よなぷーの無駄喋り

2018年01月

■ROUND TRIP■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2018年1月3日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………プログラム本体 1416ステップ
         DEFM命令   152ステップ
 ※「クラブ」「スペード」「ハート」は、その記号を入力してください。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


P0

2 B=0:IF K=35;K=34:$="●NICE●CLEAR●":GOSUB #7:END

4 GOSUB #4:PRINT:PRINT "STAGE";K;:GOSUB #8

6 PRINT CSR0;$;A;

8 IF KEY="" THEN 8

20 IF KEY="Q";B=B-SGNB

25 IF KEY="W";B=B+SGN(8-B

30 IF KEY="-";GOSUB #1

35 IF KEY="9";PRINT:PRINT "GIVE●UP!";:GOSUB #8:GOTO 2

40 IF KEY≠"6";PRINT CSRB;"##";:I=TAN SIN π:GOTO 6

45 E=0:J=0

50 PRINT CSR0;$;CSRE;"=";:I=COS TAN SIN π

55 IF KEY="9";PRINT:PRINT "STOP":GOTO 6

60 F$=MID(E+1,1):IF F$="]";E=E+1

65 IF F$="→";PRINT CSRE;"==";:E=E+3

70 IF F$="[";E=E-1

75 IF F$="←";E=E-3:IF E≧0;PRINT CSRE;"==";

80 IF E=9;J=1

85 IF E≧10 THEN 105

90 IF 0>E;IF J=0 THEN 105

95 IF 0>E;IF J=1;PRINT "CLEAR!";:K$(K)="*":GOSUB #8:K=K+1:GOTO 2

100 GOTO 50

105 PRINT:PRINT "FAILED";:GOSUB #8:GOTO 6


P1

10 C$=MID(B+1,1):D$=MID(B+2,1):IF A=0;RETURN

20 A=A-SGNA:IF B=0;$=D$+C$+MID(3):RETURN

30 IF B=8;$=MID(1,8)+D$+C$:RETURN

40 $=MID(1,B)+D$+C$+MID(B+3):RETURN


P4

1 PRINT CSR0;"SELECT";K;K$(K);"●●";

3 IF KEY="Q";K=K-SGN(K-1:GOTO 1

5 IF KEY="W";K=K+SGN(34-K:GOTO 1

7 IF KEY≠"-" THEN 3

9 A=1+INT((K-1)/5:GOTO K*10

10 $="]→←→]←→]←[":RETURN

20 $="→←[]→←][]←":RETURN

30 $="]→[←]→←[]←":RETURN

40 $="→←]→←[←→[[":RETURN

50 $="]→←[→[]←]←":RETURN

60 $="→]→←]→←]←[":RETURN

70 $="→←[→][←]]←":RETURN

80 $="]→[←→]←[]←":RETURN

90 $="←→]→←[←→[[":RETURN

100 $="]→←[←→[]]←":RETURN

110 $="→]→←←→]]←[":RETURN

120 $="→←[→][←]←]":RETURN

130 $="→][←]→[←]←":RETURN

140 $="→←→][←→[←[":RETURN

150 $="]←→[→←[]←]":RETURN

160 $="→]←←→]]←→[":RETURN

170 $="←→[→][]←]←":RETURN

180 $="]→←→[←]][←":RETURN

190 $="→←→][→←[←[":RETURN

200 $="←]→→[←[]]←":RETURN

210 $="→←]]→]←→[←":RETURN

220 $="→[]←→[←←]]":RETURN

230 $="]←[]→→[]←←":RETURN

240 $="→]→←[←←[→[":RETURN

250 $="→][←[→]←←]":RETURN

260 $="]→←→←]]→[←":RETURN

270 $="←[→→][]←←]":RETURN

280 $="→][]←←[→←]":RETURN

290 $="]→←←→→[[[←":RETURN

300 $="]←[→→←←[]]":RETURN

310 $="]←→]←→→][←":RETURN

320 $="[→[←]→←]←]":RETURN

330 $="→]][←←→]←[":RETURN

340 $="→←]→←→[[[←":RETURN


P7

10 FOR I=0 TO 11:FOR E=11 TO I STEP -1

20 PRINT CSRE;MID(I+1,1);:NEXT E:NEXT I:RETURN


P8

10 FOR I=0 TO 130:NEXT I:PRINT:RETURN


P9

10 $="-ROUND●TRIP-":GOSUB #7:STOP:VAC:K=1:GOTO #0


(DEFM 19)

