2023年04月09日

ニュージーランド旅行記(3)オークランド2日目

)のつづき

ニュージーランド滞在の3日目となりました。

ここから読む方のために書いておくと先月(3月)の話です。
撮影した写真を振り返りながら書きます。

実は、この日オークランドでお仕事をされている日本人とお会いする予定があったのですが、事情があって流れてしまいました。丸一日時間ができてしまいました。

今日は予定なし。どうしよう…


生搾りオレンジジュース


とりあえず、ホテルの朝食。あった、オレンジジュース!
元気が出てきました。

海外で丸一日予定がないなんて初めてのことです。予定が変わってしまったのは残念ですが、時間をプレゼントされたと思って前向きに。

MacBookで検索。気がついたら「オークランド 観光」などとベタな言葉を入力していました。博物館や美術館を母に提案しても反応が悪いので、「羊を観に行こう」と提案したら身を乗り出してきました。決まりです。

学生のときに羊を見たのは南島だったので、北島にあるオークランドでは無理かと思っていたらスポットを一つ見つけました。One tree Hill(ワンツリーヒル)というところです。

バスで行けそうです。

ただ、ここで難関が迫ってきました。オークランドの市街を走るバスは現金を扱っていないのです。コロナ対策として全面的に廃止してしまったようです。クレジットカードで切符を買うこともできません。乗車するには、日本で言うところのSuicaやPASMOのようなプリペイドカードを事前に用意しておく必要があります。AT HOPというらしいです。

どこで売っているんだ?

検索したら、海岸沿いを散歩した際に見かけた駅、Britmart station(ブリトマート駅)で売っていることがわかりました。駅には見えない。


ブリトマート駅(オークランド)


構内の窓口で「AT HOPはここで買えますか?」と聞いたら、すぐに用意してくれました。最初にチャージが必要なので、とりあえず10NZドルチャージ。母と二人で20NZドル。カードそのものが10NZドル。

AT HOP(オークランド)


知らなかったのですが、英語ではチャージすることを「Top up」と言います。「Charge」かと思ってた〜。こうした違いに気がけるのも旅の面白さ。普段の当たり前がどっかに行ってしまう感覚、久しぶり。

ワンツリーヒルで羊を眺めながら1日過ごせるとは思えませんが、時間が読めないので他の予定は入れないことにしました。行きあたりばったりでもいいかなと。

AT HOPのアプリがあるのでスマホに入れてみました。こんなふうに経路が表示されます。スクショはないのですが、GPSで位置情報を拾って車のナビと同じように現在位置を地図上に示してくれるので、観光客の私たちにはわかりやすかったです。

ちなみに、日本のように停車駅のアナウンスはありません。されたとしても、わからないです…


AT HOP スマホアプリ


地元の人に混じってバスに乗る楽しさを味わえます。十分スリルがあるアトラクションです。

バスはこんな感じ。2階席があるんですよ。もちろん2階席へ。母と意見がぴったり。旅を通じて、性格がけっこう似ているんだと気がつきました。まさかの母似。

オークランド市バス


乗るときのピッは Tag on(タグオン) で、降りるときにピッはTag off(タグオフ)。言い方は国や地域によって違うらしく、調べたら次のパターンがあるようです。

 Tag on, Tag off
 Touch on, Touch off
 Tap on, Tap off


オークランド市バスのタッチボード(Tag off)


ちなみに、ここまで現金が必要な状況は一度もありませんでした。この旅を通じて最後までなかったです。むしろ、このバスのように現金が使えないことに注意が必要でした。


オークランド市バスの車内


話がそれてしまうのですが、車椅子のマークが着いた優先席での光景。帰り道のことですが、20代くらいの男性と70代くらいの女性が同時に乗り込んできました。

普通席が埋まりかけていたので、男性が優先席の座面を下げて腰掛けました。そのすぐ後にやってきた女性が座ろうとしたら、スッと手を出して椅子を下げてサポートしていました。自然な所作だったので、知り合いかなぁと思ったらそうではありませんでした。その紳士っぷりに酔わせてもらいました。

しばらくして松葉杖をついた20代くらいの男性が乗ってきました。すると間髪入れず、ドライバーが「その席空けてね!」と大きな声で、ちょっと怒っているような口調で言い放つと、紳士な男性はさっと席を譲りました。

