2012年08月05日

新しいブログのこと

このブログを始めたのは、たしか2009年の2月のことで、その翌年に受ける司法試験のための勉強記録を残すこと、そして何より、自分と他人の監視の下に勉強の進度をコントロールすることを目的として始めたのだった。

 新ブログ開設 - 学生についてのn乗
  http://blog.livedoor.jp/yontoo-study/archives/307225.html

ライブドアブログで、このデザインを選んだのは、当時一番熱心に読んでいたブログである、absolute blueというサイトと同じものにしたかったからなのだけれど、そのブログの更新が受験の直前に中断されてしまって、とても悲しかった覚えがある。
(そこで、最後の記事に「印刷していつも持ち歩いてます!!」みたいなコメントを付けたら、ブログ主の猪瀬えいじさんからコメントを返してもらって、とても嬉しかったことも覚えている)

 それではしばらくさようなら。 - Absolute BLue
  http://blog.livedoor.jp/eiji_inose/

ブログを続けるうち、他の受験生も結構ブログを書いているということに気が付いたり、あるいは、自分で書いてはいないけれど、僕のブログをいつも読んでくれている人が何人かいるということにも気が付いたりした。
(そして、僕のブログの読み手のうちの何人かとは、修習の中で出会うことになった)
ちなみに、同じ時期に同じようにブログを開設して、互いの勉強の進み具合をチェックし合ってきたhacomaも、今では無事司法試験に合格して、元気に修習に励んでいる。

 A heady tale(hacomaの旧ブログ)
  http://hacoma.blog7.fc2.com/
 Dear Serendipity(hacomaの新ブログ)
  http://hacomax.blog.fc2.com/

思えば、僕は大学生の頃からブログを断続的に続けていて、これは、たぶん、ノートに日記を書いている人と同じように、その時々に思ったことや感じたことを書き付ける場所として、いつも必要としてきたのだろうなと思う。

ただ、修習が終わって、年が変わって、いよいよ弁護士としての仕事が始まって、自分はもはや、社会的にも気分的にも”学生”とは言えなくなってしまった。
だから、ここでもう一度、改めてブログを始めてみようと思うようになった。
今はもう、受験勉強からは離れて久しいけれど、自分なりに、法律の問題や社会の問題、もっと言えば、人間についての様々な問題について、まだまだ沢山考えたいことがある。
これからの多くの経験を通して、自分なりの考えを、少しずつ煮詰めていくことができれば、それはきっと、素晴らしい生活に違いない。

今後とも、どうかよろしくお願いいたします。

 弁護士についてのn乗
  http://d.hatena.ne.jp/yontoo/

(注:この記事は、2012年1月9日に書いてあったものですが、ようやく公開できました。)

yontoo at 22:10|PermalinkComments(10)TrackBack(0)このブログについて 

2011年12月19日

二回試験を終えて

二回試験が終わり、合格発表も終わり、年が明けてから東京で弁護士をすることになりました。

長かった”学生生活”が終わって、ようやく一人前の社会人として仕事をすることができそうです。

今年中に、二回試験を含めた修習生活を振り返った上で、スタートのための準備ができればと思います。

このブログも一段落したので、また新しいブログを始めようかな。

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2011年11月04日

二回試験に向けて

日々の修習の記録をつけるつもりが、またご無沙汰になってしまった。。。
慌しさに負けてる感じ。

とりあえず、あと2週間と少しで二回試験なので、ようやく勉強に本腰を入れ始めた。
民裁の主張整理と、刑裁の事実認定に不安があるので、その二つを中心に、知識を入れながら集合修習の復習をしよう。
試験対策に過去問を解いている修習生が多いようではあるものの、二回試験は修習の卒業試験としての側面が強いので(もちろん、制度的には別個の試験ではあるみたいだけど)、とりあえずは白表紙と、集合で扱った起案の復習をする。
新しい問題を解くよりも、一旦解いたことのある問題を確実にして、解き方を身に付けるのが大事。

