2016年11月02日

祭りのあと

日本でいえば、死者を弔う「お盆」の行事。
「死」「死者」「霊」・・・はっきり言って不気味なものです。
翻して欧米(特に米)では、明るいものに転化させた「ハロウィーン」。
これを日本人は、独特の解釈で、『祭り』として形骸化させました。
たくましいものです。


さて、
この町の1年を通しての“お祭り”のハイライトは、『夏』に集中します。
「花火大会」と町のメイン通りの「踊り流し」&「七夕祭り」です。

田舎での「花火」は、英霊の弔いと連動しています。
が、
派手なだけに、“お祭り”と化していったのでしょう。

「七夕」に関しては、
全国各地、新・旧暦 をとわず、
商店街が中心となって行われているようです。
この町も例外ではありません。

問題!?は、「踊り流し」。
福島市の「踊り流し」のお祭りを『わらじ祭り』といいます。
この祭りの始まりの経緯には諸説あるようですが・・・


もともとこの町の“祭り”は、
2月におこなわれる『暁参り』をさしていました。
“デイダラボッチ(足長手長)”伝説に由来するものです。
福島市のド真ん中の位置する霊山『信夫山』に、
何故か片方だけの大わらじを奉納するイベントでした。
真冬に開催されるもので、
今のように、参道が整備がされていなく、
つるつるに凍った道を男女が手を携えて参拝する。
3年続けば、2人の願が成就する! というものでした。

『わらじ祭り』が開催する運びとなる数年前、
ライバル市でもある「郡山市」が、『うねめ祭り』なるものがはじまりました。
これに対抗するかたちで始まったのが『わらじ祭り』なのです!!

偶然にも、片方だけ奉納する祭りがあっただけに、
理由付けは、簡単でした。
“打倒・郡山”ではなく、
“もう片方のわらじ奉納”を大義名分にできたのです!!

どんな地方都市にもあるように、
各団体(役所・銀行・新聞社)など、比較的多い従業員を擁した団体、
或いは。日舞などの教室に声を掛け、
大人数での開催が容易となりました。
時間は過ぎ・・・
マンネリを打破すべく、色々な試みがあり、現在の形(カーニバルのような踊り流し)になりました。

ある時期、
実行委員の中心にいた方に、「今後どうしたらいい?」と、
アイデアを求められた事がありました。
オイラの出したアイデアは、
一見、トンチンカンでもあり、確信を突いたものでした(←自分なりに)。
地方紙が2つあるのは、福島と沖縄だけ!!
だったら、『毎日系の福島民報 vs 読売系の福島民友』の綱引きってどう? と。
せっかくだから、
「福島銀行 vs 東邦銀行」
「飯坂電車 vs 阿武隈急行」
「セブンイレブン vs ローソン」等など・・・
いろんなアイデアを出したものです。
そしてもう一つ、
今年は「ねぶた」。
来年は「竿灯」、
「阿波踊り」「どんたく」などをゲストとして招く!
なんてのも提唱しました。
残念ながら却下されましたが、
震災後、「六魂祭」という形で、奇しくも実現してしまいました。

何はともあれ、
街中が盛り上がる事に何の異論はありません。
ただ、
ある「経済団体」の意向が気にかかります。
彼らは、福島の祭りを良くする為に、海外に視察旅行に行ったりもしています。
“リオのカーニバル”・“岸和田のダンジリ” いったい何参考になるの?
甚だ疑問です。

“ブラジリアン”パブが流行った時期がありました。
が、
彼女達が「わらじ祭り」をバージョンアップした「ピーチサンバ」に出る事を『NG』のしたのは
彼らなのです。

秋にも町(旧市街)が中心となるお祭りも。
これは、街中にある“稲荷神社”の例大祭と関連したお祭りです。
旧市街地とよばれる(“字”の付かない住所地域)が、町内会の山車を曳き・練り歩き、
最終的に稲荷神社に集合するのです。
基本的には仏教徒ではあるのでしょうが、福島市民の“氏子”の面々が五穀豊穣を願い、
祭りに参加するわけですが、
色んな問題があったりする訳です。
旧市街をあげての奉納行事なのに、
警察への道路許可申請は、実行委員会ではなく、各町内会が届け出るシステムらしいのです。
つまり、
他の町の山車が、他の町の山車とランデブーする場面で、
ケンカが絶えない時代もあったようで・・・。