たぶん怒っているわけではなく、単に「その席が必要な人が来たよ」と知らせただけなんだと思います。空いているものは遠慮なく使い、譲るべきときにはすぐに動いた青年の行動が印象に強く残りました。



行きの話に戻ります。うっかりして、予定していたバス停を1つ通り過ぎてしまいました。そうしたら、たまたま中医学の大学がありました。鍼と漢方薬を教えるところのようです。

New Zealand College of Chinese medicine


運営しているのは中国人だと思います。「中医学」というのは、大きく2つの意味があり、広義では東洋起源の伝統医学のことで、狭義では中国が国策でまとめた学術体系で近代のものです。

いずれにしても、中国が世界のいたるところで鍼灸や漢方薬の標準化を先導しています。日本の鍼灸師という立場としては、日本にも優れた技術がたくさんあるので、その価値を世界に伝えていけたらと思います。

Mazda3(Jananese car) in NZ


ちなみに、クルマは日本車が一番多かったです。


オークランド住宅街の道路


観光客が一人もいない住宅街を歩いて、ワンツリーヒルに向かいます。最寄りのバス停からも数キロの距離があります。


オークランドの高級住宅街


気がつけば高級住宅街に。こんなところがオークランドの市街地から20分くらい走るとあるわけですよ。一軒一軒の広さ、わかります? 本当に広い。しかも、どのお宅も平屋です。

単純に日本と比較はできません。日本と人口が違いすぎます。NZの国土は日本の3/4であまり変わりません。ですが、人口は約500万人で福岡県と同じくらいなんです。

つまり、誰もいない日本列島に福岡県民が散らばったくらいの人口密度です。街が清潔で治安もいいのだから、住みたくなる人の気持ちがよくわかります。

実は、この高級住宅街の行き止まりがワンツリーヒルです。ここを数百メートル進むと、こんな景色です!


ワンツリーヒルの牛


見てください。このスゴさをいろんな人に伝えたくなります。都心から30分で来れちゃうわけですよ。逆に、のどかなところから30分で都会に出られちゃうわけです。


ワンツリーヒル(オークランド)


人がいない瞬間を狙って撮ったわけではなく、ずっとこんな感じで、いつ撮っても母しか写りこみません。


ワンツリーヒルの記念碑の前で


寂しいくらい人がいません。入場料もありません。タダでこの借り切り状態。


ワンツリーヒル


こういう景色を、勝手に「THE NZ」だと思っています。公園の中に国があるような美しさがあります。ただ、もう一つの「THE NZ」の羊に会うことができませんでした。遠目から数頭目にしただけで戯れることはできなかったのです…。仕方ないけれど、十分にNZを味わえているのでお腹いっぱいです。


ワンツリーヒルに喫茶店


ゆっくり散歩していたら14時を過ぎたので、この喫茶店で食事をとることにしました。お店で注文するときにも思ったのですが、おだやかな人が多いと思います。こんなところにいたら、そうなるか。


ワンツリーヒルの変な木


道中、わけのわからない木があったので記念に撮ってみました。


オークランドの交差点になる歩行者専用の信号ボタン


公園を出てバス停に向かいます。2kmくらい歩いたかもしれません。地元の人しかいない住宅街を散歩するだけで十分に観光になります。

母の万歩計は2万歩を超えています。オークランド市街に戻り、美術館を訪ねてみたら、16時を過ぎていて17時の閉館まで残り少なかったのであきらめました。


オークランドの変な木


やっぱり変な木が多い。

歩き疲れた二人は、飲食店を探すのが面倒くさくなってしまい、港近くの商業ビル中に。そのフードコートでラーメンを注文しました。日本円にすると1,200円くらいだったかな。


オークランドのだるまラーメン


日本のラーメンに味はそっくりです。あとは、値段と量とチャーシューの厚みの問題だけです。その辺は、個人個人の事情によると思います。

腹を満たしたところで、本日の旅は終わりです。明日は最終日です。景色がスゴかった。

つづく…(


twitterもよろしくお願いします。
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はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
はりきゅうルーム カポス(東京/品川)
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yoki at 21:43│Comments(0) ニュージーランド | プライベートな話

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