PB-MESHIYA

■PB飯屋■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2020年10月29日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………1568ステップ
 ※「クラブ」「スペード」「ハート」は、その記号とみなしてください。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


【 変数表 】

A  週
B  調理レベル
C  ―――
D  調理経験値
E  店の規模
F  従業員数
G  人気
H  来客数
I  ―――
J  食材の量
K  売り上げ
L  値段
M  月
N  ―――
O  ―――
P  資金
Q  汎用
R  一日の経過時間
S  ―――
T  ―――
U  食材の相場
V  ―――
W  不潔度
X  キー入力
Y  カーソル位置
Z  ―――


【 プログラムエリア 】
P0  メイン
P1  修行
P2  宣伝
P3  市場
P4  清掃
P5  拡張
P6  不足時
P7  時間稼ぎ
P8  キー入力・状態表示
P9  初期設定


【 遊び方 】
 [SHIFT][9]でスタート、[SHIFT][0]でコンティニューです。
 1週間に1日しか開かない『PB飯屋』で、1年後にお金(¥)2万を獲得することが目的となります。
 まずは月(M)と週(W)が表示され、コマンド入力受け付けとなります。[Q]で左、[W]で右にメニューを選び、[-]で決定してください。

 ●修行(Syugyo)
  ……食材(Zai/Sozai)1を消費して、調理の修行を行ないます。実行すると経験値(Exp)が入り、それが一定数を超えると調理レベル(Lv)が上昇します。調理レベルが高いと客(Kyaku)が満足する確率が高くなります。

 ●宣伝(Senden)
  ……お金を1回につき最大100まで投資して、店の人気(Ninki)を高めます。人気が上昇するほど客がより多く来店します。やっぱり宣伝しないという場合は¥0を選択してください。

 ●市場(Ichiba)
  ……表示された価格で食材10を購入します。日によって相場が異なります。ひと週に何回でも可能。

 ●清掃(Seisou)
  ……不潔度(Fuketu)を0にします。店の規模に比例する費用がかかります。

 ●拡張(Kakcho)
  ……店の規模(客が入れる人数)を、お金500で1拡張します。

 コマンドが終わると営業に入ります。営業時間は昼の12時から夜21時までで、3時間ごと4回に分けられます。プレイヤーは見てるだけとなります。
 ●客は店の人気が高く、料理の値段(Nedan)が安いほどたくさんやってきます。
 ●客は従業員の数(Jugyin)しかさばけません。従業員数を超える客には帰っていただく(Kaeru)ことになります。
 ●客一人の料理につき食材1を消費します。食材が切れると強制閉店となってしまいます。
 ●プレイヤーの調理レベルが高いほど、客に満足(Manzoku)してもらいやすくなります。この表示が出ると、人気が2上昇します。
 ●一つの時間帯につき、店の不潔度が1上昇します。不潔度が高いほど食中毒(Chudoku)が発生し易くなります。食中毒が発生すると、人気が半分になってしまいます。

 4週経過ごとに、店の維持費(Ijihi)として規模×50、従業員の人件費(Koyou)として従業員数×10のお金が資金より差し引かれます。資金が底を尽きると破産(Hasan)となり、ゲームオーバーとなります。
 続いて、来月からの従業員数と料理の値段を決定します。

 たまににっちもさっちもいかなくなる時があります。いわゆるハマり状態というやつです。これはゲームオーバーの表示のないゲームオーバーだと捉えてください。

 12ヶ月経過するとゲームオーバーとなり、所持金が2万を超えていた場合「GREAT!」と表示されてハッピーエンドとなります。

 なお、キー入力の出来る場面では、いつでも[6]で現在の状態を見ることが出来ます。順に調理レベル、所有する食材数、店の規模、不潔度、人気、従業員数、料理の値段、所持金となります。


【 開発後記 】
 超久しぶりにPB-100用ゲームプログラムを作り上げました。なかなか楽しめる出来だと思います。実は途中で制作に行き詰って、しばらく放置状態だった期間があります。そこを除けば、割とスムーズにプログラムできました。
 攻略法としては、「とにかく宣伝しよう」「とにかく食中毒を防ごう」といったところです。そう、人気が店の未来を左右する、と心がけるのです。また、このゲームでお金を稼ぐ手段は客からもらえる代金しかないので、料理の値段をどこで上げるかよくよく見極めてください。