2023年04月10日
ニュージーランド旅行記(4)ワイトモ鍾乳洞
(3)のつづきです。
最終日です。
この日は、あらかじめ用意していた観光です。クルマを2時間半ほど走らせて向かいます。クルマがないので、あらかじめツアーガイドをお願いしていました。
朝食を済ませてツアーガイドと合流しました。完全なプライベートツアーで、ガイドのクルマに乗っていきます。日本人なので安心。日本語が通じるという意味で。
行き先はWaitomo Glowworm Caves(ワイトモ鍾乳洞)。ラピュタの飛行石洞窟のモデルになったと噂されているところです。ウミホタルが幻想的な光を放っているところです。
移動距離はこんな感じです。イメージ的には東京から軽井沢に向かうのに近いと思います。

前日はぱっとしない天気でしたが、この日は快晴。完璧なドライブ日和となりました。道中の景色が最高すぎてテンションが上がりまくりです。

都心部と住宅街を抜け、無料の高速道路に乗ったらずっとこんな景色が続くのです最高すぎです。NZの緑はホントきれい。見ていると疲れが抜けていきます。iPhoneのカメラで撮影した加工なしの写真です。
2時間半の道のりでは、ガイドの男性と話が盛り上がり、あっという間でした。日本での職歴やNZでのお仕事など教えていただきました。やっぱりコロナ禍のときはたいへんだったようです。本格的に観光業が再開しようとしていますが、人材不足が深刻だそうです。

到着しました!
駐車場がだいぶ坂になっていて、いきなりアウトドア間満載です。

鍾乳洞のツアーまで、カフェみたいなところで時間をつぶします。予定より早く着いたので、1時間ほどあります。

テリヤキヌードルという、見た目が焼きそばそっくりの品があったので注文してみました。一口でわかる甘い味。この形状に甘さを求めていないので、脳が混乱します。不味くはありませんが、微妙なところです。

時間をつぶしきれなかったので遊歩道に。期待していたのですが3分で終わってしまいました。道なき道を進むのは危ないので引き返してきました。

こういう雰囲気好きいいですよね。ガイドから聞いて驚いたのですが、NZにはヘビがいないんですね。クマもいないとのこと。知ってます?
めっちゃ歩いているはずなのに、70過ぎの母の脚はしっかりしています。鍼を持っていったのですが、出番がありませんでした。なんだか日本にいるときより若い。

ツアーのポスターです。
これから、ラピュタの洞窟でポムじいさんに会ってきます。その様子を写真をお届けしたいのですが、撮影禁止エリア。
特別な体験でした。ウミホタルが放つ光は、まさに飛行石。ラピュタの世界観を堪能し、ポムじいさんが見えた気がしました。

撮影がOKになったのは出口付近。様子が気になる方は、National Geographicにキレイな映像があったのでご覧ください。芸術的に仕上がっています。。
ウミホタルというのは、生物学上甲殻類に分類される生き物で、その大きさは3〜4mmほどと肉眼で確認できるサイズだそうです。不思議な生き物。
NZ、最高です。

もちろん、帰りも景色を楽しむことを忘れません。どんどん疲れが抜けていきます。
ガイドとお別れの時間が近づいたので「美味しいお店ないですか?」と訪ねたら、迷わず返って来たのがこのお店でした。THE OCCIDENTAL。牡蠣料理が安く食べられるということで有名だそうです。
予約がなくても大丈夫かもということで行ってみたのですが満席。

時間をズラして行ってみても満席…。他の店には空席があるのに、この店だけ異様な混み具合。噂はホンモノです。店員さんにどれくらい待つか聞いてみたら、「たぶん、とてもとても長いよ」と言われたので諦めることにしました。

港に足を伸ばしたら建物がライトアップされていました。

豪華客船も停泊中。

帰り道、トルコ人らしき人がやっているお店が目に入り、ここで夕食を購入することに。絶えずお客さんが入っていたので、ちょっと期待してみました。テイクアウト専門店なので二人分を購入して宿に戻りました。

このチキンバーガーが激ウマ!
もうちょっと買っておけばよかった。
--
こうして4日間の短い旅が終わりました。あとは、無事に日本に戻るだけ。
翌朝は5時半に起きました。6時半から始まる朝食バイキングで朝食を済ませ、7時にはホテルを出発しました。来たときと同じ、SKYDRIVEに乗って空港に向かいます。今回はあらかじめネットでチケットを購入していたので、ドライバーに名前を言ったらすぐに乗せてくれました。
気合を入れてスマホに購入証明のQRコード用意しておいたのに…いらんのかい?

