ラフ&ロードが輸入販売しているバイク用の無線会話システム「interphone ワイヤレス通信機」を購入して
今日使用してきました。



Cellular Line セルラーライン インターフォン
CL001 Interphone Bluetooth 内蔵無線通話システム
【送料無料】interphoneワイヤレス通信機2個セット Bluetooth内蔵ハンズフリー無線通話システム

54,860円 送料込


これはパソコン周辺機器で利用されているbluetooth電波を利用して
タンデムはもちろん2台のバイク同士で同時通話ができる機器です。
パソコン用の一般的なブルートゥースは10mくらいの電波飛距離しかありませんが
これはカタログ上で見通し距離150mまで離れても通話できます。
bluetoothのデジタル無線なので混線はありませんしノイズもなく
携帯電話並みの通話が可能となっています。


それでは実際に使ってみたレポートは
それでは実際に取り付けからインプレッションです。

取り付けたヘルメットはSHOEIのX-11とアライのPROFILEです。
スピーカー部分はX-11は内装の上にマジックテープで固定しました。
アライは耳の部分の内装を取り外して生地をめくり生地の中の発泡スチロールに
直接固定した後に元に戻しました。
このほうが使い勝手がいいようです。
両者ともヘルメットに穴を開けたりする必要はありません。

無線本体はネジでヘルメットに挟み込むか両面テープで接着する2種類の固定器具が
付属しています。
お好みで使えばよいですが接着のほうが安定していました。
取り付けに関しては想像以上に簡単です。



次に2台の無線機をお互いに認識(ペアリング)します
これがなかなか苦戦しました。
説明書がかなり簡単なもので読みにくいんですよね。
実際の手順を並べます。

1.2台のインターフォンをペアリングモードにします。
 本体の電源を切った(OFF)状態でセンターにある大きなボタン(多機能ボタン)を
 約5秒間押し続けると2回目の確認信号音がした後にLEDが赤と青が交互に点滅します
 (2台のインターフォンを同時にする必要はありません。ここでの順番は関係ありません。)

2.一台目のインターフォンのボリューム(+)ボタンを押し続けると約5秒後に
 連続した4回の信号音がした後にボタンから手を離すとLEDが消灯します。
 この後に多機能ボタンを押して再度電源をONにします。
 これでこのインターフォンはマスター機となります

3.同じように今度は2台目のボリューム(−)ボタンを押し続けると
 約5秒後に4回の連続した信号音を確認してから手を離してください。
 すると先ほど設定したマスター機の電源がOFFになります。
 これでこのインターフォンはスレーブ機(子機)となります。

4.電源の落ちたマスター機の多機能ボタンを押して電源をONにします。
 自動でペアリング通信をするので、この後5秒は操作をしてはいけません。


これでペアリング設定が終了です。
今回は2番目の落ちた電源をONにするのを見逃していて
1時間ほど悪戦苦闘しました・・・
手順を間違えなければアッサリ終了する作業です。

このペアリングした状態だと携帯電話のヘッドセットとしても使えるのは
マスター機のみとなります。
子機では携帯電話とのペアリングが出来ません。


簡単な図で説明するとこんな感じです



       携帯電話は登録できない→ インターフォン子機(スレーブ) 
                       /
  インターフォン親機(マスター) <切り替え>
                       \
                        携帯電話(5台まで登録可能)


さて、実際に使ってみた使用感ですがかなりいいです。
ただ、色々調べて携帯電話並みの高音質とあったのですが
実際に会話してみると悪くはないのですがそこまでクリアとは感じませんでした。
でも、確かに言われてみれば携帯電話と同じ感覚です。
現在までバイク用のこの手のアイテムはアマチュア無線や特小無線しかありませんでした。
これらは結構音質が悪かったらしいので比較すると物凄く高音質なのでしょう。
ですから、このような機械を始めて使用するなら「それなりの音質」と思ってた方が
間違いないと思います。
しかし聞きづらいということはありませんので問題にはならないでしょう。

操作は多機能ボタンを押し続け2回目の信号音が鳴ったところで手を離すと
接続してピコッという確認音の後に通話が始まります。
同時通話なのでこれ以上操作する必要はありません。
通話終了は同じく多機能ボタンを1回押すと通話が終了します。
連続通話時間は7時間・待機時間は700時間となっています。
1日の走行中は通話しっぱなしでちょっと足りないくらいでしょうか。
ただ、走行中ずっと通話中にしていることはありませんでした。
1日中話しっぱなしということは無いと思うのでこまめに通話を切れば
余裕で1日のツーリングでもつはずです。

飛距離に関してはカタログデータの150mよりははるかに飛んでいる印象です。
少なくとも障害物がなければ200mは飛んでいたと思います。
たったこれだけと思われるかもしれませんが2台しか登録できないので
2台でツーリングする前提ならこれよりも離れることはそんなにありません。
今回2台でのツーリングでしたが飛距離を不満に思うことは無かったです。
ただし間にトラックが入ってくると飛距離は落ちます。
山手のコーナーで崖を間に挟むと電波が途切れます。
この途切れるのは雑音は入らずに会話が途切れ途切れになる感じです。
雑音が入らないので意外とストレスには感じません。
この辺はデジタルの恩恵ですね。

音量は初期の状態では小さいでした。
これは取り付けにも関係があると思いますがボリューム最大にしたら
丁度いい感じです。
100km/hでも普通に会話が出来ちゃいますので問題なしです。

この音量は初期状態では低い設定になっています。
これをボリュームを高い状態に設定できます。これだと電源投入時で結構大きいボリュームになりますが
さらにボリュームを上げることが出来ます。


使ってみての感想ですがかなり便利でした。
出発してすぐに「ガソリンが入っていない!」とか時間の関係で目的地変更も
そのまま相談できます。
バイクの場合はこういうときは一旦止まって話しないといけないんですよね。
車じゃ当たり前のことが出来るようになっただけでしょうが
バイクで実現するとかなり新鮮でした。
他にも対向車で面白い人が居たりした時にその話で盛り上がったり
渋滞中でも暇をすることはありませんでした。
追い越しやすり抜けも相手が行けるかどうかも後ろを見ずに確認できます。
これは慣れてしまうと、もう手放せなくなると思います。

ただ、問題は値段が高すぎwww
便利とはいえ2台で5万超はやっぱりキツイですね。
それと電池の問題。
充電池なのですがメーカーでは交換は出来ないとアナウンスしています。
見た感じでは後ろ側が特殊ネジで止まってるのでこのドライバーを手に入れれば
分解することは可能でしょう(ホームセンターに売ってます)
ただ、中の電池がどのような状態かわからないので駄目になったときに分解してみないとわかりません。

今回このインターフォンを購入したのはインターフォン同士の通話もですが
今度発売されるアマチュア無線機のFTM-10Sと組み合わせられそうだったからです。
これは防水タイプのモービル無線機でオプションでbluetoothヘッドセットが
使用できるようになります。
bluetoothは共通規格なので別メーカーのインターフォンもヘッドセットなので
たぶん使えるはず。
そういうわけで価格は高価ですが携帯電話のハンズフリーはもちろん
アマチュア無線機のコードレスヘッドセットとしても使えるのは
魅力的です。