エンゼルフィッシュ星雲(SH2-264) オリオン座

Light-BINNING_fogflat_CFA1mid051_mask10_12CTFAS2軟調版xx
前回の遠征で残すは中望遠レンズで撮影した分のみ。焦点距離が短くなればなるほど、
画像処理難易度は上がります。
理由(1):微光星がたくさん映るため、相対的に暗い星雲描写が難しくなる。
理由(2):フラット補正が難しくなる。

去年夏にArt105mmを購入後、特に(2)のフラット補正に悩まされてきましたが、今回ちょっと
したブレイクスルーがあり、光明が差し込んできた感じです。

今までフラットBOXもスカイフラット+白いウェスの組み合わせも試してみたものの特に赤の
フラットが合わず、フラットを引くと中央に大きく薄い赤いリングができていました。
天体撮影において画面中央に赤い光芒ができることは致命傷です。
どうしたものかと考えながら空を見上げると濃い霧が立ち込めた状況、かつ新月です。
霧フラットだ!これ以上の好条件はそうそう巡り合えません。 急いでレンズと空の間に何も
挟まない状態で、レンズを回転させながらフラット画像を撮影し、その画像を用いてフラット
データを生成したところ、大きくフラット特性が上がることが確認できました。
またPixinsightでは(頑張れば)フラットデータを編集することができます。
Flat補正データ→SplitCFA→マスクとトーンカーブで微調整→MargeCFA
今回そのフラットデータを用いたため、時間のかかる手作業でのカブリ補正が少なくなり、かつ
余計なカブリ補正をしていため、すっきりとした画像となっています。

2019年12月28日25:13~ 三重県熊野市 8℃ 
ISO2000☓120S☓30枚(60分露光)
Art105mmF1.4 → F2.4 D810A
画像処理:Pixinsight→Photoshop

去年10月の没モザイク(反省会)ペルセウスからおうし座分子雲

light-BINNING_mozaic2_ABE2_CTF_NTCR_AS003xx
去年10月4日撮影のモザイク撮影です。
ピントが甘く赤ハロが出てしまったのが運の尽き。
赤ハロ対策、フラットずれ対策、モザイク上半分のクオリティが足りず、処理を止めました。 
諸先輩に追いつくような作品を残すためには、最低限、赤ハロなんて出してちゃダメです。

×今回は可視光にもピントが合っていなくて、何処に合わせたんやろう的な感じです。
  ⇒根本的な対策を打ち、効果を上げつつあります。 もう少し実績をつめば紹介する予定。

×Art105mmって、相当フラットが合いにくいレンズだと思います。そもそも中望遠はフラット
  が難しいけど、これは特に。赤のフラットが合いません。フラットBOXでもスカイフラット
 でも 合わなかったので、今後対策が必要。

×Art105mmって三脚座がついていていい感じなのだけど、対象仰角によってはD810Aボディの
  自重によって片ボケが出てきます。これはこのレンズに限ったことではないけれど。
  もちろん絞ればマシになるのだけど、絞りたくないなあ。アルミ箔でも挟んでみようか。

×Art105mmくらいシャープであれば、温度変化によるピント位置移動を気にしないといけないです。
 ・・・・>よーくわかりました。

?D810AとPixInsightのちょっとした相性について(フラットダーク、ダーク問題?)
  Nikon全般の仕様かもしれませんが、ステラショットで撮影時、露出時間にばらつき
  を伴うことがあります。
(ステラショットが悪いのかもですが、Canon機は大丈夫なんだよな~)
  1秒露光の連続撮影のつもりが、記録上は0.77秒、1秒、0.77秒・・・
  PixInsightではフラットと同じ露光時間のフラットダークが無い。。。とかでダークが
  引かれない場合がある気がする。
  Pixinsightには、バッチ処理時"Optimize dark frames"という「だいたい同じ条件の
 ダークなら許したる」という設定があるのですが、時々悪さをするともうわさされていて・・
  ・・・・>記録時間のばらつきがなぜ発生するのかを調べようと思っています。

×上半分のクオリティが足りなかったのは、高度が低いところから取り始めたから。
ま、記録ということで。

2020年10月4日 ISO1600 F2.8 180S 上:90分露光 下:120分露光
Vixen SXP D810A Art105mmF1.4
奈良県 下北山村

バラ星雲 (いっかくじゅう座)



light-BINNING_1_all60+short_015ASxx
もう少しよくなるだろうと、この後も画像処理を進めたけれど、画像がこてこてな感じになってきたのでこれで終わりか。
-6℃のわりに、風もなく過ごしやすい感じでしたが、寒さで頭が回っていなかったんでしょうねえ。
ピント確認をさぼってしまい、温度変化により約半分の撮影分の星を大きくなってしまいました。
星回りだけピントがOKな画像でコンポジットした画像と差し替えています。
年末の仕事納めの後、猛ダッシュで撮影地に向かった日の撮影です。

2019年12月27日24:11~ 奈良県下北山村 -6℃ 
ISO3200☓300S☓30枚(150分露光)
Vixen SXP
FSQ106Kai(f=530mmF5) D810A
画像処理:Pixinsight→Photoshop
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