試合になると思うように投げることができません(Wさん)

相談内容

私は今大学生で準硬式野球部に所属して投手をしています。

リーグ戦が始まったのですが、4回、5回まで投げて10個以上の四死球を出す状態が続いています。

ブルペンでは8〜9割ストライクゾーンに投げられるのですが、試合になると急に制球がつかず、シュート回転して抜ける球が増えます。

去年、一昨年はこのようなことはなかったのに、ことしのリーグ戦になって急にストライクが入らなくなり、チームにも迷惑をかけていて申し訳なく思っています。

このような状態が続くようなら外野手へのコンバートも考えています。

自分でどうしたらよいかわからないので、なにかしらアドバイスをお願いします。
お答え

メールをしていただきありがとうございます。内容を拝読させていただきました。試合になると思うように投げることができず、どうしたらいいのかわからないという気持ちや、チームに対して申し訳ないという気持ちが文面からは感じられました。それと同時に、投手をどうにかして続けたいという思いも伝わってきます。とても責任感が強く優しい方であるように感じました。


憶測ではありますが、Wさんはチームに対し、とても気を遣っているように感じられます。チームに気を遣うことは素晴らしいことではありますが、周りに気を遣いすぎてしまうことで自分のやりたいこと、やりたいプレーよりも、チームに迷惑をかけないプレーを意識してしまい、自分のプレーに集中できていないように感じます。

チームに迷惑をかけないプレーを意識することで、試合になると「四死球を出してはいけない」といった思いが強くなっているように感じます。「四死球を出してはいけない」と思えば思うほど四死球を多く出してしまうといったことがあります。これは[努力逆転の法則]といい、四死球を出してはいけないと思うと、脳は四死球を出すイメージをしてしまい、脳はイメージから体に指令を送るので、結果的に四死球を出してしまうといったことがあります。

チームに気を遣うことは悪いことではありませんが、チームにとっても、またWさんにとっても大切なことは、Wさんの持っている力を発揮することだと思います。責任感が強くチームに迷惑をかけたくない気持ちもあるかもしれませんが、結果的にその思いがパフォーマンスによい影響を与えていないのであれば、試合中はチームに気を遣わない、試合が終わったら気を遣うようにするといったように、メリハリをつけてみることから始めてみてはいかがでしょうか。


また、ブルペンでは思うように投げることができるとのことですが、試合になると思うように投げられないのでしょうか?それともバッターがいると思うように投げられないのでしょうか?バッターがいても、練習だと思うように投げられるのであれば、先ほど説明したように、自分だけの試合ではないという責任感からチームに迷惑をかけたくないという意識が強く働いていることが原因であると考えられます。しかし、練習であってもバッターが打席に立つと思うように投げられないのであれば、ブルペンでは「こういうボールを投げたい」「ここを意識して投げよう」といったように自分のやるべきことに意識が向いているのですが、対バッターとなったときに自分のやるべきことよりも、「打たれたくない」「塁に出したくない」といった’結果’に意識が向けられプレーに集中できていないように思います。


チームに気を遣うこと、バッターに意識が向くこと、いずれも自分以外の人に意識が向いているときに思うように投げられていないように感じます。周りの環境や人目などに影響されてしまうのはある程度仕方のないことだと思います。集中しにくい環境の中でも、自分のプレーに集中するためには、自分がどういうプレーをしたいのか、どういうことを意識して投球したいのかということを自分の中で明確にすること、そして目的を持つことが大切であると思います。意識が対自分から対相手に変わるとパフォーマンスが発揮できなくなっていると思うので、対自分に意識を向けてプレーができるようになると良くなっていくのではないかと思います。


Wさんについての詳しいことはわかりませんのであくまで憶測でしかありませんが、当所では1時間無料の初回相談もありますので、よければご活用ください。また、イップスの技術指導や、不安やプレッシャーなどで疲れている脳をリラックスさせる催眠療法なども行っています。よければこちらもご活用ください。
2017年05月29日掲載 | このページの先頭へ

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