何が言いたいかと申しますと、
夏も秋の祭りも、いつしか〈大人中心〉の祭りになってしまったのです。
嘆かわしい事です。

震災後、「祭り」を仕掛ける人達もあらわれました。
その人達の動向が面白くて笑っちゃう。
実家の近所のお祭りや、先に書いた2つのお祭りには一切関与せず、
震災後に自分達の手で作り上げた祭りの時には帰省してのボランティア。
震災後、この町・生まれ育った町を慮るなら、
何か間違ってやしませんかね?
地域での奉仕活動、
例えば、盆踊り・消防団・緑のおばさん・・・
こういった事も、立派な地域貢献。ひいては、復興なのです。  
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2016年08月10日

ごあいさつ

「挨拶」が“基本”の業界があります。
それは、“すべての業界”です!!


5年前の3月11日(金)、東北沿岸を震源地とした巨大地震が発生しました。
原発の話は置いておき・・・
福島市の街中も、経験のない被害に見舞われました。
建物の被害は、目に見えてひどい物は少なかったものの、
いわいる“ライフライン”は、3月末までに、なんとか復旧にこぎつけました。

そんな中・・・
当店は、4月1日を再オープンの日と定めました。
電気・水道・ガスが整って万を辞してこの日と、相成りました。
やはり、飲食店にとって、
電気は、懐中電灯やローソクでも何とかなるでしょう。
ガスも、調理をしない!或いは、カセットボンベで何とかあるでしょう。
一番の問題は、『水』しかも『下水』。
トイレが機能しない イコール 営業できない!してはいけないっ!って事なのです。

幸いに、当店は復旧したので、再開の運びとなったのですが、
同じビルのあるテナントさんは、復旧が遅れてしまったようです。
のに、
営業を再開してしまいました。
当然お客さんは、そのお店のトイレを使えません。
どうしたかというと、うちに借りにきたのです。
普段から全く付き合いのない店。オープンの際にも挨拶のないその店から「トイレ貸してくれ」と。
はっきり言って、貸したくありませんでした。
ただそのお客さんが、女の人だったので、仕方なく貸してあげました。
困った時は、お互い様でもありますし。
問題はその後。
その店からも、そのお客さんからも『挨拶』がないのです!
なんなんだこいつら。

間もなく、その店は閉店しました。


その店舗に次に入った奴らも酷かった。
開店の挨拶は当然なし!
はっきり言って、水商売の“み”の字も知らないような方々。
当然、客あしらいなんてできるなずもなく・・・。
うちの店や他の店にも迷惑掛け放題。
残念ながら、その店が嫌で、閉店した店舗も。
その閉店したお店とは仲良しだったので残念でした。

警察沙汰も数々。
でもその店に出入りしていた客の中に、水商売関係者が出入りしていた事を
オイラは、見逃しません!
いったいお前ら、何なんだ!
最近、その店は、閉店しました。



『仁義』も『挨拶』の一つです。
以前、あるミュージシャンを当店へ迎える際の事・・・
彼は以前から、ある場所でずーっと演奏しているのを知っていました。
観に行った事もあります。
とある場所で、そのミュージシャンと話す機会がありました。
彼も、うちの存在を以前から認識してくれていました。
「是非、やらせて下さい」との言葉を頂きました。
が、
その前に、仁義を切らなければならない場所があるのです。
以前から彼を受け入れ応援している“場所”です。
翌日早速、事の経緯の報告と、許諾を頂く為赴きました。
すると、「どーぞ、どーぞ」と仰って頂きました。
ライブ当日は、そこの従業員全員で観に来てくれました。
そのミュージシャンの福島初ワンマンライブの運びとなった訳です。

さぁ、他のライブバー・ハウスはどうでしょう?
仲良し店舗同士で、客・ミュージシャンをシェアしているようですが、
少なくても、うちに対して仁義立てるところは残念ながら・・・。

