うぐいすが・・・
たった1本のしょぼい梅ノ木の
いったいどこが気に入ったのか
ずっとそこに住み着いている。
そして、まあ、なんとも良く通る美しい声で鳴く。
Yokomamaが朝、泡風呂で遊んでいる時も
トイレに並べたシルバニアファミリーで遊んでいる時も
バスタオルたちの早乾きランキングを予想している時も
「ほぉーーーほけきょ」と鳴き
「けきょけきょけきょ」とさえずる・・・
いや、そう鳴いているのではなく、
そう聞こえてしまう。
いや、そう聞こえてはいないのに
そう、言葉をなぞらえてしまう・・・・
あーーやだやだ!
だれなの?
はじめにうぐいすの鳴き声に
「ほぉーーーほけきょ」なんて
みょうちくりんな言葉付けをしたヤツは!
で、どーしてみんなで市民権を与えてしまっちゃったの?
この綺麗に澄み切った鳴き声を
鳥になって頭の中に純粋に満たそうとしても
「ほぉーーーほけきょ」の雑音がオーバーラップして
「ほぉーーーほけきょ」だ、「ほぉーーーほけきょ」だ、
「ほぉーーーほけきょ」じゃなくても「ほぉーーーほけきょ」だ、
「ほぉーーーほけきょ」なんて聞こえないと思っても
「ほぉーーーほけきょ」なんだ、と
「ほぉーーーほけきょ」が 頭の中から消えない・・・
「Xxーーー〇▼◇o !!!」