2012年02月

2009年度制作、ウニ・ルコント監督



1970年半ばの韓国。
9歳の少女ジニ(キム・セロン)は、父親にカトリック系の児童養護施設に預けられます。
いつか父親が迎えに来てくれると信じて疑わないジニは、周囲に溶け込めず、騒ぎを起こしては孤立していました。
そんなジニを年上の少女スッキ(パク・ドヨン)が気にかけ、面倒をみるようになります。
ジニはスッキに心を開くようになりますが、スッキの養子先が決まり、別れが訪れます。



まさに名作です。
父親に捨てられた一人の少女の施設での生活が、静かに淡々と描かれたお話ですが、見終わった後に、ずしりときますね。寂しさのような、なんとも言えない思いが胸に広がります。



コリア系フランス人のルコント監督の体験を元にしたお話なんだそうです。
父親が再婚し、邪魔になって捨てられたジニ。
その事実をどうしても受け入れられず、すべてを頑なに拒否するジニ。
もがき苦しみながらも、日々を送るうちに、諦めのようなものが生まれてきます。そして現状を受け入れ、彼女は、新しい家族のもとに旅立つ決心をします。



時に子供は大人より寛容で、しなやかな強さを持っていると感じます。
自分の幸せを優先する為に子供を捨てる親。そんな身勝手な親を許しているジニに切なくなります。


ジニを演じるキム・セロンちゃんは、今韓国でホットな子役ではないでしょうか。
ドラマ「私の心が聞こえる?」や、ウォンビン氏主演の「アジョシ」などに出演していて話題ですよね。とにかく、自然な演技力と笑顔が魅力の女の子です。



また父親役で、ソル・ギョング氏、養護施設のお姉さん役でコ・アソンちゃんが出演していたので驚きました。



ミニ・シアター系の映画がお好きな方には、たまらない作品だと思います。どうぞご覧下さい。

皆さん、あんにょん
最近、ますます忙しくて、連日の残業でヘトヘトです。忙しいのは有難い事なんですがね、疲れるお年頃なもんで(笑)

とにかく、足がガクガクだし、超早寝だったりします。



昔から、ツバサblogを愛して下さる方々はよくご存知だと思います、ツバサの残業嫌いを!
残業をしない為に、過去数々の仕事の効率化を図ってきたツバサでございます。
あ~、でも今の部署では叶わぬ事。
余計な事は言えないの。
だっておばちゃん先輩が怖いんだもんよぉ~(涙)
例えると、うるさいお姑さんのいる家に嫁ぎ、ガミガミ怒られていると思っていただければ
気がきいてもきかなくても叱られる。じゃ~、どないしろと言うんや?って感じです。おばちゃん先輩はやっかいですわ。アハハ~(笑うしかない)



久しぶりに遅番もする事になり、遅番なのに更に残業で帰宅は午前様。
だからね、朝起きれなくて、古紙回収日に、猛ダッシュで回収場所に持って行ったら、ギリギリセーフで回収トラックに間に合ったのです。


心の中で、『おっちゃん、俺、間に合ったぜ!へへ~ン』とつぶやきながら、段ボール片手に威張って立っていたところ、トラックから降りてきたのは、若くて、EXILEのタカヒロ似の超イケメン!
めちゃめちゃ爽やかに、「おはようございます」とにっこり挨拶してくれました。



ツバサといえば、起き抜けのしわしわジャージに、サイヤ人かというくらいに立ち上がった髪型。それに段ボール片手ですよ?ホームレスかよっ



固まってしまうがな~
いかんやろ~なんでおっちゃんやないんや、イケメンなんや~(涙)
恥ずかしいわい←おっちゃんならいいのか?(爆)



そんな感じで、現在、仕事一筋のツバサです。
ツバサふぁいてぃん!
部屋が散らかり放題だけど、ふぁいてぃん!(笑)

2月18日は、チャミ様のお誕生日でした。
24歳のお誕生日おめでとうございますいつまでも、麗しの最強様でいて下さい。応援しています。


今回は、ユノヒョンも傍にいたし(ライブで良かった良かった)、うれしはずかし誕生日だった事でしょう。
やはり、二人は一心同体ですから、一緒にいてこそ、私達ファンも安心しますよねぇ。
あ~、ゆのぽんは、チャミ様にプレゼントは何をあげたのかしら?
凄く気になって仕事も手につかないわぁ~(いつもだけどな)