こないだ面白い事がありました。
あるミュージシャンのライブが終わり、打ち上げの際、
来ていたお客さんの一人が、
「〇〇という所が、是非うちでも演って欲しい」と“伝言”を預かって来ていたのです!!
オイラは即座に、
「だったら、最低でも今日のライブ観に来いよ!」と言ってやりました。
数ヶ月が経ち、
そのお店での演奏は実現しました。
ミュージシャンからは、経緯の説明と、オイラからの承諾を求める連絡がありました。
が、
その店からは、な〜んにもありません。
ミュージシャンに余計な気を遣わせるなっ!
みっともない。

私生活においても、『挨拶』の重要性を実感する出来事が・・・。
近所で、素行の怪しい若者がおります。
真夜中に近所の駐車場での奇行の繰り返し。
確実に“こいつだっ”と確信はしていたのですが、なかなかきっかけがなく時間が過ぎてゆこうと
していた時、
駐輪場で遭遇したので、
こちらから大きな声で「おはようございます!」と。

お前を知ってるぞ!大人は見てるぞ!
その奇行は、それ以来、目にしていません。  
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2016年08月02日

選挙論1

先日、参議院選挙が行われました。
投票権を18歳に引き下げた初めての国政選挙でした。
そして、1票の格差を解消?する試みの選挙でもありました。

福島は、改選前は2議席。
改選後は、1議席へと。
記憶は定かではあいですが、
福岡は、4議席。多分兵庫・千葉なんかも・・・。
それと、“合区”というものも採用されました。
鳥取と島根。高知と徳島。
予断ですが、福島と東京を合区にして欲しかった。(←最後にちょこっと触れます)

話はそれてしまいましたが、

この「1票の格差」での各地での増減をみててある事を思いました。
それは、『高校野球』。
東京は人口が多い。
北海道は、広すぎる。
ので、
2つ代表校が出れる訳だが、何か腑に落ちないものがある。
そう、平等ではないのだ!!
是非、今回の選挙制度を参考にして貰いたいものだ。

またまた、話がそれてしまいました。

「憲法改正」だとか、「軍国主義復活」だとか、いっちゃってる人が目につきました。
何をいっちゃってるんだ?
〈自由〉を声高に叫ぶ人達。
〈自由〉には、〈責任〉が伴う。
現代を謳歌し、最新の情報を身に纏い、「自分らしく生きる」と、権利の主張ばかり。
諸外国に目を向ければ、悠長な事は言ってられないのに。
そりゃ、話し合いでなんとかなるのだったらそれにこした事はない。
いかんせん日本国は敗戦国。
国連の維持費の相当の部分を負担してるのに、発言権は?
こんな状況の中、
確かに右傾化する自民党が見え隠れはしているが、
他の政党が政権を握ったとして、有事の際、どうするの?
「自分らしく生きる」を貫くの?

あるアニメの中で、
子供達(青年)だけで生活する村が2つある。
1つの勢力は、やりたい放題。
もう1つの村は、離れた地域の大人たち(隣の村)などとも友好的に暮らしている。
やりたい放題の連中は、もう一つの村にいぢわるばかり。
見かねた“コナン”と“ジムシー”達は、やっつける手伝いを申し出る。
が、
村の青年は、
「自分の村を自分達で守れないで、何で自分の村といえるだろう」と、申し出を断った。
かっちょいい。

話を戻すと、
「自分らしく」を貫く人達を見てると、
相手に殴られることもなく、相手を殴ってケンカに勝ちたい!
といっているように聞こえるのは、オイラだけだろうか?
ずるい!!


右傾化する勢力が出てくれば、当然反対勢力も出てくる訳で・・・。
そんな人達がSNSなんかで持ち上げてくる話題の中に、
かつての“特高”“赤狩り”なんかが。
飛躍しすぎ。


