2013年03月03日

福島仮設住宅ツアー Vol.5 でした

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この素敵な飾り付け、ボランティアの方々が作ったのではありません。
仮設住宅の方々自身で作られたそうです。
瓦礫の中から、路上の影からそっと顔を出す花たちのように、前向きに生きていく強い姿が表れてくる感じ。

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●1箇所目:福島県本宮市 小田部(こたべ)仮設

ここは福島県浪江町からの避難者たちが住む仮設住宅。
集まった方々の雰囲気は、困難な状況下においても共に励まし合い、結束して乗り越えている姿勢が伝わってきます。自治会長さんの明るくリーダーシップのあるキャラによるところも大きい感じ。
そして、これまで支援の手があまり入ってこなかったのもあるのか、我々は大歓迎で受け入れて頂きました。

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そりゃもうパワー全開でいきますよ!!

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めちゃ盛り上がってます〜皆さんの手拍子と歌声、そして笑顔が最高♪
必殺の「ハイそれまでョ」もバッチリ決まり〜。

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そして「愛燦々」や、阪神大震災を歌った「満月の夕」では涙ぐむ方々続出で、オレも歌うのが大変なのですが…
泣いてもいいんですよ、おもいっきり感情を解き放っていいんですよ。
皆さんにそういう場にして頂くために、我々は来てるのだから。

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ライブは盛りに盛り上がって終了し、お食事タイム。
Your Big Family(東久留米の自然食レストラン)特製の健康食を皆さんに味わって頂きました。やはり美味しい食事を囲むと皆さんとてもいい笑顔になってくれますね。
食事を取りながら、この2年間の避難生活のことなど、お話をたくさん聞かせて頂きました。

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隊長Mさんの言葉にもあるとおり、我々の活動の真の意味は食事提供でも音楽会でもなく、こうして顔を突き合わせて会話の場を作ることにあるのです。
そして、福島のことを気にかけているのはここにやって来た人間だけではない、見えないところで支えてくれている人たちがたくさんいる、福島のことを忘れていないよと伝えることも大切だったりします。

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●2箇所目:福島県白河市 郭内第一第二仮設(合同)

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ここは福島県双葉町からの避難者たちが住む仮設住宅。
仮設住宅も場所によってそれぞれ独特の雰囲気があり、ここの方々は1箇所目のようにみんなでワ〜〜っと盛り上がる感じではなく、個々人が思い思いに楽しんでくれている印象でした。

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それでも、歌に反応して見せてくれた笑顔は最高でしたよ♪

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ライブ後はぜんざいを出してお茶菓子会。

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入居者の方々と話をする時間は本当に大切。
足腰が悪くて座ってるのも大変な状態の方もいたのですが、その方は音楽が大好きで、どうしても生演奏を見たくて、頑張って部屋から出てきた、と言ってくれました。
話しているうちにこれまで我慢していた感情が吹き出したようで、涙を流して声を詰まらせていましたが、一生懸命話してくれました。

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ここは今まで訪れた仮設住宅としては珍しく、駅やスーパー、病院などが近所に揃っていて、建物の構造などもしっかりしていて、一見とても恵まれているようにも見えます。

それでも、やはり『仮設』なのです。
それぞれの本来あるべき生活ではないのです。

それに、物質的な面だけではなく、コミュニティ形成としてどうなのか、ということもすごく重要だったりします。
あれだけ盛り上がった1箇所目の仮設住宅も、そしてここも、我々は基本的に表面しか見えていない。
でも、こうして現場に来ると、ほんの一瞬その奥を垣間見ることもあり、胸が痛くなったりします。
だからこそ、現場に足を運び、悩んだりしながら、如何にして楽しい時間を過ごして頂けるかを考える。
この活動を続けていくことに意義を感じるのは、そういうところからだったりします。


yonet_com at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)

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