もちろん2階席へ。景色を楽しみながら残りの時間を楽しみました。

あ、日本語だ。
--
帰国後、母から手紙をもらいました。感謝の気持ちが綴られていました。一週間にも満たない旅ではありましたが、こんなに長く母の近くにいたのは、記憶にありません。母と二人で旅行にでかけるのは、気恥ずかしかったのですが、連れて出して本当によかったと思います。
鍼灸師になることに反対していた母。今思うと反対というよりも、「鍼灸で食べていけるはずがない」と強く反対していた父との関係が壊れることを心配して、そういう立場を取らざるを得なかったように思います。
10代の私は何が何でも鍼灸師になろうとしていましたし、とにかく鍼灸の道に進めるのなら失うものがあっても仕方ないくらいに考えていました。強情だったので父との関係はよくありませんでした。
父は私が開業してからまもなく他界しました。一緒にNZに連れて行けなかったのは残念です。
今回のNZ旅行は、私のわがままを許してくれた母への感謝の意味が大きいです。けっして一人ではここまでになれませんでした。家族の支えがあって今の私があります。まだ生意気な口を利けるほどの身分ではありませんが、今できる範囲を示すことはできたと思います。
感謝といえば、妻のことも忘れてはいません。今度は妻と二人でどこかに行きたいと思います。二人で旅行したのは2010年のイタリアが最後です。
ブログに記録を残しておいてよかったと思います。今回の旅の記録も10年後は違った角度から読み返せると思います。鍼灸とは関係のない記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。
twitterもよろしくお願いします。
https://twitter.com/kuri_suke
・はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
・はりきゅうルーム カポス(東京/品川)
・整動協会(鍼灸師のための臨床研究会)
最終日です。
この日は、あらかじめ用意していた観光です。クルマを2時間半ほど走らせて向かいます。クルマがないので、あらかじめツアーガイドをお願いしていました。
朝食を済ませてツアーガイドと合流しました。完全なプライベートツアーで、ガイドのクルマに乗っていきます。日本人なので安心。日本語が通じるという意味で。
行き先はWaitomo Glowworm Caves(ワイトモ鍾乳洞)。ラピュタの飛行石洞窟のモデルになったと噂されているところです。ウミホタルが幻想的な光を放っているところです。
移動距離はこんな感じです。イメージ的には東京から軽井沢に向かうのに近いと思います。

前日はぱっとしない天気でしたが、この日は快晴。完璧なドライブ日和となりました。道中の景色が最高すぎてテンションが上がりまくりです。

都心部と住宅街を抜け、無料の高速道路に乗ったらずっとこんな景色が続くのです最高すぎです。NZの緑はホントきれい。見ていると疲れが抜けていきます。iPhoneのカメラで撮影した加工なしの写真です。
2時間半の道のりでは、ガイドの男性と話が盛り上がり、あっという間でした。日本での職歴やNZでのお仕事など教えていただきました。やっぱりコロナ禍のときはたいへんだったようです。本格的に観光業が再開しようとしていますが、人材不足が深刻だそうです。

到着しました!
駐車場がだいぶ坂になっていて、いきなりアウトドア間満載です。

鍾乳洞のツアーまで、カフェみたいなところで時間をつぶします。予定より早く着いたので、1時間ほどあります。

テリヤキヌードルという、見た目が焼きそばそっくりの品があったので注文してみました。一口でわかる甘い味。この形状に甘さを求めていないので、脳が混乱します。不味くはありませんが、微妙なところです。