ざっと計画を立てておくと、こんな感じかしら。

<民事裁判>
・問題研究
・類型別
・記載例集

<全科目>
・講義ノートを読む
・時間を計って答案構成をしてから、A答案を読む
・まとめレジュメ的なものを読む

勉強に使える時間が限られているので、優先順位をつけねば。
時間切れにならないように、起案の復習にかかる時間をチェックしておいた方がいいかもしれない。

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2011年09月16日

2011年9月15日

◆今日の修習
刑共問研 1コマ
民弁起案2講評 2コマ

◆今日やったこと
教官への寄せ書きを書いた
筆記試験と面接 1930-

◆明日の予定
各科目の最終講義 0.5コマ×5
集合写真の撮影
筆記試験と面接 1700-
懇親会 2000-
引越し準備 2400-

教官の寄せ書きを書いていると、2ヶ月弱の集合修習があっという間に終わりつつあるのを感じる。

今日の面接は、ちょっと油断してる間に隙を突かれたのと、途中から開き直ったのとで、全体的になかなか印象深かった。
全部終わったら内容を誰かに話したいなぁ。

明日は集合修習最終日。
終わったらダッシュで面接に行って、ダッシュで戻ってくる予定。

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2011年09月15日

2011年9月14日

◆今日の修習
民裁起案2講評 3コマ

◆今日やったこと
歌の練習 1800-1930
プチ合格祝賀会 2000-2230

◆明日の予定
刑共問研 1コマ
民弁起案2講評 2コマ
筆記試験と面接 1900-

民裁起案は、主張整理でなく、事実認定と法的評価の問題。
あんまりじっくり考えたことがなかったけど、すごく面白かった。
リーガルマインドの、基礎的な部分をなしている気がする。

1時間くらい歌の練習をしてから、プチ祝賀会へ。
改めて、合格した友人たちの顔を見ると安心する。
ぜひ、まだ合格していない友人たちの助けになってほしい、とも思う。
久しぶりに日本酒を飲んだら、えらく酔っ払ってしまった。

いよいよ、集合修習の終わりが近づいてきた。
そろそろ荷造りに手を付けねば。

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2011年9月13日

◆今日の修習
民共演習(判決) 1コマ
刑弁起案2講評 2コマ
刑弁起案についての質問など 1時間

◆今日やったこと
ダンボール箱をもらいに行った
先生にお礼の手紙を書いた
エントリーシートを書いた

◆明日の予定
民裁起案2講評 3コマ
歌の練習 1800-1930
プチ合格祝賀会 2000-2200ころ

民事の模擬裁判がようやく終結。
昨日の和解に引きずられるように、原告勝訴の判決が多かったような気がする。
講評で裁判官の視点を聞いて、修習生との圧倒的な違いを感じてしまった。
修習が始まって、裁判官に感心することしきり。

刑弁起案の書き方、というか考え方が、少しずつ分かってきた。
すごく当たり前のことやけど、「検察官の主張を弾劾するのが刑事弁護の目的」ということ。
”それらしい”事実を拾う前に、やることは沢山あるのだ。

自分の経験してきた事実を棚卸ししつつ、それを編集するという作業は、結局、日記を書いたりその他の文章を書いたりするのと、たぶん基本的には変わらない。
今まで何をしてきたのか、これから何がしたいのか。
自分は一体どういう人間で、何ができる人間なのか。
当たり前だと思っていたことを改めて考え直すと、やっぱり当たり前じゃなかったということに気付く。

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2011年09月13日

2011年9月9日-12日

9日
◆今日の修習
刑共演習(争点整理2) 3コマ
刑共演習(反対尋問)打ち合わせ 2時間
◆今日やったこと
hacomaの合格祝いをした

10日
◆今日の修習
なし
◆今日やったこと
自作オーディオの音色とバイオリンの演奏を聴いた
OB会の打ち合わせ兼飲み会

11日
◆今日の修習
刑共演習(反対尋問)打ち合わせ 8時間
◆今日やったこと
みんなでランチなど

12日
◆今日の修習
刑共演習(証人尋問) 2コマ
民共演習(最終弁論、和解) 1コマ
刑裁起案勉強会 1時間半
◆今日やったこと
北海道の修習生ほかと晩御飯など 2時間
◆明日の予定
民共演習(判決) 1コマ
刑弁起案2講評 2コマ
刑弁起案勉強会 2時間

9日。
とりあえず、合格して良かった。
ようやく仕事の話ができるかと思うと、とても嬉しい。
早くみんな受かってほしいなぁ。

10日。
目の前にある大きなスピーカーや、目の前にいるプロの奏でるバイオリンから、色んな音色が聞こえてきた。
音の世界は、たぶん、とても奥深い。
音を奏でる人というのも、大きな関心の対象になり始めた。
あと、便箋と封筒をすぐに買える環境、というのは大事。

11日。
日曜恒例のランチ会。
男女雇用機会均等法に違反する大企業は、まだまだあるらしい。
16時から延々と日が変わるまで反対尋問を検討したので、えらく疲れた。
最初から最後まで議論をリードできる真面目さは、きっと良い弁護士になるための要素の一つだろう。

