街です。クルマがないと自由に動けません。日本の観光地でイメージするなら、軽井沢に新幹線で着いてそこにアウトレットがない感じですかね。

ちなみに、ネットはキャリアのソフトバンクの「海外あんしん定額」に事前に申し込んでおきました。オークランドに付いたときに、ソフトバンクかSMSメールが届き、その指示に従ったらすぐに使えるようになりました。空港の無料Wi-Fiもあるので現地に着いてからネットが繋がらなくて困るということはありませんでした。


鍼灸院訪問


さっそく、だいき先生のNelson Shinkyu Acupuncuture Clinicにおじゃまさせてもらいました。なんかもう雰囲気がリゾート。この雰囲気を日本では出せません。

ネルソンのビーチを散歩。この近くに住めるだけで毎日が幸せになりそうです。


宿の部屋に戻ると、突然ドアをノックする音が聞こえたので、出てみると宿のオーナーでした。日本語で話しかけられて驚きました。日本語が上手だと思ったら日本人でした。話の流れで、翌日は空港まで車で送っていただけることに。自家用車でやってくる宿泊客がほとんどだと思うので、私たちのように移動手段がないお客さんは珍しいのかもしれません。

ちなみに、宿はChelsea Park Motor Lodgeというところです。


夜のボロネーゼ


夜は地元で愛されるイタリアンへ、だいき先生に連れて行ってもらいました。ネルソンでの開業や豪華客船での仕事など、根掘り葉掘り聞いてしまいました。実際に行って会って話すといろんなネタが出てきます。楽しい時間でした。



群馬とネルソン


翌朝、オーナーの車に乗り込って空港までの移動が始まりました。

空港に向かう移動中に聞いたのですが、オーナーは20年前からオークランドに住んでいて2年前まで客室乗務員をされていたそうです。ところが、コロナ禍を機に仕事がなくなり宿泊業に転職されたそうです。事情を知らない者が訪れるとNZはパンデミックの影形もなく、普通に動いているように見えるのですが、人々の中には刻まれていることがたくさんあるようです。

社内で話が盛り上がり、群馬の出身の方だと判明。こんなことってあるんですね!

空港でブランチを食べようと思ってサンドイッチを購入。2種類のサンドイッチを1つずつ頼んだつもりが1つしか出てきません。英語がちゃんと伝わっていなかったのです...。仕方なく母と二人で一つのサンドイッチを分けることに。一杯のかけそば、ニュージーランド版です。

つづく...(

twitterもよろしくお願いします。
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はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
はりきゅうルーム カポス(東京/品川)
整動協会(鍼灸師のための臨床研究会)

yoki at 00:45│Comments(0) ニュージーランド | プライベートな話

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