よなぷーの無駄喋り

2017年10月

■DOMINO■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2017年9月16日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………544ステップ
 ※「ク」はクラブ、「ス」はスペード、「ハ」はハートの記号です。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


P0

2 PRINT "●[[DOMINO]]","[TOP]";H,"[BY]";J$:E=10:F=0:G=2

4 $="●●●●●●●●●●●●"

6 A=0:PRINT:PRINT "●[STAGE";6-E/2;"]";:GOSUB #2

8 IF A=12;GOSUB #3:GOTO 6

20 PRINT CSR0;$;CSRA;"'";:GOSUB #1:A=A+1:IF KEY="" THEN 8

30 PRINT CSRA-1;"i";:GOSUB #1:IF MID(A,1)="I";GOSUB #3:GOTO 6

40 IF A=1;$="I"+MID(2,11):GOTO 70

50 IF A=12;$=MID(1,11)+"I":GOTO 70

60 $=MID(1,A-1)+"I"+MID(A+1)

70 A=0:F=F+1:IF $≠"IIIIIIIIIIII" THEN 8

80 FOR D=0 TO 11:PRINT CSRD;"/";CSR COS TAN SIN 0*D;"_";:NEXT D:GOSUB #2

90 PRINT "●●[CLEAR!]";:GOSUB #2:F=F+10:E=E-2:IF E≧0 THEN 4

100 PRINT "[ALL●CLEAR!]","[GREATEST!!]";:F=F+G*10:GOSUB #2:GOTO #4


P1

10 FOR C=0 TO E:NEXT C:RETURN


P2

10 FOR C=0 TO 99:NEXT C:PRINT:RETURN


P3

10 GOSUB #2:PRINT "●●●[MISS]";:GOSUB #2:G=G-1:IF 0>G THEN #4

20 RETURN


P4

10 PRINT "[GAME●OVER!]","SCORE";F;:IF F≧H;STOP:H=F:INPUT "NAME",J$

■DOMINO■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2017年9月16日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………544ステップ
 ※「ク」はクラブ、「ス」はスペード、「ハ」はハートの記号です。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


【 変数表 】

A  ドミノ位置
B  ―――
C  時間稼ぎ
D  汎用
E  ゲームレベル
F  得点
G  ミス残り
H  最高得点
I  ―――
J$ 最高得点記録者名
K  ―――
L  ―――
M  ―――
N  ―――
O  ―――
P  ―――
Q  ―――
R  ―――
S  ―――
T  ―――
U  ―――
V  ―――
W  ―――
X  ―――
Y  ―――
Z  ―――


【 遊び方 】
 プレイする前に、VACを実行して変数を初期化してください。
 ワンキーゲームです。適当なキーを押して、左から流れてくる指を、何も置かれていない空白で止めてください。成功するとそこにドミノが置かれます。すでにドミノがある場所に置いたり、指が画面外に出てしまうと1ミスとなります。全12個のドミノが揃うとパタパタ倒れ、次の面に進みます。
 全6面をクリアするか、3ミスでゲームオーバーとなります。最高得点を記録していた場合、7文字までの名前入力ができます。


【 開発後記 】
 ノリで作った単純明快ゲームです。特に語ることもないでしょう。ドミノが倒れる様はプチ爽快です。
 作者の最高得点は152点です。これはノーミスの、このゲームにおける最高点です。

