2010年06月

2010年06月26日

菱中麺業(株)さん

鴨方の六条院中にある手延べ製麺類の製造販売の会社です。社長さんは3代目。M8年に初代が中備素麺(株)を創立。S29年に笠岡市に現会社を、S38年に中備手延素麺協同組合を設立。S44年には本社

を笠岡市より現在地に移転され、S46年に手延べ素麺、うどん、ひやむぎ等の工場が設立されました。

 社長さんのお話では、昔は石臼がないと作れなかったそうで、当時最高級の小麦であった三備(備前、備
中、備後)の小麦で作られていました。戦前から石臼の使用を止めたS38年頃まで小麦は、県内産と兵庫県産と半々で使っていたとか。2代目の時代である戦中に小麦の統制があり、S29年に小麦粉が自由化になるまで、こちらの会社も仕入に苦労されたそうです。

 当時他に動力がなかった関係で石臼でないと、手延べ麺ができないとされていました。生産者の思いこみ
で、石臼業者がある程度力を持っていたようです。その後、製粉会社の技術が向上し、電動化からモーター

がついた機械生産に移り変わって行きました。岡山も全体的には麦の産地でしたが、戦前から神戸に「メリケン粉」として入ってきたそうです。

 現在は香川県にはいい麦ができているらしいが、岡山ではビール麦以外はほとんど生産していないようで、
オーストラリア、アメリカ、カナダの外国産の物が主流とか。最高級の材料を使うことによって、品質を落とさないのがこちらの会社としてのこだわりだそうです。

 こちらの会社では手延べうどんの「うまいでぇ」と手延べ素麺の「松の白雪」というブランドで販売され
ています。昔、岡山に手延べ産と機械産でそれぞれ一つの工業組合が生まれ、現在も名前だけはあるそうです。そのブランド名が「松の雪」であり、「松の白雪」というこちらのブランド名はそれにちなんだ意味もあるとか。

そうめんチャンプルなど沖縄でも、そうめん等が使われていますが、元々は鴨方の麺だそうです。こちらの会社が沖縄向け商品を始められた時に、「松の白雪」というブランド名を付けたと言われていました。

こちらの会社ではH15に公式HPも開設され、通販にも積極的に力を入れられています。これらの販売取り扱い店舗としては、浅口地域ではさぬきやか、まつなが食料品店だそうです。そんなこだわりの手延べ麺を一度ご賞味下さい。

hishinaka
菱中麺業(株)

浅口市鴨方町六条院中3184

TEL0120-39-2272

 



yorishima at 10:32|Permalink 浅口市鴨方町 | な・は行

2010年06月19日

フクヤ洋服店さん

鴨方駅前にある紳士服等のお店です。初代オーナー、2代目のご夫婦4人で経営されています。最初は大阪谷町で羅紗屋(服の生地)の卸屋を営まれており、大阪の既製服のお店へ卸して回り、郊外は田舎の問屋さんが相手だったとか。ただ、段々時代が変わっていき、製造直販のルートができていき、メーカー直営店も増えていったそうです。こちらのお店も製造直販のお店をされていましたが、宣伝費や人件費などでなかなか利益が上がらず、何をしているのかわからなくなっていったそうです。半年で倉敷で移転して営業をされましたが、やはり儲からなくてお店を閉じられたそうです。

 

S45年に当地に開店し、現在に至るそうです。始めの頃はスーツばかりの男性専科でスタートされ、当時はよく売れたそうです。ちょうど現在で言う量販店が登場する前で、スーツは高いものというイメージでしたが、買いやすい値段設定だったこちらのお店は繁盛されたとか。

S50年代で総合スーパーが周りの町にできてきて、周辺住民も町外に出て行く事が増えていきました。その流れでこちらのお店も、男性専科から学生衣料と総合衣料のお店に変遷していかれました。鴨方での衣料品店も昔は7店ありましたが、H2年頃のバブル期に鴨方全体の町並みも大きく変わってしまい、今は他に1店を残すのみとなりました。

 