今回も色々な候補がでてきました。
それと、“野党連立”も、注目の一つでした。
無理があるんだって!
自民党は勘違いして、“アベノミクス”の邁進や“憲法改正”が支持された的な発言をしてたけど、
彼らもわかってたんじゃないの?
無理だ!って。
それと、投票年齢をさげたのに、投票率が上がらない。
これにも幾つも問題が。
選挙権を与えるのであれば同時に、被選挙権も与えなくては。
上がらない理由としてもう一つ言えるのは、
“シラケ”ではないか?
街頭での派手なパフォーマンスも然り。
掴みどころのない学生を中心とした市民(政治?)団体。
若い世代で政治に興味のある人達はたくさんいるのでしょう。
でも“若い”“政治の話”で、彼らと一緒にされたくないと思う人が多いのでないか。
そして、従来の選挙公報・活動に嫌気がさしている人達も。
彼らは分かっている。
志・政策が素晴らしくても、国政レベルでの当選は無理だという事を。
支持・支援団体の存在がないと、何10万票なんて集まらないのだ。

こういったシステムを打破するのには・・・
一つは、無理にでもでっかい政党から公認をもらって、とりあえず当選してしまって、
中から変えるか、
大金持ちのなって、高みの見物をできる立場になるかどっちかだ。

市民運動から国政を狙うなら、何10万票も必要ない小さな自治体から始め、
実績をかさね、大きな票を狙えるようになってからのほうがいい。


予断ですが、これと並行して、凶悪犯罪の低年齢化に伴い、
刑罰対象年齢も引き下げてはどうか? という話題も。
かつて、“17歳の犯罪”として取り上げられた時にも同様の議論があった事を憶えています。
大概の人達は、厳罰低年齢化に賛成の風潮でした。
そんな中ある学者さんだけが、
“引き上げ”を主張していました。
罪と罰の相関性を考えた時、
懲罰(実刑の対象年齢引き下げ)が最も効力があるのは間違いではないだろうけど、
懲罰対象年齢を 引き下げず、あえて“引き上げる”事の意味は深い!
簡単にいえば、
『子供に子供のレッテルを貼る』事である。
案外、1番の苦痛かも。

話は戻って選挙権。
“学生(18歳以下)”は、何にも捕われず、
大人からみれば、一見幼稚にもみえるかも知れない意見を屈託なく議論し合える。
これは一つの特権なのだ。
選挙権を与えられた瞬間から、そうはいかなくなる。
自分の家庭・親の会社での立場&取引先・地域の有力者の存在の発見 等など・・・。
いろんな事柄が複雑に絡み合って成り立っている社会を
否応なく理解しないまでも、気付き始まり、
いい意味での“どちて坊や”的な屈託な意見が言えるものだろうか?
なにはともあれ、
今回の候補者の中から、
『参議院なんかいりません』と言う人が現れて欲しかった。


東京都知事選もありました。
オイラが原発爆発前から主張している事と相まって、
福島県の原発立地地域を “飛び地”として『東京に併合』!!
あるいは、その地域の人達に都知事選挙権を与えて欲しかった。  
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2016年07月13日

総括 (半年前に書いたものです)

東日本大震災及び、福島第一原子力発電所水蒸気爆発事故から、
5年の月日が流れようとしています。

「復興」とても大事なことです。
家・土地を追われ、仕事まで・・・。
財政的な面も勿論のこと、心の復興が5年経った今でも“急務”な状態であろことに変わりはございません。

ただ、
今回の大震災・大事故の総括がされてはいないのでは?
そんな疑問がわいてきます。


自然の圧倒的な驚異を嫌というほど魅せ付けた“津波”。
今でも時折流れる映像を見ると言葉を失います。
家・家族を失った方々の心中を思うと何も語れない。
ただ、
過去の教訓を活かしていなかった事も、
残念ながら、指摘せざるをえません。
高台に避難する途中に、「この下に住むべからず」が刻まれた石碑の存在。
利便性の追求と安全との調和は難しいのかもしれません。
建設されようとしている巨大堤防は確かに如何なものか?
とは思いますが、
この大きな問い掛けに、残された者達はどう対応してゆくのだろう。


