最近の家内は、まったく無表情で私の話にもから返事で、関心を示しません。(おっちゃんさん)
相談内容
【相談内容】
私は今年60歳を迎えるおっちゃんです。昨年4月19日に息子(34歳独身)が脳出血で倒れ右半身付随の状態で昨年10月に退院して、自宅療養しています。家内(59歳)が息子の介護をすべてしています。
私は長距離ドライバーで週末しか家にいない状態です。息子が退院した3〜4か月はかなり荒れており、家内を怒鳴りつけたり時には暴力もふるって私が家にいないときは、かなりひどかったようです。
二言目には、死ぬと言う始末で、一度家出して自殺未遂までしましたが、死にきれず、警察に保護されたくらいです。おそくなりましたが、相談の本題は家内のことです。最近の家内は、まったく無表情で私の話にもから返事で、関心を示しません。
表情も死に顔みたいで、ただボーっとテレビを見ています。一様買い物や家事のことはやっています。以前は明るい女性でしたが、最近はまったく笑うこともありません。息子のほうは、最近病気を受け入れてか、落ち着いてきました。
「お母さんがおかしくなったのは、俺の性や」と言うくらいです。家内には、一度、精神科の病院へ行くように勧めているのですが、まったく行こうとしません。家内がこのようになったのは、息子に対しての恐怖心からなのでしょうか?最近の息子は穏やかになり、母親のことを心配するくらいになりました。以前のように怒鳴ったり、暴力をふる
うこともなくなりました。でも家内にしては、トラウマとして心に残ってるのかもしれません。
このまましばらく、様子をみたらいいのでしょうか?なにかよいアドバイスありましたらよろしくお願いします。長文にて失礼しました。
私は今年60歳を迎えるおっちゃんです。昨年4月19日に息子(34歳独身)が脳出血で倒れ右半身付随の状態で昨年10月に退院して、自宅療養しています。家内(59歳)が息子の介護をすべてしています。
私は長距離ドライバーで週末しか家にいない状態です。息子が退院した3〜4か月はかなり荒れており、家内を怒鳴りつけたり時には暴力もふるって私が家にいないときは、かなりひどかったようです。
二言目には、死ぬと言う始末で、一度家出して自殺未遂までしましたが、死にきれず、警察に保護されたくらいです。おそくなりましたが、相談の本題は家内のことです。最近の家内は、まったく無表情で私の話にもから返事で、関心を示しません。
表情も死に顔みたいで、ただボーっとテレビを見ています。一様買い物や家事のことはやっています。以前は明るい女性でしたが、最近はまったく笑うこともありません。息子のほうは、最近病気を受け入れてか、落ち着いてきました。
「お母さんがおかしくなったのは、俺の性や」と言うくらいです。家内には、一度、精神科の病院へ行くように勧めているのですが、まったく行こうとしません。家内がこのようになったのは、息子に対しての恐怖心からなのでしょうか?最近の息子は穏やかになり、母親のことを心配するくらいになりました。以前のように怒鳴ったり、暴力をふる
うこともなくなりました。でも家内にしては、トラウマとして心に残ってるのかもしれません。
このまましばらく、様子をみたらいいのでしょうか?なにかよいアドバイスありましたらよろしくお願いします。長文にて失礼しました。
お答え
【お答え】
おっちゃんさん。疑問・質問へのメールありがとうございます。
息子さんの病気に加え、奥様のご様子の変化に心を痛めていらっしゃるのが文面を通して伝わってまいりました。ご心配ですね。心中、お察しいたします。
息子さんはまだ34歳という若さで、脳出血の為右半身不随の状態になりお辛かったのでしょう。退院してからの3〜4ヶ月間は、奥様を怒鳴りつけたり、暴力を振るったりと、かなり荒れてしまい、二言目には死ぬと言う状態だったとの事。ご自分の状態に自暴自棄になってしまわれていたのでしょう。息子さん御本人だけでなく、お母様である奥様にとっても、どんなにか辛い日々の連続だったのであろうと、当方も心が痛みます。
そんな奥様が最近、何事にも無関心、無表情で、ただボーっとテレビを見ているだけの状態であるというのは、本当にお辛いですね。
奥様は、息子さんが病に倒れてからというもの、ずうっと毎日極度の緊張状態の中で過ごされていた事と思われます。将来を悲観して、二言目には死にたいと言っていた息子さんを相手に、おっちゃんさんがお仕事で週末しか家にいない状況の中で、お一人で介護を続けられてきたのですよね。さぞかし心細く、心と身体に大きな負担がかかっていたであろう事は、容易に想像できます。
最近、息子さんが御自分の病気を受け入れ、落ち着かれてきたからこそ、今まで張っていた緊張の糸が一気に緩んでしまい、このような状態になってしまわれたのだと思います。
奥様は、息子さんを介護している間、御自分の辛く、苦しい気持ちに蓋をして、息子さんの為に何とか踏ん張ってこられたのでしょう。そうしているうち一杯一杯になってしまった心が悲鳴を上げ、息子さんに対しての恐怖心からのトラウマというのではなく、自分の心を守る自衛手段として、これ以上心が傷つかないよう、気持ちを感じることをお休みしている状態にあるのだと思います。こういった状態は無理もない事ですね。
このような時に、いきなり精神病院に行くことを勧めてみても、なかなか受け入れてもらえないことと思います。しかし、今奥様に必要なのは、蓋をして閉じ込めてしまった思いを外に吐き出すことだと思いますので、病院に無理矢理引っ張って行く前に、息子さんの状態がだいぶ安定してきているようですので、おっちゃんさんや息子さんが、奥様の反応がある無しに係わらず、毎日今までの感謝の気持ちを奥様に伝え、ねぎらいながら、感情や表情が戻ってくるのを待ってみてはいかがでしょうか?
