ぐりとぐらのおきゃくさま


作・絵:なかがわりえこ やまわきゆりこ
/ 福音館書店 / 1967年


ぐりとぐらのおきゃくさま の内容紹介

ぐりぐらファンの皆様、お待たせしました☆
ぐりぐらシリーズのクリスマス絵本をご紹介します!

他のぐりぐら絵本は、ご存知のように横長の形ですが、
この絵本だけは、縦長の体裁になっています。
ぐりとぐらよりもずっとずっと大きな「おきゃくさま」
が登場するこの作品、縦長にてお楽しみください♪


雪合戦に興じていたおなじみ のねずみのぐりとぐら。
森の雪の上におかしな穴を見つけます。

その穴はいくつもあいていて、しかも、続いています。
2匹はその穴が“長靴の足跡”だということに気づき、
きつねよりも、くまよりも大きなその足跡が誰のものか
とっても気になり、調べてみることにしました。

足跡をつけていくと、森→原っぱ→唐松林へと足跡は
続き、林の入り口に雪だるまと家が一軒建っていました。

「だけど、なんだか みたことのある ばしょだね」
と言った2匹―「おや おや」と目をこすり―
「ここ、ぼくたちの うちじゃないか」(笑)
とビックリ!!

2匹が家の中に入ると、ぐりとぐらが2匹一緒に入れる
くらいの大きな長靴がありました。

ちょっぴり怖がりながら、
「2ひきの のねずみは、とても ちいさな こえで、
『ただいま』と いうと、なかへ はいりました。」

2匹が防寒着を脱いでかけようとすると、そこには既に
「きんボタンの ついた まっかな オーバー」
「まっしろな えりまき」
「まっかな ぼうし」
がかかっていました。いずれも、特大サイズ^^

暖炉の前で手袋と靴下を乾かそうとすると―
そこにも既に 特大手袋 と 特大靴下 が干してありました。
「そして へやの すみに、とても おおきな ふくろが
 おいてあったのです。」

多分とっても大きいだろうこの侵入者を、ぐりとぐらは
「おきゃくさま」として、どこにいるのか探します。

でも・・「おきゃくさま」は、ベッドにもいないし、
お風呂場にもいない。
でもその時、2匹の大好きなカステラを焼くにおいが
台所から漂ってきました。

台所へ2匹が飛んでいってみると―――
そこには、「あかい ズボンを はいた、しろい ひげの
おじいさんが」立っているのです!

ぐりとぐらは、「あんた、だれ?」とは言いません(笑)

ケーキのボリュームに圧倒されちゃうんです。
そのケーキは、チョコレートとクリームがたっぷり。
二人の天使ともみの木が飾られた、それはそれは大きく
ておいしそうなケーキだったのです。

「おきゃくさま」・・いえ、おじいさんは、ぐりとぐらに
「クリスマス おめでとう」と言って、2匹の前にケーキ
を置きました。

そして、時計を見ると大急ぎで身支度をし、大きな袋を
しょって、「では、よい おとしを!」と言い残して
去っていってしまいました。

このケーキのにおいは、森中の動物たちをも魅了して、
ぐりとぐらの家にはたくさんの友だちがやってきて、
みんなで楽しいクリスマスを過ごしました。

さあ、パーティの場面でケーキの上の天使二人はどこに
あるでしょうか?!


ぐりとぐらのおきゃくさま の読み聞かせ方のヒント

このお話に“サンタクロース”という言葉は一度も
出てきません。
あくまで「おきゃくさま」なんです^^

その辺の部分を読み手も「これはサンタクロースだね」
などと言わずに読めるとこのお話の素敵なところが
生かせるような気がします。


ぐりとぐら のシリーズへはこちらからどうぞ♪


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