12日。
被告人と証人の役作りがとてもよかった。
楽しい模擬裁判。
他の地域から修習生が来ていたので、晩御飯のあと少し部屋飲みなど。
和光に来てから初めて部屋で飲んだ気がする。
今週中には和光を出るのかと思うと、なんだかあっという間な感じ。

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2011年09月09日

2011年9月8日

◆今日の修習
検察問研(被害者参加) 1コマ
刑共演習(争点整理1) 2コマ

◆今日やったこと
事務所の面接
合格者リストのチェック
電話など

◆明日の予定
刑共演習(争点整理2) 3コマ

今日の修習は、被害者参加と争点整理。
最近寝不足のせいか、ちょっと眠い。。。
睡眠時間の確保は勉強効率の下支えになると、つくづく感じる。

最近面接ばっかりな気がするけど、今日も面接。
最終的に、行ける事務所は一つだけ、と思うと、今のうちにあちこち覗きに行きたくなってしまう。
どこで仕事することになるんかしらね。
集合修習の最終日にまで面接を入れてしまったのは、良かったのか悪かったのか。

合格発表を確認して、何件か電話など。
合格した人とは、これから一緒に仕事ができるかと思うと、嬉しくて仕方がない。
そうじゃなかった人とは、次の試験までの間に、できる限り一緒に勉強できたらいいな。

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2011年09月08日

2011年9月7日

◆今日の修習
民共演習準備(和解に向けての打ち合わせ) 1コマ
弁共演習(弁護士倫理) 1コマ
民共問研(和解) 1コマ
刑共演習・反対尋問打ち合わせ 30分
検察起案復習会 1時間

◆今日やったこと
お風呂掃除をした
近くのファミレスでご飯を食べた
エントリーシートを書いた

◆明日の予定
検察問研 1コマ
刑共演習(争点整理1) 2コマ

なんだかバラバラな授業の一日だった。
大学院の時間割みたい。

他地域の修習生と集まって、検察起案を中心に書き方の検討など。
記録のどこから読み始めるべきか、どういう点が大事か、またその理由は何か、などなど、みんな目下の問題意識が起案の書き方に集中しているだけあって、なかなか有意義な意見交換ができた気がする。
みんなの失敗例を共有することが、本番で失敗しないことの近道の一つだろう。

明日はいよいよ、司法試験の合格発表日。
授業が終わったあと、携帯電話にみんなから嬉しいメールが届いてますように。

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2011年09月07日

2011年9月6日

◆今日の修習
刑裁問研 1コマ
刑裁起案2講評 2コマ
刑共演習・反対尋問打ち合わせ 1時間半

◆今日やったこと
事務所の説明会に行った 1830‐

◆明日の予定
民共演習準備 1コマ
弁共演習 1コマ
民共問研 1コマ

今日は一日刑事裁判の勉強をした感じ。
起案は、全く知らずに手も足も出なかったという感じではなくて、気付いていたけど書き落としてしまったとか、法律構成は間違っていないけどもっと煮詰められたはずだとか、そういう「今ひとつ」な感じ。
たぶん、雑多な事実の中から、何となくの臭いを嗅ぎ取る力は、前からそれなりにあったと思うし、今でも鈍ってはないとは思うけど、法律知識や法的枠組みから事実をスクリーニングする方が弱いんやろなぁ。
だから、事件や問題の類型ごとに必要な「法的フィルター」を意識しつつ、うまく事実をすくい取れるようになることが、あと2ヶ月の課題だろう。
勉強しよ。

修習生活も1年近くになって、ちょっとずつ、法曹の世界に見通しが付くようになってきた。
やはり、これは大きい変化である。

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2011年09月06日

2011年9月5日

◆今日の修習
民共講義(不動産登記) 1コマ
検察起案2講評 2コマ
刑共演習 予習
刑裁問研 予習

◆今日やったこと
インタビュー・書評・編集の方法論についての読書
柄谷行人『世界史の構造』についての検討
相談会の先生にメール×2

◆明日の予定
刑裁問研 1コマ
刑裁起案2講評 2コマ
事務所の説明会に行く 1830‐

休み明けの授業はちょっと眠かった。
6時間寝てるのに睡眠不足なのかな。。。

やっぱり、問題意識を持って読むと読書が進む。
読んだことを身に付けようとするし、読んだことを実行しようとする。
実践から生じた問いと、実践へと生かすための答え。
実用書においてよくありそうな読み方を、たとえば小説や批評を読む場合に採用すると、一体どうなるんだろう。
まずは書くこと、まずは読むこと。

