笑ったり、喋る・やる気などが起きて来ません。(kiiroさん)

相談内容

はじめまして、
ご回答していただくとありがたいです。
1ヶ月近く気持ちが落ち込んだままであんまり笑ったり、喋る・やる気などが起きて来ません。個人的な見解でこれは鬱にちかいものか…?と考え色々本を読んだのですが私の場合は、食欲は食べる量が落ちた気がしますが睡眠に関しては障害は特別ありません。
時期もそろそろなので進路というのもプレッシャーだし、昔の頃の嫌な記憶が何か残ってて
そんなのが原因かなとも思ったのですが最近はそれら全てが一つの不安の塊になっている気がして漠然と不安な気持ちになっています。
母には話してみて「それは思春期の皆が持ってるよくある悩み」とされてしまって…
私の本心からすればそんな簡単に片付けて欲しくないというか…?
カウンセリングも最近うけましたがうつ病ではなく思春期の悩みだと言っていらしたようです。
進路に関せばそうですが、これは言えてないのですが自殺?的な自分を憎んでしまいます。
今も母との間では、病院とかにいったほうがいいのかなぁで日々なんとか送っている感じです。どうすればいいでしょうか?
(長文失礼しました)
お答え

“kiiro”さん はじめまして
ご質問ありがとうございます。ご返信が遅くなり申し訳ありません。

“kiiro”さんは今、あんまり笑ったり喋ったりなどのやる気が起きてこない辛さの中で「うつかも…」と思われ、ご自分で色々な本を読み、うつについて調べられたのですね。

 そして、すべてがうつの状態にあてはまるというわけではないけれど、やる気が起きてこないだけでなく、漠然とした不安な気持ちの上に、更に進路時期というのも重なって、ご自身の状態がとても心配になられることも無理もないことかもしれませんね。

そして、そのような状態の中で「よくある思春期の悩み」と言われ、簡単に軽く片付けられてしまった感じがして、辛さを理解してもらえていない淋しさや苦しさがつのっているご様子が伺われます。お気持お察しいたします。

“思春期の悩み”という言葉だけを受け取ると、なんとなく誰にでもおこる、ごく一般的なこととして“大きなことではない”というニュアンスが伝わってくるかもしれません。本当にそれだけの言葉であれば、確かにそんなに簡単に片付けて欲しくないと思われることも自然なことかと思われます。
しかしながら、もしかしたら、「思春期の悩み」とカウンセラーがおっしゃったその言葉の中には、なにか意味があったのかもしれないとも考えられますが、いかがでしょうね。
ご本人にお尋ねしないと真意は測りかねますが、カウンセラーということですから、お悩みを抱えた方を苦しめるような目的でご家族には伝えていないことは想像できます。
もしかしたら、治らない病気のようなものではないですよ、大丈夫ですよ。といった意味合いの言葉のようにも受け取れるかもしれません。

もし、“kiiro”さんが、その一言に苦しく思い、疑問に感じられているのであれば、カウンセラーへ直接思いを打ち明けてみることも、その方の真意を知るひとつの方法になるかと思われます。
カウンセリングを始め、心理療法の多くは、なかなか周りには吐き出すことのできにくい思いやキモチを吐きだすことで、心を軽くしていくことや、ご本人の気づいていない部分を引き出していくことを目的としています。
カウンセリング中に何を言ってはいけない、何を言わなければいけない。などの規制はありませんし、その思いをぶつけたり、伝えたりすることが、実は重要なケースも少なくありません。
もしも、言葉が頭から離れず、辛い思いをされているのであれば、勇気をだして直接聞いてみてはいかがでしょうか。

また、何より一番身近にいらっしゃるお母さまに“kiiro”さんは、他の誰よりもわかってもらいたいのではないかと思われます。
大好きな家族にわかってもらいのに、わかってもらえないという状態は、本当に苦しいものです。そのお母さまに、“kiiro”さんの本当のキモチが伝わらないもどかしさや淋しさもとても辛くなっている一つの要因にも感じます。

ただ、「自殺?的な自分を憎んでしまいます。」このように、自殺というキーワードが頭に浮かんでしまうほど、今の“kiiro”さんの状態は切羽つまっていらっしゃるんだと思います。
そのことを伝えられていないとのことですから、もしかしたらお母さまは、理解したくてもどうしようもないのかもしれません。寧ろ、どう言ってあげたらいいのか、どうしてあげたらいいのか?と、わからない状態で、不安になられていることも考えられます。

メールの文面を拝見しますと、kiiroさんはとても礼儀正しく、冷静な視点で物事を考えていらっしゃるように感じます。もしかしたら、kiiroさんは、ご自身に対して厳しくみつめすぎていらっしゃるかもしれません。
お母さまにお伝えしないのは、心配をかけてはいけないからでしょうか?困らせてはいけないと思われているのでしょうか?

本当はわかってもらいたくて心が悲鳴をあげているのに、そういうわけにはいかないのだと、頭(思考)がきびしく抑えこんでしまっているようにも感じるのです。

“kiiro”さんご自身が、いろんな感情や思いをもつ自分、kiiroさんの心の部分も受け入れ許してあげることも大切なことではないかと思われます。

 “自殺?的な自分を憎んでしまいます”という文からも、きっとkiiroさんは心のどこかではそのことに気づいているけれども、なかなか許すことのできない自分に苦しんでいらっしゃるのかもしれません。

最後になりますが、病院にいったほうがいいかどうか?についてなのですが、“kiiro”さんが行きたい!と思われているのであれば、我慢することはかえってストレスになりかねません。ただ、行きたくないのに行った方がいいか?というと、その逆になるかと思いますよ。
今はご自分がどうしたいのかがわからないのかもしれません。

もう一歩勇気をだして、まずはお母さまに、今の“kiiro”さんのお気持ちや辛さを素直に打ちあけていくいくところから始めてみませんか?
そして、そのうえで解決方法を一緒に考えていただけたら、心強いかと思われます。
心理療法などの心の専門機関などを利用することも、この苦しさを乗り越えるひとつの方法になります。
勿論、私共もお越しいただくことがあれば、お力になれると思います。
どうぞ、あきらめないでくださいね。
本来の“kiiro”さんが心から輝けるように、祈っています。
2012年06月25日掲載 | このページの先頭へ

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