そういや、先日、母様が言っていたのですが、「あんたって、子供の頃から極度の照れ屋で、恥ずかしいと凶暴になって始末におえんかったわ」←らしいです(笑)
ちょっとチャミ様に似ている(爆)



とにもかくにも、チャミ様、おめでとう!
恥ずかしがらず、ゆのぽんに何をプレゼントしてもらったか公表して下さい。
えっ?愛?
ごちそうさまm(_ _)m

意外に、と言いますか、予想以上にお似合いで、若干心配になってきたツバサでございます。
皆さん、あんにょん



えっ?何がって?
だ・か・ら、





妻夫木くんとチャミ様がでっす



生まれて初めて買いましたわよ。
おっさんの週刊紙、「週刊新潮」
高村薫先生のデビュー作が映画化されるって、やはり凄い事なんでしょうね。
高村先生がロケ先に陣中見舞いに来られたって事で、写真をパチリ。
これ、チャミ様にとっても貴重な一枚ですよねぇ。
感無量(笑)



並んだ妻夫木くんとチャミ様!
身長差はありますが、妻夫木くんがチャミ様に負けていなくて、お雛様みたい。←似合うって意味。
妻夫木くん、童顔だし可愛らしい。そして、目がチャミ様に似ている。
撮影が進むうちに連帯感も生まれているでしょうから、いい感じの雰囲気ですよね。仲間って感じで嬉しくなるわ。
ますます、映画が楽しみ凄く面白そう。



しかし、ゆのぽん、心配だねぇ~。
「僕たちの絆はそんな事でこわれませんから」と言いつつ、連日ロケ先に餡パンと牛乳片手に張り込んで、チャミ様に「そこに居たのか。」と見つかりゲンコツをくらうに100万点お願いしますm(_ _)m(爆)

(井筒監督頼みます。ゆのぽんに刑事役か何かをやらせて下さい。激しく希望します。)



※題名の「そこに居たのか。」は、新潮の広告ページにあります。さて、何の広告でしょ?(笑)

2011.9.10(韓国放送)全1話。


K-POPスターのキム・ヒョンジェことヒョンちゃんにハマった主婦のり子(高島礼子)は、どこにでもいる平凡なおばさん。
娘が突然に部活動を辞め、反抗的になった事に心を痛めていました。
そんなある日、健康診断の結果を聞きに行った病院で、癌を告知されてしまいます。
娘の為に、頑張る姿を見て欲しいと、のり子は韓国で行われるスターオーディションに挑戦する事を決心します。
単身ソウルに渡ったのり子は、オーディション会場で偶然出会った歌手を目指す青年ミンハ(イ・ホンギ)に歌の指導を頼む事になります。


このドラマが制作される話を聞いた時は、凄~く偏見を持っていて、夢見る韓流おばさん達が勘違いしたらどうすんのよって思っていました。実際に、韓国はドラマの中と同じ「夢の国」と思いこんでいる方が多いですからねぇ。日本人は平和ボケしていますし、危機管理できていない方も多すぎる。だからね、あんまり勘違いさせるようなドラマはいかんよ~と老婆心で思っておりました。



ところが、このドラマ、佳作でした。ツバサが想像していたような内容とまったく違いました。
嬉しい驚きでした。


お母さんは、韓流スターを追いかけるしか能がないと、娘から責められたのり子は、夢を叶える為に、諦めずに努力する姿を娘に見て欲しいと願います。
歌が上手とは言えない、まして44歳の平凡なおばさんがスターオーディションに挑戦する姿は無謀だと思われます。しかし、のり子は頑張ります。



一方、幼くして両親を亡くし、祖母に育てられたミンハは、歌手を夢見ていましたが、なかなか叶わず、夢を諦めかけていましたが、母親のようなのり子と接していく内に、夢を取り戻していきます。


ありがちな内容なんですが、さすが大女優、高島礼子姐さん!
もう涙が止まらなかったわよ~。
なんですか、これ?
やはり役者で決まるんでしょうかねぇ。
短発ドラマには勿体無いくらいの存在感。韓国語の台詞も本当に頑張っていらっしゃいましたよ。
また、ミンハを演じたFTアイランドのボーカルのホンギが上手すぎる!
ごく普通の青年をサラリと演じていて、好感が持てますよ。


このドラマは、韓流スターに浮かれた主婦を描いたものではなくて、素敵な人間ドラマです。
短発ドラマでは本当に勿体無い。長編ドラマにして、もっと深く描いたら、凄い作品になったかもです。
オススメです。

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