かなりの雨の中、「子どものココロを考えよう~その時の気持ち~」講演会を行いました。
昨年と同じく、認定NPO法人アンガージュマンの島田理事長にご講演いただきました。
参加者は33名!

ソーシャルディスタンスを守り、まずは島田さんの講演。
昨年と同様、「不登校にははっきりとした原因がない」と。
子どもがなぜ学校に行かれなくなるのか。
事例混じりの講演に、みな頷きながら聞いていました。
1時間ほど、アンガージュマンの役割などを含めた講義を聴講。
その後、今回のメイン「その時の気持ち」を語ってくれるレナさんのお話です。
レナさんは、実父からのDV・親の離婚・不登校を経験し、
大学検定を受けたのちに希望の大学へ進学し、卒業。
今はまた新たな夢に向かって努力をしているところ。
その経験談はとても過酷で…
途中、会場の空気が少し重くなりました。
みんなが真剣に聞いているのがわかりました。
いろいろな話の中で
「学校に行きたくないわけではない」
「学校に行かないことが悪いことだと思わないで欲しい」
「学校に行かなくても、こうして大学で学び自立することが出来る」
「学校に行かない(行けない)理由はひとつではない」
「なんで?と聞かれても、子どもは『○○だから』と答えられるスキルもボキャブラリーもない」
「なんで学校に行かないの?と聞かれるのが苦痛」
など、心に響く言葉がたくさんありました。
時々、その頃を振り返りながら、言葉を選んで話すレナさん。
「今だから思えること」もたくさんあるそうです。
でも、その時は説明できなかった。
学校で「レナさんがなぜ学校に来ないのか?どうしたら学校に来れるか?」という学級会が行われたことも大きな苦痛だったと話されました。
「放っておいて欲しい」
心の底からそう思ったそうです。
「私が行っても行かなくても、普通にしていて欲しい」

島田さんの講演では、アンガージュマンの役割を
・自分で進路を決定するサポート
・ロールモデルの存在
・学校、家庭、第三の居場所
と仰っていました。
ひまわりも、同じだな、と思いました。
・自分の生き方を決定するサポート
→どう自立していくか。何を選んで生きていくか
子どもとの時間を優先するのか、経済的安定のためになにかを我慢するのか
ご自分で選び歩んでいくための選択肢をなるべく多くお伝えする
・ロールモデルの存在
→ひとり親の先輩の存在
同じことを経験した人がいる、その人の経験を見れる・聞ける
・第三の居場所
→「ひとりじゃないよ」と思える集まり
上手く説明できませんが、おんなじ思いで子どもを、親子を、「生」を守りたいと思っているな、と思ったんです。
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午後の交流会では、一年ぶりの再会もありました。
去年のこと、みんな結構覚えています。
「あれから、どう?」という言葉で始まり、
学校に行ったとかまた行かなくなったとか、
新しい趣味を見つけて夢中になっているようだとか。
話しかけると怒られるけど話したいという親心も聞かれ、
悩みながら、葛藤しながら、
それでも子どものためになることはなにかと模索したり、
みなさんとてもいいお母さんです。

「ひとり親だから不登校になってしまったのではないか」
という沈む気持ちの一方で
「フルタイムで仕事をして、帰ってきて家事全てをやる。子どもの話をじっくり聞いてあげる時間もない。頑張れることは頑張った、と自分のことは褒めている」
「もう、なるようにしかならないと思っている」
などなど。
いろいろと話し、笑い、励まし合い、最後はみんな自然に「また来年!」と言って解散しました。
2年間続けてこのテーマで講演会を行い、ピアサポートの重要性を強く感じました。
ひとり親に限らず、親として悩む、子どもとして悩む、奥深いテーマだと思います。
ぜひ、今後も島田さんやレナさんたちのお力を借りつつ、
このピアサポートを継続していきたいと思います。
今回、タウンニュースや読売新聞さんにも講演会の記事を掲載していただきました。
ありがとうございました🌻
そのおかげで、とても多くの方々に参加していただきました。
教職員のみなさま
地域のみなさま
支援者のみなさま
ありがとうございました🌻
昨年と同じく、認定NPO法人アンガージュマンの島田理事長にご講演いただきました。
参加者は33名!