■ROUND TRIP■

 著作制作…………よなぷー
 制作年月日………2018年1月3日
 対応機種…………PB-100/110/120用ゲームプログラム
 使用メモリ………プログラム本体 1416ステップ
         DEFM命令   152ステップ
 ※「クラブ」「スペード」「ハート」は、その記号とみなしてください。
 ※「●」はスペース一個です。
 ※「○」はEXTモードの[SHIFT][A]です。
 ※「⊂」は[ANS]の下の[E]です。


【 変数表 】

A  残り操作回数
B  カーソル位置
C$ 左キャラ
D$ 右キャラ
E  ビーム位置
F$ ビーム接触キャラ
G  ―――
H  ―――
I  汎用
J  右端に到達したか
K  ステージ
L$~Z$(19) ステージクリアチェック


【 プログラムエリア表 】

P0 メイン
P1 左右入れ替え
P2 ―――
P3 ―――
P4 ステージデータ
P5 ―――
P6 ―――
P7 演出
P8 時間稼ぎ
P9 初期設定


【 入力上の注意 】
 このゲームを遊ぶにはDEFM命令により変数領域を拡張する必要があります。
 RUNモードで[DEFM19][EXE]と入力し、変数を19増やしてください。
 元に戻す場合は、[DEFM0][EXE]と入力してください。


【 遊び方 】
 [SHIFT][9]でスタート、[SHIFT][0]でコンティニュー。
 [Q][W]でステージを選択、[-]で決定してください。既にクリア済みのステージには、横に「*」が付きます。
 ゲーム画面では、[Q][W]でカーソル移動、[-]で左右入れ替え、[6]でビーム発射、[9]でギブアップとなります。右端に表示されているのは残り入れ替え回数で、これが尽きると入れ替えできなくなります。

 ”]”……ビームが右に1マス進行
 ”→”……ビームが右に3マス進行
 ”[”……ビームが左に1マス進行
 ”←”……ビームが左に3マス進行

 ビームが引っかかってループした場合は[9]でストップしてください。
 ビームが右端にタッチし、左の画面外に出た場合のみクリアとなります。
 全34面をクリアしましょう!


【 開発後記 】
 マイコンBASICマガジン1989年9月号のシャロマーSOFTさん作『REFLECTION』をパク……もとい、インスパイアされて完成させたゲームです。(だってPBでパズルっていったらこうなるもんなあ……)
 一応入れ替え回数を設定していますが、ルールがザルなので余力を残したままクリアできる面もちらほら。まあ勘弁してください。

ヒョードル「ベラトール4月28日大会でフランク・ミアと再起戦を行なうことになったよ(実話)」

記者「また早速いつもの八百長ですか?」

ヒョードル「(机を叩いて)当たり前だろ! これはヘビー級王座決定トーナメントの一回戦なんだ。いきなり敗退ですじゃ進退に関わってくるからな」

三沢さん「相変わらずだね、ヒョードル君」

一同「み、みみみ三沢さん!」

ヒョードル「亡霊は引っ込め!」

次の瞬間、三沢さんのランニングエルボーがヒョードルに炸裂。

ヒョードルは遥か彼方の空に光となって消えていった。

三沢さん「ぶっちゃけ、ベラトールぐらい3分で制圧できるけどね。ヒョードル君の言う通り、亡霊のように地上に出てこなくなった(東京ドーム地下三階の総合格闘技場で寝泊まりしている)俺が、あれこれ手を出すのもね。はっきり言って、後進の指導にも頑張りたいからね、俺はね」