息子さんが、苦しい状態を乗り越えてご自分の病気を受け入れられたのは、やはり一番身近で親身になって世話をしてくれたお母様が徐々に調子を崩され、これ以上お母様に負担を掛けられないと感じられたからではないでしょうか?自分だけが辛いのではない、苦しんでいるのは自分だけではない、自分以上に母親が傷ついていると気付いたからこそ、ご自分の病気を受け入れることができたのだと思われます。
奥様は多分、最初は自分のせいで息子さんが病気になり、荒れてしまったのも自分のせいだと思われたのかもしれません。その罪悪感から目をそらすために、感じることをお休みしてしまった結果が今の状態であると思われます。奥様にはこれから徐々に、息子さんが病気になってしまったのはご自分のせいではないこと、本気でおっちゃんさんや息子さんが奥様のことを心配していることに気づいてもらう事が必要になってくるのではないでしょうか。
それには、もちろん専門家の手を借りることが必要になってくると思います。お住まいは和歌山県のようなので、当方まで来て頂くのは距離があって大変だと思いますが、こちらでは1時間の無料カウンセリングも行っています。
早めに専門家を受診され、御家族の皆様の心の負担が少しでも軽くなられますことを、お祈りしています。
おっちゃんさん。疑問・質問へのメールありがとうございます。
息子さんの病気に加え、奥様のご様子の変化に心を痛めていらっしゃるのが文面を通して伝わってまいりました。ご心配ですね。心中、お察しいたします。
息子さんはまだ34歳という若さで、脳出血の為右半身不随の状態になりお辛かったのでしょう。退院してからの3〜4ヶ月間は、奥様を怒鳴りつけたり、暴力を振るったりと、かなり荒れてしまい、二言目には死ぬと言う状態だったとの事。ご自分の状態に自暴自棄になってしまわれていたのでしょう。息子さん御本人だけでなく、お母様である奥様にとっても、どんなにか辛い日々の連続だったのであろうと、当方も心が痛みます。
そんな奥様が最近、何事にも無関心、無表情で、ただボーっとテレビを見ているだけの状態であるというのは、本当にお辛いですね。
奥様は、息子さんが病に倒れてからというもの、ずうっと毎日極度の緊張状態の中で過ごされていた事と思われます。将来を悲観して、二言目には死にたいと言っていた息子さんを相手に、おっちゃんさんがお仕事で週末しか家にいない状況の中で、お一人で介護を続けられてきたのですよね。さぞかし心細く、心と身体に大きな負担がかかっていたであろう事は、容易に想像できます。
最近、息子さんが御自分の病気を受け入れ、落ち着かれてきたからこそ、今まで張っていた緊張の糸が一気に緩んでしまい、このような状態になってしまわれたのだと思います。
奥様は、息子さんを介護している間、御自分の辛く、苦しい気持ちに蓋をして、息子さんの為に何とか踏ん張ってこられたのでしょう。そうしているうち一杯一杯になってしまった心が悲鳴を上げ、息子さんに対しての恐怖心からのトラウマというのではなく、自分の心を守る自衛手段として、これ以上心が傷つかないよう、気持ちを感じることをお休みしている状態にあるのだと思います。こういった状態は無理もない事ですね。
このような時に、いきなり精神病院に行くことを勧めてみても、なかなか受け入れてもらえないことと思います。しかし、今奥様に必要なのは、蓋をして閉じ込めてしまった思いを外に吐き出すことだと思いますので、病院に無理矢理引っ張って行く前に、息子さんの状態がだいぶ安定してきているようですので、おっちゃんさんや息子さんが、奥様の反応がある無しに係わらず、毎日今までの感謝の気持ちを奥様に伝え、ねぎらいながら、感情や表情が戻ってくるのを待ってみてはいかがでしょうか?
息子さんが、苦しい状態を乗り越えてご自分の病気を受け入れられたのは、やはり一番身近で親身になって世話をしてくれたお母様が徐々に調子を崩され、これ以上お母様に負担を掛けられないと感じられたからではないでしょうか?自分だけが辛いのではない、苦しんでいるのは自分だけではない、自分以上に母親が傷ついていると気付いたからこそ、ご自分の病気を受け入れることができたのだと思われます。
奥様は多分、最初は自分のせいで息子さんが病気になり、荒れてしまったのも自分のせいだと思われたのかもしれません。その罪悪感から目をそらすために、感じることをお休みしてしまった結果が今の状態であると思われます。奥様にはこれから徐々に、息子さんが病気になってしまったのはご自分のせいではないこと、本気でおっちゃんさんや息子さんが奥様のことを心配していることに気づいてもらう事が必要になってくるのではないでしょうか。
それには、もちろん専門家の手を借りることが必要になってくると思います。お住まいは和歌山県のようなので、当方まで来て頂くのは距離があって大変だと思いますが、こちらでは1時間の無料カウンセリングも行っています。
早めに専門家を受診され、御家族の皆様の心の負担が少しでも軽くなられますことを、お祈りしています。
2013年11月25日掲載 | このページの先頭へ
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