時間をつぶしきれなかったので遊歩道に。期待していたのですが3分で終わってしまいました。道なき道を進むのは危ないので引き返してきました。

こういう雰囲気好きいいですよね。ガイドから聞いて驚いたのですが、NZにはヘビがいないんですね。クマもいないとのこと。知ってます?
めっちゃ歩いているはずなのに、70過ぎの母の脚はしっかりしています。鍼を持っていったのですが、出番がありませんでした。なんだか日本にいるときより若い。

ツアーのポスターです。
これから、ラピュタの洞窟でポムじいさんに会ってきます。その様子を写真をお届けしたいのですが、撮影禁止エリア。
特別な体験でした。ウミホタルが放つ光は、まさに飛行石。ラピュタの世界観を堪能し、ポムじいさんが見えた気がしました。

撮影がOKになったのは出口付近。様子が気になる方は、National Geographicにキレイな映像があったのでご覧ください。芸術的に仕上がっています。。
ウミホタルというのは、生物学上甲殻類に分類される生き物で、その大きさは3〜4mmほどと肉眼で確認できるサイズだそうです。不思議な生き物。
NZ、最高です。

もちろん、帰りも景色を楽しむことを忘れません。どんどん疲れが抜けていきます。
ガイドとお別れの時間が近づいたので「美味しいお店ないですか?」と訪ねたら、迷わず返って来たのがこのお店でした。THE OCCIDENTAL。牡蠣料理が安く食べられるということで有名だそうです。
予約がなくても大丈夫かもということで行ってみたのですが満席。

時間をズラして行ってみても満席…。他の店には空席があるのに、この店だけ異様な混み具合。噂はホンモノです。店員さんにどれくらい待つか聞いてみたら、「たぶん、とてもとても長いよ」と言われたので諦めることにしました。

港に足を伸ばしたら建物がライトアップされていました。

豪華客船も停泊中。

帰り道、トルコ人らしき人がやっているお店が目に入り、ここで夕食を購入することに。絶えずお客さんが入っていたので、ちょっと期待してみました。テイクアウト専門店なので二人分を購入して宿に戻りました。

このチキンバーガーが激ウマ!
もうちょっと買っておけばよかった。
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こうして4日間の短い旅が終わりました。あとは、無事に日本に戻るだけ。
翌朝は5時半に起きました。6時半から始まる朝食バイキングで朝食を済ませ、7時にはホテルを出発しました。来たときと同じ、SKYDRIVEに乗って空港に向かいます。今回はあらかじめネットでチケットを購入していたので、ドライバーに名前を言ったらすぐに乗せてくれました。
気合を入れてスマホに購入証明のQRコード用意しておいたのに…いらんのかい?

もちろん2階席へ。景色を楽しみながら残りの時間を楽しみました。

あ、日本語だ。
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帰国後、母から手紙をもらいました。感謝の気持ちが綴られていました。一週間にも満たない旅ではありましたが、こんなに長く母の近くにいたのは、記憶にありません。母と二人で旅行にでかけるのは、気恥ずかしかったのですが、連れて出して本当によかったと思います。
鍼灸師になることに反対していた母。今思うと反対というよりも、「鍼灸で食べていけるはずがない」と強く反対していた父との関係が壊れることを心配して、そういう立場を取らざるを得なかったように思います。
10代の私は何が何でも鍼灸師になろうとしていましたし、とにかく鍼灸の道に進めるのなら失うものがあっても仕方ないくらいに考えていました。強情だったので父との関係はよくありませんでした。
父は私が開業してからまもなく他界しました。一緒にNZに連れて行けなかったのは残念です。
今回のNZ旅行は、私のわがままを許してくれた母への感謝の意味が大きいです。けっして一人ではここまでになれませんでした。家族の支えがあって今の私があります。まだ生意気な口を利けるほどの身分ではありませんが、今できる範囲を示すことはできたと思います。
感謝といえば、妻のことも忘れてはいません。今度は妻と二人でどこかに行きたいと思います。二人で旅行したのは2010年のイタリアが最後です。
ブログに記録を残しておいてよかったと思います。今回の旅の記録も10年後は違った角度から読み返せると思います。鍼灸とは関係のない記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。
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・はりきゅう養気院(群馬県/伊勢崎市)
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