2009年03月10日

花小金井句会 卒業式

1d90305b.JPG嘉悦大学学内にある「俳句文学同好会」の『花小金井句会』は活動4年目に突入となります。
俳句指導は世之さまの俳句の師匠、佐川広治(写メの紳士が師匠)がコリャマタ偶然に頼まれて行って居たので、コミュニケーション特別講座を嘉悦でさせて頂いていた世之さまも句会に参加と相成った訳です。
さて大学の同好会ですからこのシーズン卒業をする学生が句会からも巣立って行く訳で。追い出し句会にコンパがありました。
卒業生の俳句作品をご紹介いたしましょう。
『卒業し三叉路北へ足運び』あやこ
『冬過ぎてほのかに風の吹きぬける』しおり
『走り去る過去が見えたる春の川』いぶき
『耳元でそっとさようなら春の雪』しょうこ
本日の世之さまは彼女達に送る卒業の句を詠みました。
『花椿通り闊歩(かっぽ)して卒業す』皀角子

さて『ささ花』(042-460-5533)http://www.royal-dining.com/
は花小金井駅からすぐの居酒屋で学生コンパには手頃な店です。
adda76f1.JPG『マグロとブリの刺身』
お店は綺麗で、コースメニューの割には美味しかったっすね。
近頃思うのは安い居酒屋でも刺身が以前より美味しくなったと言う事です。
魚の流通が良くなったからだね。多分回転寿司の乱立が産んだ産物だな。
あとは鰤やマグロの養殖がかなり進んだね。以前寿司屋で幻の「桜鱒」を食べたんだけど、今は養殖に成功して結構出回ってるんだって!価値が落ちたよね。
噺家も少ない時は良かったけど500人以上居る現在は噺家だけじゃ価値がないやね。
『仏の座噺家のふりしてるだけ』 皀角子
67b7bbce.JPG『西京漬け』
西京漬けは酒の肴によし、おまんまのおかずによし。美味しいよね。多分安い居酒屋は輸入物の西京漬けだと思うけど冷凍輸入された魚でも西京漬けにしてあると美味しく食べられるんですよ。
西京漬けは鰤(ぶり)も美味しいけど、今は鰆(さわら)かな。切り身に塩して。よく水分を拭き取ってから西京味噌で漬けるんですが、味噌に直接漬けずガーゼなどを間に入れ徐々に5日程時間をかけて漬けると旨味は倍増なんだよね。
1bfe52bd.JPG『蕗の薹』
山菜の天ぷらです。
山菜の旬はやっぱり春ですな。それもエグ味のある山菜が春の旬。食べ方は湯がいて酢味噌和えや、おしたしも在りますが、アクのある蕗の薹などは天ぷらが一番ですね。薇(ぜんまい)の天ぷらも美味しかったね。大人の味です。
141ae0af.JPG『豚肉の蒸篭蒸し』
30年くらい前、池波志乃が教わって来た料理に、たっぷりの白菜を土鍋に入れて、その上に豚のばら肉を載せるだけで火にかける。ダシも塩も水すらいらない。白菜と豚肉から出る旨味だけただそれだけの白菜鍋があって、これが馬鹿に美味しくて驚いた事がありました。豚肉をベーコンに変えたりしたのを、うちの師匠が気に入って食べていた事がありました。その後色んな店でその料理が流行ったりしてました。
この蒸篭蒸しの料理もここ10年の流行り料理ですね。元々は温野菜の栄養を蒸す事で、水に溶かさずに食べる蒸し野菜から豚のばら肉を一緒に載せるようになった料理ですが、人気在りますよね。胡麻ダレかポン酢で戴きます。
dce54a69.JPG『散らし』
3月はお雛さま。うちはお雛様と来れば、毎年散らし寿司でしたね。ここは酢めしの散らしじゃなくて、普通の御飯。さっきの豚肉の蒸し物のポン酢をちょいとかけて戴きました。
まっ卒業おめでとうコンパでした。
ゲップ(´Д`)<∞