よなぷーの無駄喋り

2020年02月

コロナウイルスにかかったものの、3時間で治った志賀賢太郎様。

かのお方はマスクをつけて、緊急記者会見を開催した。

志賀様「国立競技場10万人を予定していた対内藤哲也さんの試合ですが、新型コロナウイルスの感染拡大をかんがみ、急遽取りやめとなりました」

報道陣数百人のフラッシュが、日本国国王の御姿に炸裂する。

記者「ご懸命な判断だと思われます。……しかし今から振り返るに、内藤哲也のあの余裕は、事こうなることを予期していたからではないかと疑われます」

誰もがうなずいた。

今までの挑戦者たちは、志賀様を前にしただけで、そのオーラに恐れをなして失禁・脱糞に至っている。

だが内藤だけは余裕綽々であった。

それも今思い返せば、新型コロナの衝撃波及により、試合自体がなくなることを予想していたからなのかもしれない。

志賀様「残念ですが、新型コロナウイルス感染がピークを超えてから、改めて内藤さんと試合開催について協議したいと思います。……ともかく、期待してくださっていた方々にお詫び申し上げます」

新型コロナが今日ほど憎く思えたことはない。

記者陣は志賀様のご配慮に感激しながら、日本を覆う暗雲が晴れる日を待ちわびるのだった。

やっぱ仮面ライダーといったら響鬼だよなぁ。

「鍛えてますから」「シュッ」「少年さー」でお馴染み、細川茂樹演じるヒビキと、少年明日夢の交流を描いた一大絵巻。

最初から明日夢に鬼を目指させていれば、物語は行き詰まらなかったのにな、とか。

途中で出てきた斬鬼・轟鬼の師弟コンビにヒビキが食われたり、とか。

ロケで予算使いまくった挙句、肝心のオモチャが子供に見向きもされなかったので、スポンサーが怒って脚本家をすげ替えさせた、とか。

色々と問題あった響鬼。

でも、でも最高なんだよなぁ。

お金と時間のある人は、是非とも全話視聴してほしい。

轟鬼の彼女役の急逝とか色々あるけど、絶対に観て損はないと思うので。

――いや、それは言い過ぎか。

でも観てくれ〜。

志賀様と内藤哲也が一対一のシングルマッチを行なうことが正式決定し、この日、都内某所のホテルで記者会見が開かれた。

明るい茶色のスーツに身を包んだ志賀賢太郎・日本国国王様に対し、内藤哲也は白いいつもの背広で記者団に向き合った。

記者「内藤哲也選手にお尋ねします。自分は一体何分持つと思いますか?」

これに眉をひそめたのは内藤ではなく志賀様だった。

志賀様「その質問は失礼ですよ、そこの方。勝負は勝負。もしかしたら僕が負けることもあるかもしれませんので」

記者「すみません」

内藤がどんぐりまなこをキョドキョドとうごめかす。

内藤「志賀様との対戦。これは非常に光栄。……ですが。俺には秘策があるんだよね。その答えはもちろん、トランキーロ! あっせんなよ」

そうマイクに喋りかける内藤だったが、その両目からは大粒の涙がこぼれ落ちた。

やはり一流のレスラーは志賀様と対峙したとき、その圧倒的な実力差を感じ取って、恐怖に打ち震えるらしい。

それは内藤哲也とて例外ではなかったようだ。

志賀様「僕は今まで色々な格闘家・プロレスラーと闘ってきました。その中でも新日本プロレスの二冠王者となれば、話は別格です。当日は胸を借りるつもりでぶつかっていきたいと思います」

記者団は大爆笑した。

この会見場で、志賀様が内藤に敗れることを予想するものは一人もいなかったからだ。

内藤「イッ! 内藤!」

内藤はそう叫ぶと、二本のベルトを高く掲げた。

内藤「当日はタイトルマッチ。このIWGPヘビー級と、IWGPインターコンチの二つを懸けて勝負といきましょう」

その眼からは次々と涙がこぼれ落ち、全身の震えは止まらず椅子がガタガタ鳴り響いていた。

内藤「ノスオルトロス! ロス! インゴベルナブレースーッ!」

内藤は慟哭し続ける。

内藤「デ・ハ・ポンッ!」

彼はそこまで叫ぶと、机に突っ伏して失神した。

志賀様への圧倒的な恐怖に、よくぞ今まで耐えたというものだろう。

二本のベルトともども担架で運ばれていく内藤を尻目に、志賀様は素敵な微笑を閃かせて立ち上がった。

志賀様「では、当日をお楽しみに!」

記者団のけたたましいフラッシュを浴びながら、志賀様は悠々と帰宅の途についた。

予約が開始された。

エイリアンソルジャーやヴァーミリオン、ストライダー飛竜など、国内版とはまた違ったラインナップ。

もちろん買うぜ。

ただ、『〜W』(コントローラー二つ)しかないのが残念かな。

ちと高くなるが、まあ仕方ない。

それよりまだまだ手持ちのメガドライブミニでクリアしていないゲームは沢山ある。

ちょっとやりこんでみよう。

1.5東京ドームのメインイベント終了後に乱入し、『デハポン大合唱』を阻止したKENTA。

個人的にはそれよりも、バックステージでの吠えの方が大好きだ。

KENTA「2020年。(机を激しく叩きながら)俺の年だよ俺の年!」

マジで面白かった。

今でも思い出してニヤけてしまうぐらいの、威勢のいいイキりっぷり。

イキるってこういうことかー、と腹を抱えてしまった。

もう今年の新日本プロレス流行語大賞が決まった、とさえ思う。

『俺の年だよ俺の年!』

いやあ笑える。(´∀`=)

まあKENTAはWWEで怪我で欠場してばかりだったので、今度はリングを変えて頑張ってほしい。

今年のG1は秋開催で、それまでどう戦っていくのか見守りたい。

最後にもう一度。

『俺の年だよ俺の年!』

腹痛い。(´∀`=)

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