巨大地震と津波で破壊された原発。
これの総括は?
爆発の原因は、電源の流出とされています。
あれだけの巨大津波が襲ってきたのだから、津波に壊滅的なダメージを受けたのは間違いないのでしょう。
ただ、
発電所としての機能が失われたのは、地震なのでは?
その答えは、未だに謎のまま。
別角度からの総括も。
そもそも何がいけないのか? ということ。
「原子力発電」が悪いの?
「原子力発電所」が悪いの?
「原子力政策」が悪いの?
「疲弊した自治体が公共事業に依存する体質」が悪いの?
掲げたものの、どれが悪いの?全部なの?
廃棄物の処理方法も確立されていないのに、「原子力発電」に梶を切ったのは、
確かにゲセナイ。
ただ一回、この事を棚にあげると色々な事が見えてくる。
一つは、なんといってもエネルギー自給問題。
中東で紛争があると、確実に日本に影響がでる。
逆にいえば、あの地域から恩恵を受けている。
その地域で紛争がおきた時、
日本は、知らぬ存ぜぬは通用しないのでは。
70年前の大戦も、
理由は1つではないだろうけど、
やはりエネルギー問題はそうとうなウェイトを占めていただろうし。
そうなると、
自給できるエネルギーを作り出という考えがでてくるのが自然な事。
そして、
日本が、「原子力」を安全に扱える事は、
敗戦国の国防とも密接に絡んでくる。
さぁ、いったい何が悪いのだろう?  
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2016年07月05日

今年も残すところあとわずか・・・。(去年の暮れに書いたものです)

飲食業に長く従事する者の経験からして、
景気の良い時は、11月から忘年会の話があちらこちらから聞こえてきます。
今年は、若干そんな声が聞こえてきていますが、真相やいかに?

かつて県下の商業地路線価で、NO.1を保っていた場所があります。
しかし、そこにあった靴屋さんは、もう何年も前に廃業し、
その後は、コンビニエンスストアになりました。
そのコンビニもあっという間に姿を消し、
3.11後は、避難を余儀なくされた自治体直轄のストアーとなりました。
が、
契約切れなのでしょうか、いつの間にか空き物件。


かつては、“靴”を扱うためには、認可が必要だったそうです。
それらの業界の保護や発展を考えての認可制度だったのでしょう。

福島市には、その許認可を一手に引き受ける機関があります。
福島の府、県庁です。
その元に、産業等の事業所が、
福島県内で一番人口が多く、交通アクセスのよい郡山市ではなく、
福島市に多く存在しています。


10年程?前、
県庁職員、ひいては公務員全体に、そして、中心市街地の飲食業に大打撃を与える事件がありました。
結果、町場の飲食店に公務員がいなくなる事態がしばらく続きました。
問題にした団体に言い分もわからんでもない。
中型店・大型店の居酒屋さんの営業開始時間は、16時〜が常でした。
公務員の就業時間が17:15。
なのに、17時頃から酒盛りをする姿が結構みられたものです。
つまり、
いい加減な公務員が悪いのであって、
公務員が酒を飲むのが悪いわけじゃないのに、
叩かれて面倒くさい思いをするのだったら、飲みに出ない!
と、なってしまった訳です。


話は戻って・・・
昔、生真面目に手続きをしていると、認可が下りるのがいつになるかわからない。
下りたとしても、そこから既存の同業者、仕切っている人達への根回しなどなど・・・
コストを考えると、有力政治家何人かに巨額の政治献金をした方が安上がりで一気に解決!!
そんな事件が運送業界でありました。

許認可制度は、
必要な産業を守る為!
と同時に、
それを利用して肥太る人達を作り出す!!
という2面性を持ってしまっています。


自分ごとですが、
できれば今年中にオープンの新店舗開店の準備をしていました。
これにあたり、あっちこっち物件を捜し回ったものです。
いくつか候補がありましたが、色々な事情もあり・・・
今の場所に店を構えて間もなく17年の月日が経とうとしています。
17年前に候補にあがっていた物件に「貸し」がでたので内覧させて頂きました。
ただその物件、東京タワー建設当時の建物なのです。
そして、17年前より、3万円も家賃が高いっ!?
ゲセナイので、訳をちゃんとはなし、設定金額より低い金額をこちらから提示し、連絡を待っていました。
なかなか連絡がこないので、業を煮やしてこちらから連絡すると、「別の方に決まった」との事。
そして、“政治家”が途中介入していることもあきらかに。
繁華街に、公務員が出なくなった要因を作った団体の一派でないことを祈る。