記者「やっぱり三沢さん最強!」

 試合が決着した後、ヒョードルは僕の肩を借りてリングから退散した。
「生きてる……俺、生きてる……」
 どうやら生きてマットを下りられたことに感謝ッ……! 圧倒的感謝ッ……! しているようだ。その両目からボロボロ涙が零れ、鼻水が氷柱を作る。
 と、その時だった。リング上でインタビュアーから「ヒョードル選手に一言」と振られた三沢さんが、こんなことをおっしゃったのだ。
「ヒョードル! ありがとう!」
 まさかの三沢対小橋戦の再現だった。神聖なる小橋選手とヒョードルの薄ら馬鹿とは比較にもならないが、三沢さんはこのドリームマッチに乗り込んできた馬鹿の根性を褒めてくれたわけだ。
「うう……三沢さん……三沢さん……」
 ヒョードルが感極まって号泣する。こんな八百長アホでも、人間の感受性は備えているらしかった。

 それから数ヶ月。約束通り三沢さんから権利書を取り戻せたヒョードルは、相変わらず『レッドデビル』で練習を続けている。今度は三沢さん戦と同じく、完全ガチの試合を行なって勝利を目指すという。
 正直、ガチではヒョードルに勝ち目はないだろう。だが問題はそこではない。ガチの試合に生きる勇気、それを三沢さんから教えてもらったヒョードルにとって、ガチ試合を戦うことこそが最大の恩返しなのだ。
 三沢さん戦で稼いだファイトマネーは多額で、借金は完済。僕にも給料が出るようになった。奥さんとの険悪な仲以外は、全て順風満帆だ。
 『三沢さん対ヒョードル』。何もかも良い方向に向かわせてくれたあの一戦を、僕は永久に忘れないだろう――

「ある青年の手記」完

 三沢さんにフェースロックを決められたヒョードルは、またも「死むーっ! 死むーっ!」と慟哭してジタバタと両足を跳ね上げた。
 会場は興奮のるつぼと化し、「そのまま殺せ!」だの「首を捩じ切っちまえ!」だのといった声援が飛び交った。
 僕はヒョードル改めウンコ垂れのセコンドであり、雇われ者ではあったが、だからといってウンコ垂れを崇拝していたわけではない。やはり格闘技界に身を置く者として、その憧憬の対象は格闘神三沢さんただ一人だった。
 その三沢さんが、ヒョードルから両腕を離した。フェースロックで絞り上げるのも飽きたらしい。今度はリバース・ネルソン・デスロックに移行し、ヒョードルの両肩を破壊しにかかった。
 もはやヒョードルはあぶくを吹き、失神寸前の体である。しかし和田レフェリーは「分かっている」ようで、ニュートラルコーナーに待機しチェックには入らなかった。
 それをいいことに三沢さんが羽折りで締め上げる。モリモリという音ともに悪臭が漂ってきた。ヒョードルが脱糞したのだ。
 三沢さんはこれは敵わんとばかり、ヒョードルを解放して距離を取った。自由を得たウンコ垂れは仰向けに痙攣し、糞尿をとめどもなく流す。観衆からは罵声が飛び、三沢さんにトドメを刺してくださるようお願いする声が上がった。
 もちろんこんな茶番をいつまでも続行する三沢さんではない。観客のリクエストに応え、圧倒的実力差を示すためにも、ヒョードルを仕留めにかかった。
 ヒョードルの頭を掴んで引きずり起こす。ダブルアームの体制をとった。
 出るのか。出てしまうのか、あの超神秘的究極必殺技が。
 三沢さんがヒョードルを持ち上げる。その体が垂直になったと同時に、脳天からマットへ真っ逆さまに叩きつけた。
 タイガードライバー91だった。
 和田レフェリーがすかさずカウントを数える。ワン、ツー、スリー。
 鼓膜が破れるんじゃないかと思うほどの超大歓声が国立競技場に轟く。三沢さん対ヒョードルは、三沢さんの完勝に終わったのだ。

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