2008年03月08日

「椿三十郎」と「てれすこ」

0cf04db2.jpg一昨日は、私、横丁堂が、お世話になったマッキャンから別れて立ち上げたという「猿人」という会社のオフィス開きに行って来ました。私もマッキャンを退職して、早いものでもう5年。この会社は、マッキャンが出資している別会社ということ。骨董通りにあるハンティングワールドの横を右に折れ、一つ目の路地を左折した奥の、瀟洒なコンクリート打ちっ放しのビルで、地番は、青山6丁目になります。私と同じように、もうマッキャンを退職した者、まだ現役で頑張っている人、色々と懐かしい顔に会うことが出来楽しいひと時を過ごして来ました。もちろん、しっかりとAgain展の宣伝をしてまいりました。

昨日は、いつも戴いている新文芸坐のご招待券で、家人とリメイクの「 椿三十郎」と勘三郎と柄本明の弥次喜多、「てれすこ 」の二本立を観に行って来ました。「椿三十郎」に関しては観た人の感想を何となく聞いていたのですが、やはり、自分のこの目で観てみたい作品でしたので愉しみに出掛けたのですが、「七人の侍」が「荒野の七人」にリメイクされたようにはなっておりませんでした。


例えてみれば、何となく大金を掛けて、今、人気の豪華キャストで、新春かくし芸大会をやっているような印象。織田裕二の台詞廻しは、三船の物真似のようにしか聞こえて来ませんでした。これは、私、横丁堂が、歳を取ったからなのでしょうか?それとも、やはり昔の方が良かったという回顧の情が強かったということだったのでしょうか?でも、どう考えても、私、横丁堂には、今の若い人が観ても黒澤明監督の作品よりも絶対にこの作品の方が面白いと思うとは、とても思えなかったのであります。

そして、この「椿三十郎」をリメイクするに当たって、どの程度、前作の脚本に忠実にやらねばならなかったのかという疑問(例えば、契約に当たりその内容にすごい縛りがあったのか)とかが大きく頭をもたげました。この日の夜、DVDで黒澤明監督の「椿三十郎」を改めて観たのですが、台詞もシーンも殆ど同じ。やはり、台詞もシュチエーションも、もっと大胆にいじった現代の「椿三十郎」が観たかったと、改めて強く思ったのであります。それでないと、役者も可愛そうな気がしました。でも、今回のキャスティングでは、室戸半兵衛の豊川悦司と、押入れ侍の佐々木蔵之助はとてもいいなと思いました。

一方、「てれすこ」ですが、これは、中村勘三郎好みの達者な役者が揃った上質B級映画という出来。物語は、品川の遊郭で久々に顔を合わせた弥次郎兵衛(中村)と喜多八(柄本)が、ひょんなことから売れっ子花魁・お喜乃(小泉)の足抜けを手伝って江戸を脱出。弥次さんは惚れたお喜乃のため万病に効くという謎の生物“てれすこ”を求め、喜多さんは役者修行のため、意気投合した3人の珍道中というもの。落語の「てれすこ」、「お茶汲み」、「浮世床」、「狸賽」、「野ざらし」が下敷きになっています。内容は公式ホームページでご覧になってください。

さて、私、横丁堂、今日は夕刻よりWCIのテーマソングの英語詞の打合せで佐瀬御大のスタジオへ。私たちのEnglish teacher麻希さんと三人であれこれと、メロディーに乗りやすく、日本人にも分かりやすい英詞を考えることになっています。その後は、気分として、門仲あたりに繰り出しそうな雲行きであります。

本日の、 粗歌一首。

ロードショー期間終わって観る二本立この時間差がセカンドライフ

駄句一句。

有名駅弁(えきべん)がスーパーでフェア春日和

yokocho_do at 12:53│Comments(0)TrackBack(0)

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