よなぷーの無駄喋り

2022年03月

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スダリオ剛の恥を知らない、志賀さまへの挑発行為。

これを受けて、記者団は志賀さまが属するプロレス団体・NOAHへと詰めかけた。

志賀さまの反応を記事にするためだ。

そのとき、志賀さまは庭で盆栽を刈っていた。

志賀さま「これはこれは、皆さまお揃いで。何かあったんですか?」

記者「実は、ライジンとかいう八百長団体で名を馳せている男が、志賀さまを見下して対戦要求を発したのです」

志賀さま「ほほう。その方は何というお名前ですか?」

記者「スダリオ剛です」

志賀さまは盆栽を刈るためのハサミを置いた。

志賀さま「うかがいましょう」



報道陣は委細顛末を話し、志賀さまは何度もうなずかれた。

そしてすべてを聞き終えるや否や、付け人の丸藤正道を呼び寄せた。

丸藤「志賀さま、ご命令を!」

志賀さま「東京ドームを抑えてください」

どよめくマスコミたち。

記者「まさか志賀さま、スダリオ剛の対戦要求を受け入れるのですか?」

志賀さまはニコリと笑う。

志賀さま「スダリオ剛君は礼儀を知らない。誰かが彼の高い鼻を折らなければ、彼は増長の一途を辿ってしまうでしょう」

慄然とする報道陣は、フラッシュの爆発を志賀さまに浴びせるのみだ。

志賀さま「確かにスダリオ君のような超重量級とはあまり闘ってきませんでした。ここは軽量級の僕が、プロレスの試合は体格では決まらないと、彼に教えてあげなくては」

志賀さまは恐ろしい微笑を浮かべた。

志賀さま「最高の舞台で残虐な試合を演じることには疼痛を覚えますが、仕方ありません。東京ドームで、スダリオ君を叩き潰させていただきます!」

ふとテレビを観れば、どこのチャンネルもこの志賀さまのコメントを速報としてライブ中継していた。

記者団は次々に質問を浴びせながら、スダリオ剛の命運尽きたと、恐怖とともに思い知るのであった……

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