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2011年09月05日

2011年9月2日-9月4日

◆今日の修習
・2日
民共演習3(模擬裁判・証人尋問) 3コマ
・3日
なし
・4日
民共講義(不動産登記)の予習

◆今日やったこと
・2日
模擬裁判の打ち上げ
・3日
弁護士会の相談会に行った
大学院の友人、後輩、修習生と蕎麦を食べに行った
・4日
ホリエモンの小説を読んだ
本屋で立ち読みしながら長々と考え事をした

◆明日の予定
民共講義(不動産登記) 1コマ
検察起案2講評 2コマ

今週の週末も、あっという間に終わり。
例によって、沢山話した気がする。
正確に言うと、「話した」ではなく「聞いた」という方が相応しいと思うけど。

なぜ、そんなに真面目に、誰かの話を聞こうとするのか。
そのわけを、他の誰かが聞かないのなら、僕は僕に対して、それを問い掛けないといけない。
善悪の基準、行動の規範、価値判断の理由、その他諸々の自分の輪郭を、自分自身で明らかにすることができるように。

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2011年09月02日

2011年9月1日

◆今日の修習
民弁起案2 3コマ

◆今日やったこと
模擬裁判の準備
模擬裁判の打ち合わせ

◆明日の予定
民共演習3(模擬裁判・尋問期日)

民事弁護は、何となく書けた感じ。
民事の事実認定にあんまり苦手意識がないのは、たぶん刑事ほどには厳密な推認プロセスの記述が求められてないからかなぁと思う。
もちろん、刑事にはない難しさがあるはずなんやろうけど。

刑事系の起案が両方返ってきたけど、今ひとつ。。。
無茶な事実認定をしたり、要証事実をしっかり固めないまま書き始めたりしたからかなぁ。
30枚近く書いたのにあの成績というのは、司法試験での反省を生かしきれてない証拠である。
本番の刑事系で、16/16枚書いたのに65/200点だったのを思い出した。
全然成長してません。

都内に買い出しへ。
普段あまりお金を使わない分、ちょっと散財してしまった。。。
最近、ちょっとずつアグレッシブになってる感じ。
非常に良い傾向である。
明日の模擬裁判は、楽しくなるといいな。
今日は相手方の陳述書を読みながら早めに寝よう。

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2011年09月01日

2011年8月31日

◆今日の修習
民裁起案2 3コマ

◆今日やったこと
模擬裁判の準備に向けての調査
サンダルとお風呂を洗った

◆明日の予定
民弁起案2 3コマ
模擬裁判の準備

せっかく要件事実の勉強をしたのに、民裁起案では主張整理の問題が出なかった。。。
主張整理の問題に自信がないので、あとは自分で復習するしかないのかな。
二回試験までの最重要課題。

「今日やったこと」に書くために、色々頑張る、という面が間違いなくある。
そう言えば、元々このブログで記録をつけ始めたのも、「見られることを利用する」というのが始まりだった。
大きな絵をイメージしながら、図面を引いて、毎日ちょっとずつ筆を進めていくと、気が付けば大きな絵が出来上がっているような。

無定形な日常の中に、いかに秩序を見出すか。
慌しい社会人になる前に考えておかないと、きっと大変なことになる。
そんな今年の夏の終わり。

yontoo at 01:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年08月31日

2011年8月30日

◆今日の修習
刑弁問研 1コマ
民弁起案1講評 2コマ
紛争類型別の要件事実 2時間

◆今日やったこと
メールを返すなど

◆明日の予定
民裁起案2 3コマ
民弁起案2の予習

民弁起案は、争点を落としてただけでなく間接事実も拾い損ねてたので、全然な感じ。。。
当事者の視点に立って、というのは、記録を読む時も同じですな。
原告あるいは被告は、そのとき何を考えたのか、というのをイメージできるように。

今日は珍しく白表紙で勉強。
要件事実は司法試験の勉強の時に一通りやって、最近研修所でも勉強してるので、比較的スムーズに読める。
条文を元に、一つずつ理由を考えながら、要件を導けるように。

目的を定めると、手段はおのずから定まってくる。
それは、適用すべき法律のフィルターを定めてから、散らばる無数の事実を眺めるときと、同じような感じがする。
ゴールから考える、という方法は、論理的思考全体に通じている、ある種のルールのようなもの。

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