趣味

2018年02月22日

)のつづき

「カサ・ビセンス」の内部が公開されて3ヶ月


昨年の11月、ガウディが最初に手がけた邸宅「カサ・ビセンス」(1885年または1889年建設)が公開されました。

家として使われていた建物を銀行(MoraBanc)が買い取ったのです。この銀行があるのはスペインとフランスの国境に挟まれた小さな国でアンドラ公国と言います。


アンドラ公国の位置


恥ずかしながら、このエピソードを聞くまでこの国を知りませんでした。銀行が買い取ったのが2014年。翌年の2015年から修復を始め、ようやく昨年に公開に至ったわけです。


カサ・ビセンス
カサ・ビセンスの外観


ちなみに「カサ」とは家のことです。ですから、「カサ・ビセンス」はビセンス邸という意味です。

公開にあたって改装と修繕が行われてようで、ギャラリースペースはペンキの臭いがぷんぷんしていました。それくらい新しいのです。


カサ・ビサンテのギャラリースペース
ギャラリーにある模型


この日は雨だったこともありガラガラで、おかげでじっくりと隅々まで観ることがができました。雨のバルセロナも悪くありません。



ガウディの初期建築「カサ・ビセンス」からわかること


知識がなければ、カサ・ビセンスとサグラダファミリアが同じ建築家の作品とは気がつかないでしょう。私は気が付かないと思います。

自然をテーマにしているところは共通しています。しかし、その中身が全く違います。サグラダファミリアは独特な構造に惹かれますが、カサ・ビセンスの構造には独創性と言えるものが見当たりません。カサ・ビセンスの特徴は構造ではなく装飾にあります。


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カサ・ビセンスの庭から建物を撮影


もし、ガウディがカサ・ビセンスから進化していなければ、世界に知られる建築家はなっていなかったかもしれません。確かにカサ・ビセンスは個性的で、ただならぬものを強烈に感じます。しかし、サグラダファミリアを設計したガウディはいません。

カサ・ビセンスから感じるのは、ガウディの病的なこだわりです。自分の仕事を評価してほしいという野心を感じました。そういう意味では、これから売り出そうとしている建築家が、自分の才能は普通ではないと自己主張しているようです。


カサ・ビサンテの内部
カサ・ビセンスの天井の装飾(病的なこだわりを感じる)


カサ・ビセンスからは、建築家の存在を強く感じさせるのです。サグラダファミリアは違います。自然や宇宙を感じるのです。無秩序に見える自然の中に潜んでいる法則を伝えたいのかもしれません。



カサ・ビセンスの価値


ガウディという建築家に興味があるならば行ってみるべきだと思います。ガウディという天才が、どういうプロセスを経て天才と呼ばれるようになったのか、カサ・ビセンスがヒントになります。


カサ・ビセンスの屋根
カサ・ビセンスの屋根


勇気を出して書くと、カサ・ビセンスはレゴ・ブロックのようです。スクエアの組み合わせで外観がデザインされています。対してサグラダファミリアにはスクエアな印象がありません。


サグラダファミリアの内部
サグラダファミリアの内部


しかし、よく見ると似ている部分があります。サグラダファミリアには、ガウディが培った建築の技法や装飾のすべてが注がれているのだと思います。自然や宇宙を意識しながらも、そこにははっきりとガウディ自身が刻み込まれています。

ただ、ガウディは詳細な設計図を残さずにこの世を去っているので、どこからどこまでがガウディが指示したデザインなのか、ハッキリしません。

サグラダファミリアの価値を深く理解したいなら、カサ・ビセンスはおすすめです。カサ・ビセンスは大通り(グラシア通り)から少し入ったところにあります。大通りには、カサ・バトリョ、カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)もあるので、余裕があれば散歩コースに加えられます。

夜のカサ・ビセンス
夜のカサ・ビセンス



ガウディの家は住みやすいか


ガウディが設計をした家が紹介されるとき、「住みやすいように細かい配慮がされている」と言われることが多いです。でも私は住みやすいと感じません。

たとえばカサ・バトリョ(1904年から1906年にガウディが改築)。曲線ばかりで家具を置いた時にデッドスペースがあちこちに出来てしまいます。


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カサ・バトリョ内の通路


カサ・バトリョに合う既製品の家具は見つからないでしょう。空間に四角い部分がないので、隅に家具を置けません。部屋の真ん中に置いたりと、贅沢に空間を使うことになります。スペース(空間)の使い方としてみれば、無駄がとても多いのです。

