適応障害だと診断されて4年になります。(はつさん)

相談内容

適応障害だと診断されて4年になります。症状が出てきてからは5年以上たちます。現在24歳です。

最近になって家族関係が原因だとわかりました。
が、医師には今は無理にその事に執着して探り出しても意味が無いので今を考えてゆっくり休みましょうと言われました。
しかし、今何をして良いのかわからないし
どうしたら良くなるのか・・・もう長い事薬を飲んでいても治らないし
常に後ろ向きになってしまい行き詰ってしまいます。
拒食から始まり、過食嘔吐・不眠・パニック・過呼吸とOD・自殺未遂に自傷行為。
もう疲れきりました。

現在は同姓をして親元から離れているのですが
親はまさか自分たちが関係して私がこうなっているとも知らず、「薬さえ飲まなければとっくに治ってるで。お前は薬中や!」と批判され。

彼氏が支えてくれるからまだ生きていられるけれども
私がしょっちゅうパニックになり暴力をふるい自傷行為をし、止めに入ってくれてもなかなか治まらないので、彼氏も「もう死んじゃおうかな」とぼやく程になってしまい
共倒れ寸前です。

アルバイトもするのですが、すぐに睡眠障害やパニックになり始め、マイナス思考に酷く陥りすぐに辞めてしまいます。



けれども仕事をしないとお金もないし、一人でいる時間が長くなれば不安になりパニックになります。やる気も失せ趣味も持てません。
出来れば仕事はしたいです。
適応障害の人はお仕事できないのでしょうか?
バイトを辞めるたびに医師からは「良くなるまで当分バイトはしないでください。」
と言われます。
良くなるとはどんな状態になればバイトして良いのでしょうか。休んでいても良くなる兆しが見えません。
また、仕事を初めても続かなかったらどうしようとか考えたりもします。
このままではずっと働けないではないですか・・・
働いてはいけないのでしょうか。
適応障害でもアルバイトを続けていく方法はありますでしょうか。
宜しくお願い致します。
お答え

“はつさん”、疑問・質問ありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
お医者様からは休みなさいと言われても何をしたらよいのかわからず、親には薬中だといわれてしまい、働きたいけど続くかどうかが不安だし、同棲相手の彼氏までもがぼやく状況ですから、”はつさん”としては、本当にどうしていいのかわからないといった状況なのではないでしょうか。心中お察しいたします。

家族関係が原因で適応障害になったということですね。お医者様から、その事に執着して探り出しても仕方ないと言われたとのことですが、それは”はつさん”が何かそのことに執着をしているということなのでしょうか。
詳しいお話を伺っていないのですべてをわかりかねますが、「お前は薬中や!」という言葉を投げられてしまっていることからも、これまでいろいろと長く辛い思いをされてきたのかなという様子が伝わってきます。気になってしまうのも仕方のないことかもしれませんね。
お医者様が「今を考えてゆっくり休みましょう」と言ったのは、そのことを気にするよりも、今は親元を離れて暮しているのですから、自分自身の状態を回復させることに集中しましょう、といった意味かもしれませんね。休むというのも、ただ仕事を休みなさいとか、身体を休めなさいといっているのではなく、心を休めましょうということを言っているのではないでしょうか。

今、”はつさん”は、たとえ身体は休めていたとしても、自分の中の思い通りにいかないことへの苛立ちや、このままでは駄目だという、自分に対して責めるような気持ちでいっぱいではないでしょうか。もし、そうだったとしたら心からリラックスできて休めたという感覚ではないのではなく、ほとんど休んでいないに等しいのではないでしょうか。



パニックになってしまったり、暴力をふるったり、そして、自傷行為までされるというのは、周囲の自分に対する声ももちろんですが、自分への苛立ちや歯がゆさといったものが、積み重なってどうしようもなくなったときに出ているものではないでしょうか。

“はつさん”は常に今の自分の状態のことを考え続けていっぱいいっぱいなのではないかと思います。今はそんな心と身体を少しでも楽にすることが、まずは大切なのではないでしょうか。今は、一見遠回りに聞こえてしまうかもしれませんが、自分にとって少しでも楽だったり、心地よかったりすることに時間を使ってみることが必要なのかもしれませんね。

また、適応障害だから働けないというわけではないと思いますよ。きっと”はつさん”にあった働き方や、やりたいことを見つければきっと良い方向に向かうのではないかと思います。



何かご自身がやってみたいことや、チャレンジしてみたいことはありませんか。今は心身ともになかなか動けないのでそういう意欲も持てないかもしれませんが、あせらずに少しずつでも良いので、自分を少しでも楽だなということや心地よいなと感じることを大切にしながら日々を過ごすことで、自然と、自分の歩む道が見えてくるように感じます。そのためにも、今は自分の心を休めて、そして、「さあやろう!」という気持ちが自然と湧いてくるまでは、ゆっくりでよいのではないでしょうか。

そして、どんな状態になれば働けますかとのことですが、きっと今の自分への苛立ちが治まったときなのではないでしょうか。今、何をすればよいか、ということを考えるよりも、今の自分で自分なんだ、それ以上もなければ、それ以下もないといったような、あるがままの自分を認めること、自分を否定したり、悲観したりするのではなく、そのままで自分でOKなんだという思いが自然と持てたときのように感じます。



仕事が合わなかったり、辛かったりしたら辞めることも良いのではないでしょうか。それは“はつさん”にとって水が合わなかっただけで、また別のところを探そうというぐらいの気持ちの余裕を持てるようになってはじめて、リラックスした本来の”はつさん”の力を発揮できるのではないかと思います。

また、趣味も持とう持とうとすると逆に楽しいはずのものがどこか義務になってしまいますので、これまでの自分のご経験の中で楽しかったと思うことや、今やってみたいと思うことを自然にやれるのが一番なのではないかと思います。また、彼とそういう時間を一緒に過ごすことも大切かもしれませんね。

まずは、今の自分でいいんだということから始めて、それでもなかなか上手くいかない、といった場合には今のお医者様以外にもカウンセリング等の専門機関に行くこともひとつの方向なのではないでしょうか。
もちろん、当所でも今の状態を乗り越えるために、カウンセリング、精神分析、無意識を楽にしていく催眠療法(医療催眠)によって、本来の元気なご自身に戻っていけるお手伝いができると思います。よろしかったら1時間の無料相談をおこなっていますので、お気軽にお越しいただけたらと思います。

2009年04月08日掲載 | このページの先頭へ

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