その他にも何箇所か物件を探っていました。
結果は、ことごとくダメ。
その中で、何年も空き物件のところがあって、詳しい人に尋ねてもらったところ、
保全に金がかかるぐらいなら、貸さない!との事。
確かに、空調や水周り、最低限のセキュリティーなどは、大家(管理者)の責任となる。

一方では、街中の空洞化を問題視しているのに、
なんなんだこの街はいったい!?
地元に古くから根を張る人達の発想がこれでは・・・。

ある時、TVを観てたら、
街中活性のトークイベントなのかディスカッションなのか、アイディアの出し合いなのかを
やっていた。
どれも立派な意見なのだろうが・・・

今、助成金(税金)を使って、店舗開業や、新規産業への進出などの後押し事業がたくさん。
でも、
街中の家賃を下げ、
ゴネル大家さんに、損失補填・固定資産のダウンをしてあげるほうが、
圧倒的に税金の持ち出しは少ないはずなのに。


3・11後、大人が繁華街に出てこなくなってしまいました。
公務員が多い事で形成された福島の飲食街。
どこへ向かうのでしょう。  
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2015年12月22日

ほんとうの空

かつて、
福島には「ほんとうの空」がある! と、仰った方がいらっしゃいました。

あの忌まわしい災害・原発事故を経験した福島の人達にとっての「ほんとう」とは、
いったい何なのでしょうか?


放射能被害に伴う風評被害、特に漁業や農作物は大打撃を受けました。
誠に残念な事です。
これの払拭にあたり、福島人は「ほんとう」を前面に打ち出したのでしょうか?

例えば「蟹」。
日本海側で水揚げされる蟹、「ほんとう」に、日本海側でだけ水揚げされたものだけなのでしょうか?
これに関しては、相馬から水揚げされたものをトラック輸送している様が、
TVで紹介されたことがありました。

例えば「米」。
ブランド米として有名な“魚○産こしひかり”。
これだけ日本全国に流通している数、「ほんとう」に、魚○産だけで賄えるのでしょうか?

例えば「桃・林檎」。
ひいき目に感じてる部分を棚に上げたとしても、
福島産は、実は、日本一の呼び声が高いのです!
アピールの仕方が下手だ! と言ってしまえばそれまでなのですが、
「ほんとう」は、日本一より、
2位・3位に甘んじる事によってのうま味が!?
こんな事がなかったとしても、農業就労者の高齢化、跡目不足。
このままだと、日本産品を作る担い手がどんどん少なくなってしまう。
そんな中、生産者保護も大切だけど、
消費者の観点からは、環太平洋の関税撤廃ネットワークもちゃんと考えないといけない。



福島県産品は全て、放射性物質検出限界値未満のものしか流通させません。
隣県は、していないのです。
つまり、“隣県はしていない”と声高らかに発言する事が、
ひょっとしたら、風方被害の払拭に一番効果があるのかもしれません。
でも、
他を卑下する事で、福島の優位性を発信する事はありません。
こういった人間性が、「ほんとうの福島」なのかも?



福島市に限っても、
かつては、領主がコロコロ変わる地域だったそうです。
前領主に忠誠を誓った舌の根も乾かぬうちに次の人・・・。
こういった環境の中、商工業界にかぎらず一般の人達も身を守る術として身に付けた防御術が、
“寄らば大樹の陰”&“長いものに巻かれろ”。
県全般にも同じ事が言えるのではないでしょうか。
これといった、地場産業・観光地に乏しい地域が頼るものは“公共事業”。
いらない道路・箱物・そして原子力発電所などなど。

交通の便・高速情報網などに感化され、
若者は生まれた土地を離れていきます。
自治体の税収が減ってゆくなか、その自治体を何が何でも維持しようとする者達は、
どう金を中央から引っ張るのか。

今回の事で、色々なものが浮き彫りになってしまいました。
避難されている方々には、大変失礼な意見になってしまうかもしれませんが、
殆どの家庭に自家用車がある今日、
もともとこんなに、小学校や中学校必要だったのでしょうか?
“ゆとり教育”も然り、
子供達の為の教育施設というよりも、教員の職場確保の意味合いが強いのでないか?

