ぼうしのおうち (世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)
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さく・え：エルサ・ベスコフ やく：ひしきあきらこ
/ 福音館書店 / 2001年
《ぼうしのおうち の内容紹介》
４歳のお誕生日を迎えたばかりのシートン（次男）が
夢中になった絵本をご紹介します！
特集[帽子をかぶって行こう♪]の８日目。
今特集は１０日間なので、明後日がトリです＾＾
タイトルが面白いと思ったら、表紙画も♪
モロ、「ぼうしのおうち」ですもんね＾＾
子どもも大喜びで食いつきます。
スウェーデンならではの「こびと」の昔話をご堪能あれ♪
「むかし むかし」のことです。
こびとのおじさん（長いあごひげを生やして、赤い
とんがり帽子を被っています）が切り株の家に住み、
靴作りと網作りと魚釣りをしていました。
家のすぐ前の湖には、真ん中に美しい島があり
そこに子どものこびとが３人と、お母さんのこびとが
住んでいました。
こびとの子ども達とお母さんが住んでいた家が、
「ぼうしのおうち」でした。
茶色のＨＡＴに、出入り口と煙突がついていて、
子ども達はこの家が「せかいいち すてきな おうち」
だと思っていました。
ある日、こびとのお母さんが出かけることになり、
子ども達にいい子でいるように言い含めて出かけて
いきました。
残った留守番の３人の子ども達は、いい子でいるように
努力しました。
ええ、本当に努力したのです！
でも、ちょっとばかり知恵足らずでとんでもない事態
を招くことに・・・・・・・。
こびとの子ども達、お母さんが戻って来たときに
どれほど怒られたか気になる人は、読んでみてね♪
《ぼうしのおうち の読み聞かせ方のヒント》
広大な風景とこびとしか出てこないということで、
スウェーデンらしいお話だなぁと思います。
右ページに絵と文章があり、左ページは最初から最後
まで白紙になっていて、右ページだけを読んでいく
形式になっています。
絵本は横長なので、片側ページだと絵本を聞き手に向けて
本を持った際にも読みやすい形式かな、と思いました。
絵本の裏表紙に「４歳から」とあり、シートン（次男）
も喜んでいるのですが、４歳にはまだ少し難しい単語
（例えば、「おしおき」「ぬまち（沼地）」「つむいで
（紡いで）」「すすだらけ（煤だらけ）」など）
が何気に多く含まれていますが、最近わからない単語が
あるとお話を中断してでもその意味を問うようになった
シートンでも、この絵本では全く意味を聞きません。
そんな訳で★★★に分類してみました。
ベスコフ（または北欧）作品が苦手という方でも
この絵本は読みやすいし、北欧絵本の導入にも
お薦めです♪
エルサ ベスコフ
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お兄ちゃん！”
おにいちゃんといっしょ
両親が外国旅行に行く間、
応援、ありがとう。