そもそも、ガウディが設計したのは富裕層が使う家ですから、限られたスペースを効率よく使おうと考える必要がなかったのでしょう。私が住みにくいと感じる理由はここです。


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歪んだ空間(カサ・バトリョ)


ガウディの建築は住みやすい家なのかもしれませんが、合理的な家ではありません。不便な家です。

住むなら、冒頭で紹介したカサ・ビセンスの方がよいです。そもそも、カサ・バトリョのような作品を紹介する時に「住みやすい」や「使いやすい」という評価は似合いません。ガウディの作品の本質はそこではありません。


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使いづらそうな取っ手(カサ・バトリョ)



ガウディ建築の本質


ガウディが設計した家は人間に住みやすい家なのでしょうか。テレビ番組、諸々の批評によって、ガウディの家や家具は、「使いやすい」と言われています。しかし、そうした評価は的外れであるように思います。

住みやすさや座りやすさを追求するなら、人間工学だと思うのです。人間工学は人間を中心にデザインされるものだと理解しています。

言い換えれば、人間にとって都合のよいデザインです。代表的なものを挙げるならクルマの運転席です。デザインはドライバーのためにあります。

私から見ると、ガウディの家や家具は人間中心とは思えません。ガウディのデザインコンセプトは、自然と人間の間にあるように思います。人間中心ではなく、自然そのものでもなく、その間です。

たとえば、ガウディの家や家具から感じる心地よさは次のようなものに近いです。
 
 林道の木陰で休む感覚
 ちょっとした洞窟で雨宿り
 道ばたの石に腰掛けて一休み

「これ、ちょうどいいね!」と言ってしまいたくなるような偶然が自然の中には潜んでいます。ガウディは、自然の造形から「ちょうどいい」を引っ張り出してきてデザインしていたのではないかと思います。

人間を中心とした世界観ではありません。そう思って改めてガウディの建築や家具を見てください。ガウディの建物は自然のパワーを感じても、誰かの権力を感じません。そういう思想がすべてに表れているのだと思います。

サグラダファミリアも寄付金で建築が進められていることも、偶然ではないように思います。権力や政治と距離が保たれています。また、サグラダファミリアは教会でありながらキリスト教に染まっていないことです。宗教観を自然観で包んでいるからかもしれません。

いかがだったでしょうか?

ここまで、自分が感じるままを記してみました。この論が正しいという証拠はありません。誰も真実はわかりません。私が感じたままのガウディを勝手に論じてみました。


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私には解説できません(カサ・ミラの屋上)


これでスペイン関連の記事はいったん終わります。お付き合いありがとうございました!
また7月にスペインに行く予定がありますので、その時に感じたことをまた記したいと思います。

もういいって?

言われても書くと思います。
溢れる気持ちは抑えられませんから。


それまではいつもの鍼灸ネタです。


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2018年02月20日

)のつづき

ガウディに会える場所


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2018年2月撮影


サグラダファミリアは、外から眺めるだけでも心が躍ります。しかし、本当の価値は中に入ってからです。

中に入るにはチケットが必要なので、あらかじめネットでチケットを買っておいた方がよいです。展望台に昇るには、さらにチケットが必要です。私が行ったとき、残念ながら雨で封鎖されていました。

サクラダファミリアに入ること、それはガウディの中に入ることを意味します。ガウディは1926年に亡くなっています。会うことはできません。

「会えるなら会いたいか?」

と問われても、私は考えてしまうと思います。ガウディに会って話ができたとしても、ガウディのことはわからないと思うのです。なぜなら、ガウディの建築以上にガウディ自身を説明しているものはないと思うからです。

そういう意味で、ガウディ建築の集大成であるサグラダファミリアに行くことは、ガウディに会うことと同義なのです。そして中に入るということは、ガウディの中に入ることです。


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2018年2月撮影



人間は世界の一部でしかない


中に入ると外にいた時とは違う感覚に変わることに気がつきます。自然に包まれているような安心感がわき出てくるのです。体の中にいるような、森の中にいるような、海の底にいるような、やさしさを感じます。

