2009年度制作、ウニ・ルコント監督
1970年半ばの韓国。
9歳の少女ジニ(キム・セロン)は、父親にカトリック系の児童養護施設に預けられます。
いつか父親が迎えに来てくれると信じて疑わないジニは、周囲に溶け込めず、騒ぎを起こしては孤立していました。
そんなジニを年上の少女スッキ(パク・ドヨン)が気にかけ、面倒をみるようになります。
ジニはスッキに心を開くようになりますが、スッキの養子先が決まり、別れが訪れます。
まさに名作です。
父親に捨てられた一人の少女の施設での生活が、静かに淡々と描かれたお話ですが、見終わった後に、ずしりときますね。寂しさのような、なんとも言えない思いが胸に広がります。
コリア系フランス人のルコント監督の体験を元にしたお話なんだそうです。
父親が再婚し、邪魔になって捨てられたジニ。
その事実をどうしても受け入れられず、すべてを頑なに拒否するジニ。
もがき苦しみながらも、日々を送るうちに、諦めのようなものが生まれてきます。そして現状を受け入れ、彼女は、新しい家族のもとに旅立つ決心をします。
時に子供は大人より寛容で、しなやかな強さを持っていると感じます。
自分の幸せを優先する為に子供を捨てる親。そんな身勝手な親を許しているジニに切なくなります。
ジニを演じるキム・セロンちゃんは、今韓国でホットな子役ではないでしょうか。
ドラマ「私の心が聞こえる?」や、ウォンビン氏主演の「アジョシ」などに出演していて話題ですよね。とにかく、自然な演技力と笑顔が魅力の女の子です。
また父親役で、ソル・ギョング氏、養護施設のお姉さん役でコ・アソンちゃんが出演していたので驚きました。
ミニ・シアター系の映画がお好きな方には、たまらない作品だと思います。どうぞご覧下さい。
1970年半ばの韓国。
9歳の少女ジニ(キム・セロン)は、父親にカトリック系の児童養護施設に預けられます。
いつか父親が迎えに来てくれると信じて疑わないジニは、周囲に溶け込めず、騒ぎを起こしては孤立していました。
そんなジニを年上の少女スッキ(パク・ドヨン)が気にかけ、面倒をみるようになります。
ジニはスッキに心を開くようになりますが、スッキの養子先が決まり、別れが訪れます。
まさに名作です。
父親に捨てられた一人の少女の施設での生活が、静かに淡々と描かれたお話ですが、見終わった後に、ずしりときますね。寂しさのような、なんとも言えない思いが胸に広がります。
コリア系フランス人のルコント監督の体験を元にしたお話なんだそうです。
父親が再婚し、邪魔になって捨てられたジニ。
その事実をどうしても受け入れられず、すべてを頑なに拒否するジニ。
もがき苦しみながらも、日々を送るうちに、諦めのようなものが生まれてきます。そして現状を受け入れ、彼女は、新しい家族のもとに旅立つ決心をします。
時に子供は大人より寛容で、しなやかな強さを持っていると感じます。
自分の幸せを優先する為に子供を捨てる親。そんな身勝手な親を許しているジニに切なくなります。
ジニを演じるキム・セロンちゃんは、今韓国でホットな子役ではないでしょうか。
ドラマ「私の心が聞こえる?」や、ウォンビン氏主演の「アジョシ」などに出演していて話題ですよね。とにかく、自然な演技力と笑顔が魅力の女の子です。
また父親役で、ソル・ギョング氏、養護施設のお姉さん役でコ・アソンちゃんが出演していたので驚きました。
ミニ・シアター系の映画がお好きな方には、たまらない作品だと思います。どうぞご覧下さい。