■WONDER CAVE■
著作制作…………よなぷー
制作年月日………2017年2月6日
対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
使用メモリ………1568ステップ
※「ク」はクラブ、「ス」はスペード、「ハ」はハートの記号です。
※「●」はスペース一個です。
※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。
【 変数表 】
A 現在のエリア
B 位置
C 南の壁の有無
D 西の壁の有無
E 東の壁の有無
F 北の壁の有無
G 汎用
H 汎用
I ―――
J 遭遇した相手
K キー入力
L 敵種類
M 敵体力
N 経験値
O ―――
P レベル
Q 体力
R お金
S 薬
T 剣の性能
U 鎧の性能
V 時間稼ぎ
W 拠点位置
X ボス位置
Y 鍵位置
Z 鍵数
【 プログラムエリア表 】
P0 洞窟・遭遇
P1 戦闘・エンディング
P2 ―――
P3 ―――
P4 ―――
P5 演出
P6 キー入力雑用
P7 時間稼ぎ
P8 キー入力
P9 初期設定
【 物語 】
大地震が起こった翌日から、平和な王国内に魔物が出没し始めた。どうやら国内最大の洞窟が発生源で、その最下層にある古代機械が主犯らしい。地位と名誉を求める冒険者たちは、古代機械を止めるべく、こぞって洞窟へと乗り込んでいく。
そして今日も、また一人……。
【 遊び方 】
[SHIFT][9]でスタート、[SHIFT][0]でコンティニュー。
≪洞窟≫
・矢印↑←↓→……その方向に[W][A][D][X]で移動できます。
・「□」……拠点。通過しただけで体力が一定値まで回復します。
・「÷」……鍵。通過しただけで入手できます。
・「*」……そのエリアのボス。対応する鍵があれば[-]で対戦できます。
≪ランダムで遭遇≫
・FAIRY(妖精)……現在の体力を1.1倍に増やしてくれます。
・EVIL(悪魔)……ちょっと強い魔物です。
・SAGE(賢者)……POT(薬)をくれます。最大3つまで。
・LEECH(ヒル)……現在の体力が1割減ります。
・SMITH(鍛冶屋)
……剣と鎧を売ってくれます。[W][X]で性能を上下させ、[A][D]で剣(SWD)、鎧(AMR)、やめる(QIT)を選択、[-]で決定します。性能の良いものほど高価になります。
≪ランダムで交戦≫
・敵の姿、自分の体力が表示されるので、AT(攻撃する)、PT(あるなら薬を使う)、RN(逃げ出す、時折失敗する)を選択、[-]で決定します。
・自分の攻撃、敵の攻撃共に失敗することがあります。
・勝つと経験値とお金が手に入り、経験値がたまればレベルがアップします(体力の一定値が増加)。
≪ボス≧
・勝つと次のエリアの拠点に進みます。エリア5は古代機械です。
≪状態表示≫
・以上のどの場面でも、[6]で自分の状態を確認できます。順に、エリアと鍵、レベルと体力、お金、剣と鎧の性能、薬の数が表示されます。
≪ゲームオーバー≫
・体力が0になるか古代機械を倒すとゲームオーバーです。前者は拠点に戻されます。
【 開発後記 】
矢印迷宮RPGは前々からやってみたかったので、どうにか完成して今は満足です。P0の最初の方は無駄だらけに見えますが、これが一番速くて省メモリとなっております。
洞窟は結構でかいのでマッピングした方がいいでしょう。方眼紙の使用をお薦めします。今回は『COLLAPSE』みたいにスカスカいい加減な迷宮ではなく、迷路迷路した歯ごたえのあるものとなっております。
まあ楽しんでください。
コメント
コメント一覧 (2)
WONDER CAVE入力しました。そして無事クリア出来ました。
総プレイ時間は6時間くらいでしょうか。
PB-100のRPGは今回初めて遊んだので
過去のPB-100の名作RPGとは比較は出来ませんが
WONDER CAVEはとても面白かったです。
そして何よりも「ちゃんとRPGしてる」事に感動しました。
程よく広いマップ、サクサク上がるレベル、絶妙な敵のインフレ
どれをとっても素晴らしいものでした。
特に前のエリアでボスとして登場した敵が
次のエリアでしれっと雑魚キャラとして登場するのがお気に入りです。
時には経験値稼ぎも必要になるし
ゲームの終盤ではお金が余りまくるのもRPGらしくていいと思いました。
面白いゲームをありがとうございました。
ちなみにラスボスを倒した時のステータスは
レベル44、最大HP1960、剣の性能10、鎧の性能10でした。
『WONDER CAVE』をプレイしてくださってありがとうございます! 楽しんでいただけたようで何よりです。
このゲーム、マッピングが必須な内容なので、遊ぶ前から挫折される方はかなり多かろうと危惧しておりました。
咳めぐ様が重い腰を上げてくださったこと、真に感謝いたします。
お金ですが、最初のエリアから倍々ゲームで増えていくので、最後はうなるほど貯まります。
そのせいで性能8や9の剣などは、多分誰も買わないであろう飾り物と化してしまいました。反省点です。
ゲームバランスについては、完全な満足を得られませんでしたが、まあまあ妥協できる及第点におさまったかと思います。
マップはまず100かける100を逐一調査し、迷路に使えそうな閉鎖空間を見つけては、出発地点とゴール地点を与えて使用する……といった具合で、かなり時間と手間をかけました。これが一番面倒でした。
……つまり何が言いたいかというと、苦労したということです。褒めていただいて報われた思いです。
さて、これでおいらのアイデアは枯渇しました。次回からはトランプやゴルフなどのベタなゲームを作っていきたいと思ってます。
ありがとうございました!