2013年11月17日

福島仮設住宅ツアー Vol.8でした

震災ボランティアに関わるようになり、かれこれ2年半、福島に定期的に行くようになってからも1年半が経とうとしています。

最初から『細く・長く』を目指してましたが、長く続けるためには正義感や義務感からではなく、我々自身がこの活動を充実させ、心から楽しむことが大切。
なので、行き・帰りの道中はもちろん、メンバーとの何気ない会話や、打ち上げも含めた全てを「ライブ」と思っています。
現地の方々に楽しんで頂ける場を作るためにも、この姿勢は欠かせない。
そして、これを実践してくれるメンバーが毎回集まってくれることが本当に有り難く、奇跡的だと思っています。

11/17(日)、そんな福島仮設住宅ツアーも今回で8回目、延べ19箇所目(再訪含む)となりました。

※今回のメンバー
 右より:中江さん、あかりちゃん、佐藤さん、羽山むげんちゃん、
       ヒロシさん、マリコさん、茨木さん、よねっち

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●1箇所目:会津若松市 河東学園仮設住宅
(主な入居市町村:大熊町)

去年7月と、今年5月にも訪問し、今回で3回目。
皆さんとの再会が本当に嬉しいです。
会う度に絆を深めていくことの大切さを実感します。

それでも、まだまだ「はじめまして」な方々もいる。
呼び込み(楽器持ってチンドン屋さんのように住居を回る)をしていると、引きこもっているおばあちゃんを一生懸命誘ってくれている方がいて、我々も部屋の前で一緒になってお誘いしました。

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近所の小学校には時々ボランティアが来るが、そこまで出かける力の無い方々もいる。
仮設住宅内の集会所まで歩くだけでも精一杯な方々もいる。
引きこもって全然出て来れない方々もいる。
そんな方々に楽しんで頂ける場を作るためにも、我々の活動には意義があると思ってます。

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ここは前回5月に来た時には70世帯ほど住まれていましたが、今では30数世帯にまで半減しているとのこと。
今後仮設住宅の再編も有り得るそうで、仕方ない面もあるかもですが、せっかく築き上げたコミュニティが崩れないことを切に祈るばかりです。

そんな状況なので、仮設に着いた時にはあまり人気が感じられず心配でしたが、開始する頃にはどんどん集まってくれて集会所はすっかり満員!

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演奏はもちろん最初から全開で飛ばしまくり!
今回は何と言ってもマリコさん(アコーディオン)が加わったのがめちゃくちゃデカい。
昭和歌謡的な味がいっそう深まり、皆さんも大喜び!
さっきのおばあちゃんも来てくれて、最高の笑顔で応えてくれて、我々の方こそ最高の元気を頂きましたよ!!

<セットリスト(2箇所目も同様)>
1.お富さん(春日八郎)
2.男はつらいよ(渥美清)
3.ハイそれまでョ(ハナ肇とクレイジー・キャッツ)
4.アンパンマンのマーチ
5.愛燦々(美空ひばり)
6.満月の夕(ソウル・フラワー・ユニオン)
7.スーダラ節(ハナ肇とクレイジー・キャッツ)
8.東京ブギウギ(笠置シヅ子)
<アンコール>
9.上を向いて歩こう(坂本九)

・よねっち:歌、マンドラ・ギター Wネック
・マリコ:アコーディオン、コーラス




●2箇所目:会津若松市 扇町5号公園仮設住宅
(主な入居市町村:大熊町)

ここも去年7月に来て以来、ようやくの再訪。
聞くところによると、前回オレが来て以来、約1年半の間、ボランティアは誰も来ていないとのことでした。
これはものすごく寂しい・・・。

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近くの大きな仮設住宅にはたまにボランティアが来るが、やはりそこまで出かける力の無い方が多く、結局取り残されてしまう状況にあるらしい。
そんな中での再会とあり、始まる前から沢山の方々が笑顔で集会場に集まってくれました。
ここでも、再訪の大切さを痛感しました。

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演奏の方も1回目よりも飛躍的に息が合い、これでもかというくらい盛り上がり、やれることは全てやり切った感じ♪

ライブ後は1箇所目と同様、関西方面から支援頂いたお茶菓子を手渡し、お茶も美味しいものをお出ししたため、とても喜んでいただけました(何気にお茶の重要性に気付きましたね!)。
そして、皆で時を忘れるほどのお話しの場となりました。
それぞれの2年8ヶ月の辛い思い(自宅に繋いだままのワンちゃんが数カ月後に骨と皮だけになっていた話は聞いていて特に辛かった)、将来の不安、溜め込んだ様々なものを吐き出してもらい、我々もそこで悩み、考えさせられ、苦悩を共有するだけでも、意義はあると思っています。

これこそがブルースであり、
そして、我々がなすべきことは、

Take a sad song and make it better 悲しい歌も少しはましにできるさ
(ポール・マッカートニー/Hey Jude より)

この精神を大切に、これからも続けていきたいと思います。

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打ち上げは、みんなでコレね。
ご当地グルメを満喫するのも、この活動の大きな楽しみ。
そして帰りも、今日1日の出来事をたくさん語り合い、真面目な話もアホな話も出来る仲間が居ることにひたすら感謝を込めるのでした。

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震災から2年8ヶ月が経ち、福島のことがどんどん他人事になりつつある風潮がひたすら悲しいところですが、それに反しボランティアのニーズはどんどん多様化してきています。
我々がどんなに頑張っても、今まで縁あって訪れた十数箇所の再訪を続けるだけで精一杯。
ボランティアの数が絶対的に足りない。
もっともっと、立ち上がる人が出てきてくれることを切に願います。

yonet_com at 23:59│Comments(0)TrackBack(0)

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