自分が一瞬にして小さくなってしまいます。

中世のゴシック建築が大いなる存在(神)を感じさせ、人間を謙虚にさせてくれるものならば、サグラダファミリアは人間はこの世界の一部でしかないことを教えてくれるような気がします。

有料で音声ガイドの機械を借りられます。日本語にも対応しているので、日本語でサグラダファミリアを説明してくれます。ただ、個人的にはおすすめできません。昨年は、借りたのですが今年はあえて借りませんでした。

理由は、サグラダファミリアは理屈で考えてもわからないと思うからです。ただ感じればよいのです。


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2018年2月撮影


そうは言っても、世界から観光客が集まるスペインで一番の観光スポットです。内部も人でごった返しています。感じる前に人を避けて歩かなければなりません。ツアーで連れて来られて、興味のなさそうに歩いている人もたくさんいます。

そんな中でガウディと会話ができるのでしょうか。方法をガウディは用意してくれていました。


サグラダファミリアをもっと感じる方法


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2017年5月撮影


柱はただの円柱でなく、表面が波を打つような曲線です。どの柱にも凹んでいるラインが何本もあります。柱に寄りかかると、そのくぼみに体がはまります。こんなことをしても迷惑はかかりません。柱の周りは観光客がいない空きのスペースだからです。

体と一緒に頭も凹みに委ねると、天井を見上げるような姿勢に自然となります。すると、不思議な感覚が得られます。さっきまで聞こえていた観光客のざわめきが耳に入らなくなるのです。音が消えると同時に頭の中から雑念が消えていきます。気がつくと気持ちが穏やかになっているのです。

この瞬間、ガウディと言葉を交わしたように感じました。

ただ天井を見上げるだけでは、天井の構造が模様のように感じられます。しかし、柱に身を預けた瞬間、天井は有機的な存在に変わるのです。ガウディマジックです。


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2017年5月撮影


試しに工事中の壁にも寄りかかってみました。そして天井を見上げました。何も起こりませんでした。感覚が全く違います。その違いは説明できても、なぜ違うのは説明できません。


づつく...「ガウディの建築は住みにくい説

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2018年02月17日

私の人生に変化をもたらしたガウディ


今年の2月サグラダファミリアに行きました。足を運んだのは2回目。前回が2017年の5月だったので9ヶ月ぶりでした。

短期間に2回も行ったのは「未完成を見られるのは今のうちだけ!」という強い思いがあったからです。

今回、工事が進んでいて完成に近づくサグラダファミリアが見られるかと思いきや、入れないエリアが多くなっていて、ギューンギューンと工事の音が賑やかでした。9ヶ月前の方が明らかに見やすかったです。だからと言って後悔はありません。

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2回目だからこその発見がありました。スケジュールに余裕がないのに、足を運んだ甲斐がありました。何でも行くべき所です。少なくとも、私は。

なぜ、私がガウディに強く惹かれるのか、身近な人にも詳しく説明できていません。完全に私の趣味に付き合わせてしまうことになるので、遠慮があります。


ここから先はガウディで楽しめる人だけ


この記事は、私の趣味に付き合ってもいいと思う人だけ読んで下さい。遠慮なく書きます。

ブログのテーマから完全に外れるので、建築が好きな人やヨーロッパに行ってみたいと思っている人だけ読んでください。一緒に楽しみましょう♪

個人的にはガウディに強い縁を感じています。

こうしてバルセロナを往復することになったのも必然だと思います。私の知らないところで、見えない力が働いています。その力が私をバルセロナ、そしてガウディのもとに引き寄せたのだと、勝手に思っています。

鍼灸師という職業からはみ出て、感じてきたことを言葉にしてみます。


ガウディはなぜ批判されるのか


「バルセロナと言えばガウディ」と言ってもいいくらいガウディはバルセロナを語る上で欠かせません。GAUDIという文字を見ない日はありません。

日本でも、ガウディは建築に興味のない人でも名前だけは聞いたことがあると思います。サグラダファミリアも知らない人がいません。ガウディは世界中で有名です。評判は絶賛の声で溢れています。




なぜここまでガウディが多くの人々を惹き付けるのか、考えずにはいられません。興味深いのは賞賛の声と同じくらい「気持ち悪い」という声があることです。誰もがガウディを賞賛しているわけではないようです。

