ハルマゲドン とは?

 その昔、わたしが小学生・中学生くらいの時に、「ノストラダムスの大予言」とか「幻魔対戦」とかで、なにやら神と悪魔とが世界の覇権をかけて行う戦争の事を「ハルマゲドン」と言っていたような記憶があります。

 確かに、小学生の頃(1986・7年)はまさに1999年の直前のようであり、しかもUFOや超能力といった事柄がやたらとテレビで取り上げられたりしていたような気がします。

 今も刊行されてますが「月刊ムー」という雑誌があり、当時から、色々と心霊現象やら超能力、UFOなどの超常現象についての情報が、これでもかとばかり発信されていたわけです。(今でも結構盛んなようですね。)



 さて、ハルマゲドンとは何かという事ですが、この「ハルマゲドン」という単語は何に出てくるかと言えば、実は聖書に確かに書かれているのです。

 ヨハネの黙示録16章16節
『 汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に、王たちを集めた。』

 この「ハルマゲドン」という単語は実は聖書には、ここ一箇所にしか出てきません。

 でも、これから分かることは以下のことです。

 1)「ハルマゲドン」とは地名である。

 2)「ハルマゲドン」とはもともとヘブライ語である。

 ちなみに新約聖書はギリシャ語で書かれていますから、先ほどの聖書の本文中の「ハルマゲドン」に対応する箇所は、ヘブライ語の音写をギリシャ語で行った部分になるわけです。

 では、ヘブライ語で「ハルマゲドン」は何を指すのかと言いますと、実は、これはひとつの単語のように見えますが、「ハル・マゲドン」と二つのヘブライ語の単語から出来ています。

【 ヘブライ語で「ハル」とは 】
 ヘブライ語は英語と異なり、右から左へ見ていきます。「H2022」という表示の右横に何やら記号のようなものがありますが、英語のアルファベットに直すと右から「HL」とあります。
 つまり、これが「ハルマゲドン」の「ハル」なのです。 
 ちなみに、意味は英語で書いてありますが、「丘・山」といったような意味があります。
 
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【 ヘブライ語で「マゲドン」とは 】
 こっちは読み方に二通りあり、「メギッド」と発音する場合と、「メギッドン」と発音する場合があることが分かります。
 ちなみに、意味は「群集の場所」というような意味ですが、歴史的には古戦場であったようです。

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 まあ、そんな感じですから、「ハル・メギッド」「ハル・メギッドン」というヘブライ語の発音をギリシャ語で音写した時に、「ハルマゲドン」となったわけです。
 歴史的に色々と戦いが行われた、つまり「決戦の舞台」として昔から知られていた事から、おそらく、「神と悪魔との決戦の舞台」として上手く引用されたのではないかと思います。



【 ハルマゲドンのおおよその位置 】

 つまり、「ハルマゲドン(ギリシャ語)」とは「メギドの丘・山(ヘブライ語)」ということで、メギドという場所は昔(聖書が書かれた時点よりもさらに昔)の古戦場であったわけです。

 日本で言うなら「関ヶ原」というところでしょう。

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