ソーシャルディスタンスを守り、まずは島田さんの講演。
昨年と同様、「不登校にははっきりとした原因がない」と。
子どもがなぜ学校に行かれなくなるのか。
事例混じりの講演に、みな頷きながら聞いていました。
1時間ほど、アンガージュマンの役割などを含めた講義を聴講。
その後、今回のメイン「その時の気持ち」を語ってくれるレナさんのお話です。
レナさんは、実父からのDV・親の離婚・不登校を経験し、
大学検定を受けたのちに希望の大学へ進学し、卒業。
今はまた新たな夢に向かって努力をしているところ。
その経験談はとても過酷で…
途中、会場の空気が少し重くなりました。
みんなが真剣に聞いているのがわかりました。
いろいろな話の中で
「学校に行きたくないわけではない」
「学校に行かないことが悪いことだと思わないで欲しい」
「学校に行かなくても、こうして大学で学び自立することが出来る」
「学校に行かない(行けない)理由はひとつではない」
「なんで?と聞かれても、子どもは『○○だから』と答えられるスキルもボキャブラリーもない」
「なんで学校に行かないの?と聞かれるのが苦痛」
など、心に響く言葉がたくさんありました。
時々、その頃を振り返りながら、言葉を選んで話すレナさん。
「今だから思えること」もたくさんあるそうです。
でも、その時は説明できなかった。
学校で「レナさんがなぜ学校に来ないのか?どうしたら学校に来れるか?」という学級会が行われたことも大きな苦痛だったと話されました。
「放っておいて欲しい」
心の底からそう思ったそうです。
「私が行っても行かなくても、普通にしていて欲しい」

実は、レナさんが傷ついた子ども時代のことを思い出すことで
精神的心理的に不安定になってしまうことが予測されるので
そこがとても心配でした。
そこがとても心配でした。
でもレナさんは、ご自身のことを語ることで不安定になることはないと、
逆に、
いま困っている子どもの救いになれば、
親御さんの迷いの解消のきっかけになればと、
「なんでも聞いてください」と言ってくださいました。
とってもありがたいことでした。
島田さんの講演では、アンガージュマンの役割を
・自分で進路を決定するサポート
・ロールモデルの存在
・学校、家庭、第三の居場所
と仰っていました。
ひまわりも、同じだな、と思いました。
・自分の生き方を決定するサポート
→どう自立していくか。何を選んで生きていくか
子どもとの時間を優先するのか、経済的安定のためになにかを我慢するのか
ご自分で選び歩んでいくための選択肢をなるべく多くお伝えする
・ロールモデルの存在
→ひとり親の先輩の存在
同じことを経験した人がいる、その人の経験を見れる・聞ける
・第三の居場所
→「ひとりじゃないよ」と思える集まり
上手く説明できませんが、おんなじ思いで子どもを、親子を、「生」を守りたいと思っているな、と思ったんです。
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午後の交流会では、一年ぶりの再会もありました。
去年のこと、みんな結構覚えています。
「あれから、どう?」という言葉で始まり、
学校に行ったとかまた行かなくなったとか、
新しい趣味を見つけて夢中になっているようだとか。
話しかけると怒られるけど話したいという親心も聞かれ、
悩みながら、葛藤しながら、
それでも子どものためになることはなにかと模索したり、
みなさんとてもいいお母さんです。

本当に、とても濃い時間でした。
今回、学校関係の方の参加も多く、
学校側の意見なども聞くことが出来ました。
見学実習に来ていた学生さんの中にも、
実は不登校の時期があったとか、家族が不登校だったとか
20代の意見にまたみんなはくぎ付けです。
「ひとり親だから不登校になってしまったのではないか」
という沈む気持ちの一方で
「フルタイムで仕事をして、帰ってきて家事全てをやる。子どもの話をじっくり聞いてあげる時間もない。頑張れることは頑張った、と自分のことは褒めている」
「もう、なるようにしかならないと思っている」
などなど。
いろいろと話し、笑い、励まし合い、最後はみんな自然に「また来年!」と言って解散しました。
2年間続けてこのテーマで講演会を行い、ピアサポートの重要性を強く感じました。
ひとり親に限らず、親として悩む、子どもとして悩む、奥深いテーマだと思います。
ぜひ、今後も島田さんやレナさんたちのお力を借りつつ、
このピアサポートを継続していきたいと思います。
今回、タウンニュースや読売新聞さんにも講演会の記事を掲載していただきました。
ありがとうございました🌻
そのおかげで、とても多くの方々に参加していただきました。
教職員のみなさま
地域のみなさま
支援者のみなさま
ありがとうございました🌻
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