電気工事施工管理技士には1級と2級があり、それぞれの技術検定に合格しなければいけません。

技術検定は学科試験と実地試験に分かれています。

1級の学科試験は学歴や保有する国家資格によって指定される実務経験を満足することにより受験が可能です。

2級は学科実地試験が同時に行われ、学歴や保有する国家資格によって指定される実務経験を満足することにより受験が可能です。
しかし、平成28年度から受験資格が緩和され、学科試験のみの受験であれば試験実施年度に満17歳以上になる方は誰でも受験できるようになりました。

1級の実地試験は学科試験の合格者のみが受験可能です。
但し、前年度の学科試験合格者と、指定される実務経験を満足する技術士(電気電子または建設)第二次試験合格者は、学科試験免除で実地試験の受験が可能です。

2級の実地試験は技術士(電気電子または建設)第二次試験合格者の他、「学科試験のみ受験」に合格後12年以内で、指定される実務経験期間満足後の連続2回まで、学科試験免除で「実地試験」を受験することが可能です。

本校電気電子学科は国土交通大臣指定学科なので、1級は卒業後5年以上、2級は卒業後2年以上の実務経験で受験が可能です。
しかし、経済産業大臣が指定する第二種電気工事士養成施設にもなっているので、卒業時に第二種電気工事士免状の交付を受けてから、通算1年以上の実務経験で、2級電気工事施工管理技術検定の実地試験が受験可能になっています。

直近5年間は受験希望者がいなかった等の理由により開講していませんが、平成24年度(2012年度)と25年度(2013年度)には、1級電気工事施工管理技士で監理技術者経験のある専任教員による資格講座を開催しました。
平成24年度は平均的な合格率でしたが、平成25年度は合格率100%、6名の受験者全員が合格しました。

来春から始まる平成31年(2019)年度も受験希望者がいれば資格講座は開講予定です。

 2級セコカン資格講座が終わる(2013年10月29日)http://blog.livedoor.jp/yomiuri_denki/archives/52129438.html

施工管理技術検定合格発表!! (2013年02月04日)
http://blog.livedoor.jp/yomiuri_denki/archives/52099937.html