風評被害の話をもう一つ。
とある観光地の脇にあるお土産屋さんの売り上げが落ちてたいへんだと・・・。
確かにその通りで、早急の処置が必要だとも思いますが。
もともと、その観光資源の褌で土俵をとってた訳で、
言い換えれば、
学校の前の文房具やさんが、少子化の影響で売り上げが下がったと、国に喰ってかかれるものなのか?

復興にかかわる、“除染作業”も考え物。
大手ゼネコンが幹事となり、下請けに仕事を出す。
下手すれば6次7次8次下請けなんてのも存在し、
国からは一人あたり、日当4万円程で予算を組んでいても、実際の作業員の手にはいったい幾らになってしまうのでしょう。
こういった産業構造が、日本を太らせてきた要因である事も事実。
でも、その産業構造と政治がタッグを組んだ最大の公共事業が「原子力発電所」の建設なのである。
原発を造るのもゼネコン(メーカー)、除染作業もゼネコン、廃炉作業も。
再稼動に伴う仕事も、ひょっとすると新設も。


これらのことを黙って飲み込むのが『ほんとうの福島』であるのなら、
今回のこの事故は、これらからの脱却のチャンスだったのに。


余談ですが、
ある方が内へみえた時「せっかく福島へきたので、E地区を見てきた」と。しかも夜。
そして、「人の気配がせず、ゴーストタウンのようで悲しかった。」と。
思わずその人に言ってしまった。
「こんな事故が起こる前に見に行っても、同じ感想を持つよ。」と。
福島を慮ってくれる事は、とても有り難い事。でも、
間違ったものの見方で、それを持ち帰らないで欲しい。
「ほんとうの福島」は、
まだまだ試されているのかもしれない。  
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公共事業

福島第一原子力発電所を立地する自治体の道路に掲げられた看板が、
事故から4年9ヶ月経って、ようやく撤去されました。
同じ日、
生活圏内ではない場所の除染はしない!
との、国の決定がおりたようです。

実は、
爆発直後からいわれていたことで、
「除染はしなくてもいい!」という意見がやりました。
理不尽にも、居住地を追われた人達を考えると、
あまりにも冷たい意見にも思われます。
が、
あくまでもコストパフォーマンスの話です。

残念ながら、住めなくなってしまった人達の居住地をほかに儲け、
当然、金銭的な援助もし、
放射線が、“半減期”をむかえてから、
“戻る”作業のほうが、
予算を付け、
大手ゼネコンが幹事となり、
よその地域から、たくさんの除染作業員を呼び寄せ、
5年も6年も、除染作業にあたる事のほうが、残念ながら高上がりのようです。

普通 公共事業は、造ったら終わり。
国策としてすすめられた原子力事業もまた公共事業といえるのではないでしょうか。
しかも、造って終わりではなく、
発電量に応じて、特別な助成金が、県や立地自治体に。
つまり、ロイヤリティのある公共事業!!
人口の流出が止まらない田舎町にとっては、大助かりなのです。

でも、
2011.3.11、大きな地震と津波に苛まれ、放射性物質である“ヨウ素”の拡散がはじまり、
翌日・翌々日と立て続きに水素爆発。
とんでもないことをしでかしてくれました。


そしてその後、
住宅地の除染作業や、中間貯蔵施設の建造、瓦礫の体積を小さくする為の焼却炉・・・
これからは、最終処分場の建造などなど続いてゆきます。
ちなみに、
事故当時、風向きの影響で、福島市内の放射線のレベルは、比較的高かった。
でも、4年9ヶ月後、ようやく市内の殆どの除染が終わったようです。
が、遅すぎ。
かなり低くなった地域が大部分。
除染をしなくてもいい!という選択肢をとることもできるのです。


この公共事業に頼り切った経済政策は、いったいいつまで続くのでしょう?
あの大きな事故が教訓になっていないようで・・・。  
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2014年01月24日

復興元年

またまたまたまた、久っしぶりの更新と相成りました。

基本的には、日常感じる怒りや憤りなどが主なテーマではございますが、
約2年前の大震災&大爆発に比べれば、オイラの怒りなんて“へ”みたいなものです。

が、しかし、
相も変わらず、ヘッポコ現象の雨霰。


被災地の首長選では、次々に現職が退陣へと追いやられています。
遅々として進まない復興のスピードに嫌気がさした有権者からの、
実質的なリコールともとれるのですが、真実はいかに?