ガウディの建築が生理的に受け付けない人がいます。それは地元でも同じようです。ガウディの建築はバルセロナでも批判されているようです。

それを聞いて安心しました。偉大なガウディでさせ批判を浴びていると思うと、完璧なんてないと思えて気持ちがラクになります。


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グエル公園の家



サグラダファミリアの気持ち悪さ


でも、批判する気持ちはとてもわかります。サグラダファミリアは美しさを表現しているものではないからです。ガウディの建築物は自然がテーマとなっています。自然が作り出すものすべてが美しいと思わないように、サグラダファミリアにも美しくない部分があります。


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それがどこなのかは人によって違うと思います。きっと、昆虫の構造と模様を見て美しいという人とそうでない人がいるのと同じです。美しいとか、気持ち悪いとか、人は何かを感じながら生きています。


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自分の中に潜んでいる生命そのものが感応しているのだと思います。それは理性で割り切れない部分です。自然の造形にはパターンはあっても一様でないように、人も一様ではありません。


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もっと簡単にいってしまえば、サグラダファミリアを見ると生理的な何かを感じてしまうのです。もちろん、巨大であるというインパクトもその要素ですが、それだけでは説明できないことが起こります。

趣味はつづくよ、どこまでも…「サグラダファミリアの感じ方


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2018年02月16日

※すでに帰国していますが振り返りながら書きました。

観光客が絶対に行けないお店」のつづき

バルセロナ6日目。最終日となってしまいました。

雨なのでピカソ美術館に向かうことにしました。
午後の飛行機で帰るため観光ができるのはお昼までです。

タクシーで向かっていると、目の前にそびえ立つ巨大なお城!?


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「あれはなんだー!?」

すかさずタクシーを降ります。天気が回復してきたので思い切って予定を変更!
午前中の観光は「サンタエウラリア大聖堂」と周辺の旧市街巡りになりました。


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なんか暗い写真になっていますが、実際こんな天気でした。バルセロナと言えば太陽なのですが、こういう日もあります。パンフレットに載ることがない景色です。


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ならばというわけで、私が太陽に!
と思ったのですが、明らかにパワー不足でした。


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サイズ感を伝えるのが難しい。



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中は神聖なる場所。気持ちを切り替えます。



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宗教観、そして歴史的価値、芸術的価値、建築的価値…



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え、口から???



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この鉄格子はいつの時代からなのだろうか…


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中世にタイムスリップしたような感覚になります


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地元の人の散歩道にもなっています


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壁がゴツゴツと削れているのは銃弾の跡らしい



わかるでしょうか、たくさんの黄色いリボン。これは、カタルーニャ州の独立支持派の運動を象徴するものです。独立運動による混乱は全くありませんでした。


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旧市街を散歩しながらホテルに戻ります。この時間が一番寂しいです。


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昨晩の夕食でお世話になったお店



Adios, Espana

まずはカタールのドーハまで。


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乗換え7時間は悲劇でした。


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ブログを書きながらバルセロナの日々を振り返っていました。

本当に本当に、たくさんの方々の応援や支援があって実現したスペイン遠征でした。

日本に残って鍼灸院を守ってくれたスタッフのみんな、ありがとう。協会の会員さん、現地からの投稿にコメントありがとうございました。患者さんには迷惑をかけてしまいました。

ライブ配信で日本からコメントが入ってきた時は、地球規模でつながっている感覚がありました。本当に特別な経験でした。

現地で出会った人たちも、みんな優しくて親切な人ばかりでした。


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スペイン、そしてバルセロナありがとう! 最高でした!

Espana y Barcelona, ​​muchas gracias.
!Fue una gran experiencia!
Me gustaria decir palabras de agradecimiento, pero no salen mas palabras.