◆デスティーノ1……初期版
 回転して相手の後頭部をマットに叩きつける際、自分自身も同じ目にあう。一人パワーボム状態。

◆デスティーノ2……完成版
 左肘と腰で接地し、自身の後頭部がリングにめり込むのを回避。正調デスティーノである。

◆デスティーノ3……失敗版
 2016年の対石井智宏IWGP戦でフィニッシュとなったデスティーノ。自身の回転が中途半端で、覆い被さるような形で着地する。

◆デスティーノ4……疾走版
 2017年のG1公式戦対飯伏幸太戦で見せたタイプ。走り込んで華麗に決める。ただしたいてい返される。

◆デスティーノ5……旋回版
 2017年のG1決勝対ケニー・オメガ戦で繰り出した型。通常と異なり、大きく旋回する。見た目が良い。

ヒョードルからマスコミ各社宛に『川柳大会を開催するので是非参加を!』とのFAXが届き、記者たちは嫌々ながらヒョードルのジム『レッドデビル』に集まった。

ヒョードルは全裸にオナホール一丁という狂人スタイルで待ち構えていた。

ヒョードル「さあ、川柳を楽しもうじゃないか、諸君! そうだな、まずはそこの君、一句作りたまえ」

記者「はあ、それじゃ……。『木枯らしに 果て落つ銀杏 地に積もる』」

まあまあだ。だがヒョードルは記者目掛けて空のペットボトルを投げつけた。

記者は顔面にもろに喰らい、ダメージこそ少なそうだったが尻餅をついた。

ヒョードル「駄目だ駄目だ! この俺様に対する敬意が足りんじゃないか! 見本を見せてやる」

ヒョードルことうすら馬鹿は、そう怒鳴って筆をしたためた。

ヒョードル「『ヒョードルは 三沢さんより 強いよね』」

報道陣は一斉に寒気を覚えた。目の前の身の程知らずがこの後どうなるか、眼前でしかと見た思いだった。

ヒョードル「どうだ、この句は。まさに俺様を讃える中身じゃないか……」

次の瞬間、天井を突き破って、右肘を構えた三沢さんが稲妻のごとく突入してきた。

そのエルボーは、狙いあやまたずヒョードルの脳天に直撃する。

ヒョードル「ぎゃああっ!」

ヒョードルはジムの地面に埋まって失神した。

爆発的な歓声を上げる記者陣。

記者「三沢さん!」

三沢さん、汗ワイパーをしながら仁王立ちする。

三沢さん「やれやれ、いくら川柳といえども嘘はいけないよね、嘘は」

感動するマスコミ各社。

記者「あの、三沢さん。取材、いいですか?」

三沢さん「いいね。行きつけのスパがあるんだ。そこで話そうよ」

三沢さんを先頭に、ゾロゾロとジムを出て行く一同。

ヒョードルは埋まったまま、「『三沢さん 舐めてかかると 大火傷』」とうわ言を呟いていた。

どこかでウグイスが鳴いている。

ヒョードルがマスコミ宛に『宇宙戦艦を完成させた』とのFAXを流し、報道陣は嫌々ながら彼のジム『レッドデビル』へ足を運んだ。

出迎えた全裸のヒョードルは「案内しますよ、皆さん」と、寒さに肌を粟立たせながら港へ誘導する。

やがて一同はおおっと歓声を上げた。

埠頭には、豪華客船のようなどでかい船が鎮座ましましていたのだ。

ヒョードルが色好い反応に気を良くしたらしく、粗チンをぶらつかせた。

ヒョードル「どうだお前ら! これこそが宇宙戦艦『トマト』だ!」

随分情けない名前は、ヤマトへの憧れあってのものだろう。

記者「これが空を飛び、宇宙まであなたを旅立たせてくれるというわけですか?」

ヒョードルは気持ち良さげに答えた。

ヒョードル「その通り! 今から俺を乗せて堂々打ち上げだ! そこで一部始終を見ているがいい」

一糸まとわね男は莞爾と笑うと、タラップを上って船内に身を隠した。

記者の一人がボソリと言った。

記者「でもさあ、この船、ダンボール製だぞ? それに発射台もないのに打ち上げできるのか?」

その時だった。

はるか遠くの空から、右肘を構えた弾丸のような人間が、『トマト』中央部に猛烈な勢いで突き刺さったのは。

そして刹那の間をおいて、『トマト』はバラバラに砕け散ったのである。

ヒョードルは飛散するダンボール破片共々、はるかかなたの空へ消えていった。

記者「み、みみみ三沢さん!」

ヒョードルの工作品を粉砕したのは、もちろん三沢さんその人だった。

波止場に着地した彼は、ヒョードルが去った水平線を眺めた。

三沢さん「どれだけのダンボールを集めたら、こんな馬鹿でかいだけの船ができるのか。そしてどうやってそれを宇宙へ飛ばそうというのか。ヒョードル君のやることはよく分からないけど、子供が真似したら危ないからね。はっきり言って、粉々にさせてもらったよ」

感動に嗚咽する報道陣。

記者「三沢さん。取材、いいですか?」

三沢さん「いいね。近くに行きつけのフィリピンパブがあるんだ。そこに行こうよ」

こうして格闘神とその従者たちは、ダンボールの浮かぶ海から離れて行ったのである。

ヒョードルの行方はようとして知れなかったが、誰も気にしなかった……。

どこかでウグイスが鳴いている。

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