ちなみに、
発信力の小さい、このブログではございますが、
爆発以前から、
立地自治体には、東京都知事選の投票権利を!!と訴えております。
(お時間があればみてみて下さいな。)



例えば除染(除線)。
志を持って、国や県などに、「除染の仕事に従事したいです、やらせて下さい!!」
と言ったところで就けるわけもない。

国や県の発注先は、ゼネコン。
つまり、土木建築業界に就職せねば、従事できない。

原発を造ったゼネコン。
爆発後のコンビナート処理もゼネコン。
噴出した放射能除染作業もゼネコン。
なんかおかしい。

逆に、
その波に乗る事ができれば・・・?

前首長体制下では、いい目をみれなかった人達が、
少しでも自分達にいい目が回ってくるのであれば、新しい首長を!!

この発想でいくと、
自民党一党独裁様様時代の再到来になりかねない。
道路建設など、短・中期的にお金が廻り、若干いいようにみえるが、
工事が終わってしまえば、はいおしまい。
でも、
“ロイヤリティ”のように恒久的にお金が入ってくる公共事業もあるのです!!
そうです、原子力発電所なのです!!



そういった危険性もはらんだ被災地の行方も気になるところですが、
“半笑い”の人達の動向にも、目を配らねば。
彼らは、
福島第一原発の観光地化を提案しています。
それに関して、賛成の念もあることはあるのですが、
いかんせん“半笑い集団”。
彼らに言われると、何かムカつくってのは、福島人の正しい心情!?

でもどうせ嫌われるんだったら、
『姥捨て山特区』・『売春特区』ぐらいの事は言って欲しいもんだ。




いろんなものが見えてきた今だからこそ、
今年が本当の復興元年な気がする。
  
Posted by yorozuyayokochou at 21:45Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月26日

笑えないピエロ

とあるイベント会場で、
ねずみを湖へ導くかの如く、子供達を先導するピエロがいた。

ブースの中では、缶バッチのワークショップ。
どうやら、そこへ向かうらしい。

何故か、説明者を伴っていた。
曰く、
「福島の人達は、意思を言葉で表現するのが苦手。そこでこの“バッチ”を胸につけましょー!」
的な。
バッチに書いてある文字それは、『NO NUKES』。

説明者は、こうも言っていた。
「ピエロの人物は、顔出しだと色々と問題がある。でも脱原発を訴えるために、
この格好で活動している。えらいでしょ」
的な。



何故、顔出しNGなんだ?
考えられるのは、職業。
電力或いは、建設業。
もしくは、教育者・公務員といったところか?

反原発活動をするなら、
まず、その職業から離れる事がスタートじゃない?
そんな気がする。

つまり、都合のいい正義感。
全く共感できない!


ピエロが説明者を伴っている時点で、まさに道化。  
Posted by yorozuyayokochou at 19:41Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月16日

キングギドラ

ソイツは、
突如としてあらわれた。
手の施しようもないほどの暴れっぷり。

ソイツは、
3つの頭で、3つのコンビナートをぶっ壊す暴挙でトドメを刺した。

ソイツを、
“噂”では知っていた警備隊は、なすすべなし。
あくまでも、ソイツの存在は、“噂”と信じて疑わず。
そして警備隊は、
もしまた現れるなら、1000年後と信じて疑わず。





ソイツは、
3つの問題提起をして、姿を隠した。





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「元に戻ろう」「元にもどしたい」「元通り」等の言葉をよく耳にする。
本気で言ってるのか?


業界団体の利益誘導を目論んで代議士を選出し、
公共事業に充て込む。
寄り合い・話し合い・談合の繰り返し。結果、閉鎖社会の形成。

なじまない人間、特に若い世代は、東京を目指す。結果、過疎。


疲弊した町が選択しうるすべは、地方交付税と特別な交付金。

そんな時代に戻るのか? 戻りたいのか?
実感としては、着実に戻っている。
残念なことだ。






アイツは、
いずれまた現れる。
  
Posted by yorozuyayokochou at 00:21Comments(0)TrackBack(0)