特別編につづく…「ガウディ論」 ※読まなくてもいいです

バルセロナ観光日記2018冬シリーズまとめ(追記)


サグラダファミリア編
グエル公園編
日本の味
観光客が絶対に行けないお店
・サンタエウラリア大聖堂と旧市街巡り


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2018年02月14日

※すでに帰国していますが、帰りの飛行機の中で書いたものを自宅で写真を整理しながらアップしています。

日本の味」のつづき

カサ・ビサンテ(マニアックになるので特別編にて)を後にしてホテルにいったん戻りました。ここでイギリス在住の日本人のJUNさんと合流します。


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SAWAKOさんと秋澤


JUNさんは、昨年に続きイギリスから飛行機に乗りバルセロナにやってきました。セミナーにはJUNさんのようにスペイン国外から参加している人が何人もいました。整動鍼の情報はヨーロッパを駆け巡っているようです。

こうして各国の人と出会えるのも整動鍼の力かもしれません。もちろん、緻密に段取りをつけてくださった方々のおかげです。

一番感謝しなければいけないSAWAKOさんに、さらなる願望を突きつけました。

地元の人しか利用しない人気店に行ってみたいんです

甘えすぎとわかっていても、バルセロナへの興味が絶えないのです。


観光客のわがまま


セミナーをした鍼灸学校があるのは、日本でいえば銀座のど真ん中です。超一等地に滞在しているのです。身分不相応感がハンパないです。要するにただの観光客。

銀座の飲食店に何の文句はありません。でも、2回目のバルセロナとなるとちょっとした欲が出てくるのです。観光客が行かない地元のお店を心が求め始めたのです。

「そこらへんの観光客とは違うんだぜ! オレは本当のバルセロナを知っているぜ!」みたいな、身の程知らずのプライドが芽生えたのかもしません。

既にSAWAKOさんは調べてくれていました。評判のよいお店を受講者から聞き出してくれていたのです。いつの間に!

時間は午後6時になっていました。外はすっかり暗くなっています。昨年の5月は夜8時でも明るかったのに…。

地下鉄に乗り込みます。


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一人だと心配…やっぱり観光客ですから


4人(Sawakoさん、Junさん、秋澤、栗原)がまず向かったのは市場です。スペインの夕食はだいたい8時からです。そのまま向かっても飲食店は開いていないので、ここで時間をつぶします。



バルセロナの胃袋、サンジョセップ市場


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フレッシュジュースが激安で飲めます


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店員さんとの会話を楽しみます(SAWAKOさんが)


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絶対デカイよね?


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スペインと言えばチーズ


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スペインと言えばソーセージ


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スペインと言えば肉


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スペインと言えば魚




旧市街の夜道


市場を後にすると、雨の夜道を歩き始めました。


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雨なので人が少ないです


旧市街に入ってきました。


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忍者ではありません


お店が見つからず、バイク便のお兄さんに尋ねるSawakoさん。バルセロナの人はみんな親切です。しかし、私にはこの人に声をかける勇気はありません。


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ここは高級車が多い


なんか、イイ感じになってきましたよ。

ありました!!



地元の名店


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あなたはこのお店に入れますか?
もちろん私には無理です。そもそもスペイン語話せないし…。

バルセロナの夕食は8時からです。太る時間から夕食が始まるので、やはり…多くの人がそうなっています。ある意味、これは社会実験です。それはさておき、お店に入ったのが少し早かったこともあり、他にお客さんはいません。

中には愛想のよい初老のおじさん。しばらくすると、セーターを着たダンディな別のおじさんが入り口から入ってきて、厨房の中に入っていきました。

どうやらシェフのようです。

私たちが座ったのは厨房から一番近い席です。鼻歌が聞こえてきます。セーターのシェフです。この飾らない雰囲気、要望を100%満たしています。


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スペインで定番の獅子唐料理


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究極のタコ料理


食事が出てきました。スペインはタコをよく食べるそうです。スペイン料理のタコは日本と比べて柔らかいです。やさしい噛み応えです。

ここのタコ料理はそれまでのタコ料理を超えていました。「これが本当にタコ?」って思うような柔らかさで、知らずに食べたらタコだと気がつかないレベルです。


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地元感がついに出ました!


大満足です。


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翌朝、改めて行って撮った写真です。
うーん、昼間でも躊躇します。地元の店に一人で入れるのはまだまだ先のようです。

つづく…「サンタエウラリア大聖堂と旧市街巡り


バルセロナ観光日記2018冬シリーズまとめ(追記)


サグラダファミリア編
グエル公園編
日本の味
・観光客が絶対に行けないお店
サンタエウラリア大聖堂と旧市街巡り


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今年は業務拡大を予定しています。
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