 こちらのお店は今後も更に学生服に力を入れていかれるそうです。同時に婦人服も充実させていきたいとか。サイズ切れを起こさず、できるだけ二度足を踏ませない店づくりをしていきたいとオーナーさんは言われます。自宅兼用の店舗のために休みの日でも急な注文は対応されるそうで、特に2〜4月半ばの入試シーズンは日曜も開けられているとか。他の時期もできる限りの対応はしたいと、言われています。手作りオーダーでしっかりしたスーツをお考えの方は、鴨方駅前にあるこちらのお店に足を運んでみられてはいかがでしょうか?
fukuya 

フクヤ洋服店

浅口市鴨方町六条院中3220-6
TEL0865-44-2600



yorishima at 12:07|Permalink 鴨方地区:商業 | な・は行

2010年06月12日

逸>最上の手延そうめん

「うちの逸品シリーズ」です。こちらは2回目の登場です。

鴨方本庄にある鴨方町手延素麺生産者協議会(略称:麺協)の会長も務められておられる製麺業の会社です。うどんや冷やし中華麺も扱われておられますが、こちらの商品はやはりそうめん。社名にもあるとおり、昔から素麺一筋です。特に「原料の違い」を挙げられます。よそにはない食感を出そうと粉屋さん(製粉会社)とよく打ち合わせをして、2種類の小麦粉で独自ブレンドで配合した粉を使用されています。その粉をこねて生地を作り、こちらのそうめんが出来上がります。

 

他には黒豆麺と手延べらいす麺もお勧めです。黒豆麺はひやむぎであり、県北作州の黒豆を練りこんだ麺で、コリコリとした食感が特徴です。麺を作っている時は黄な粉のようないい香りがしますが、湯がくと匂いはなくなるそうです。

らいす麺は倉敷から雄町米の米粉を使用し、のどごしが良いモチモチ感が特徴です。元々は酒造メーカーからの依頼で作り始め、酒の量販店や道の駅など地域のお土産店で広く売られているそうです。
 そして、6月26日(土)〜27日(日)に、かもがたビッグハットで「鴨方町手延べ麺まつり」が開催されます。こちらの商品の他、地元鴨方の麺業者の手延べ麺が味わえるイベントです。ぜひお越しください。

社長さんから一言

「鴨方の麺はよその産地に比べて決して劣ったものでは絶対にありません。一度鴨方の麺をお食べください。きっと違いがわかります」
最上手延素麺パート1:
http://blog.livedoor.jp/yorishima/archives/65152823.html

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最上手延素麺(有)

浅口市鴨方町本庄342

TEL: 0865-44-8358



yorishima at 10:12|Permalink うちの逸品シリーズ | ま・や行

2010年06月05日

逸>丸本酒造の「オーガニック竹林」

「うちの逸品シリーズ」です。こちらは2回目の登場です。
 鴨方にある清酒メーカーです。「賀茂緑」ブランドとして広く知られて織り、社長さんは平成10年に就任された6代目です。

 こちらの現在一番取り組んでいる商品は、自社栽培米で有機栽培した山田錦を使用した「竹林」という銘柄です。オーガニック商品という事で、オーガニックとは有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法の事です。
 有機栽培した有機酒としてアメリカ・ヨーロッパの認証を受けている唯一の日本酒です。欧米の市場は最近特にオーガニック部門に特化しており、こちらの商品が喜ばれています。

 「農産酒蔵 竹林」という銘柄で、何よりも米の味を生かすことに留意されているそうです。口当たりの淡麗さや、華やかな香りも大切な要素ですが、それ以上に素材の美味しさ、バランスのとれた味わいを楽しんで頂くことを最も大事とされてます。
 こちらは原料をすべて自社で作られており、10町の田んぼで農業をされております。「長年、近隣の農家に助けてもらって、ここまで来ることができた」と社長さんは口にされます。仕込み水は竹林寺山から流れる伏流水(軟水)を使用し、オーガニック製法にこだわって出来上がった純米吟醸原酒で、2008年から「オーガニック竹林かろやか」というブランドとして販売されています。
 年内には、6ケ国語対応のホームページに改良予定で、現在内容について検討を重ねられているようです。乞うご期待との事です。
丸本酒造(株)パート1:http://blog.livedoor.jp/yorishima/archives/65078710.html
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丸本酒造(株)
浅口市鴨方町本庄2485
TEL:0865-44-3155 



yorishima at 10:54|Permalink うちの逸品シリーズ | ま・や行