暑くて暑くて、何もしなくても汗が出てくるような猛暑の中、
講演会「子どもの心の声を聴こう~不登校や引きこもりの子どもに寄り添うために~」を開催しました。
参加は、13名の当事者・支援者の方々です。

講演内容は、「不登校の定義」や「神奈川県・横須賀市の現状」などから始まり、
「学校に行けない・行かない」子どもの気持ちとは?を
スライドと実例を含めてわかりやすく伺いました。

親はすぐに「なんで行きたくないの?」と理由を追求しがちですが、
子どもにとっては明確な理由があるわけではないとか、
今後を模索している状態や、
何をしたいのか・何をすべきか考えている時期であるとか、
そのような話は、こうして聞くことがないと気づけない世界でした。

講演会
ソーシャルディスタンスを保ち、マスクをしての聴講です。

午後は交流会。
ひとり親当事者5人が参加しました。
島田さんも残ってくださり、個人的な悩みに耳を傾けてくださいました。
ひとりひとり、子どもの個性や育ちなどの事情は違うし、もちろん家庭環境も違います。
すぐに正しいアドバイスはできないのが当然なのですが、
それでも、自分の対応は間違っていないのか心配でしかたないのが親心です。
時々、それぞれがそれぞれのタイミングで、涙をこぼしながら語ったり、聞いたり。
そんな気持ちを理解してくださる島田さんは、静かに肯定やアドバイスをくださいました。
参加者からは、「暗い迷宮にいるような気持ちだったが、自分は決して間違っていないと思うことができ、このまま子どもを見守っていこうと自信を持つことができた」との感想が聞かれ、
とても有意義な講演会&交流会になりました。
交流会


今回は新型コロナ流行と猛暑が重なり、参加者はもちろん、保育や寺子屋もキャンセルが相次ぎました。
そのため、保育は5歳の女の子ちゃんが一人。
いつもは保育の部屋で走り回って遊ぶ元気いっぱいな彼女ですが、
先月ケガをしてしまい、まだ治療中。
ママと離れるのがちょっと心細く、講演序盤はママのお膝に座っていました。
途中、大学生のお姉さんが折り紙やお絵描きに誘ってくれて、
徐々にママの膝からひとりで椅子に座れるようになりました。
保育 2

そうなると、ママは講演や交流会に参加できてちょっとホッとするんです。
保育ボランティアさんの力は絶大。
ママたちが講演会に参加したり、交流会で本音を吐き出したりするためには
ちょっとだけ子どもから離れたい時があります。

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ひまわりのイベントは、大きく分けて「親子行事」と「親の心の負担の軽減を図るもの」とがあります。
「親子行事」は、例えば流しそうめんやクリスマス会、体育館遊び。
「親の心の負担軽減」は、講演会や交流会。

後者ではとくに、自分の悩み相談、子どもの前ではできない話などを思う存分話して欲しいと思うので、ひまわりでは毎回、保育ボランティアさんをお願いしています。
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今回は現役大学生が協力してくれました。
お兄さんお姉さんの発想や対応力は素晴らしく、
折り紙やおもちゃを使いいろいろと工夫をしながら、
女の子ちゃんの心をつかみ、楽しませてくれました。
折り紙
女の子ちゃんが大喜びしていた鶴とカエル…

【御礼】
コロナ禍での経済的困窮に対し、フードバンクやその他企業などから多くの寄付をいただきました。
*神奈川フードバンクプラスより:食品や飲料、お菓子など
*横浜マリノスより:ハイチュウ
参加されたひとり親の方々に配布させていただきました。
ありがとうございました。

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当初は3倍近い申し込みを頂いていたのですが、
直近の新型コロナ感染者増加や連日の猛暑のためキャンセルが相次ぎました。
皆さん、「本当は参加したかったのですが…」とのことですが、
昨今の情勢では致し方ないことだと思います。

この講演会は横須賀市のひとり親家庭しつけ・育児指導講座としての委託事業のため、
ひまわりの判断で中止・延期することは現実的に難しく、
「新しい生活様式」に則り、さらに感染予防対策を十分に行っての開催といたしました。
(この時期に講演会を開催することについて十分悩み検討したことをお察しください)