「くふふふっ! ちょーーせいかいーーーーーっ!」

 偽ユーミンが大声を響かせた。
 俺が心配することじゃないが、スラりんの正体がまわりにばれてしまうんじゃないかと思った。
 だが――。

「ちょっ、ちょっとぉッ! 重いっ! どいてよぉっ!」
「痛い痛いッ! おっぱい踏んでるっ!」
「苦しいぃーーーっ! 【胤馬】さまぁ、助けてぇっ!」

 以前変わらず、女性たちは折り重なっている。苦悶の声が満ちているので、ユーミンの変化に気づく者はいないだろう。
 ていうか、助け方がいいよな、絶対。でも、俺自身も動けない。

「いやいやーーー、なんだか久しぶりな感じだよねーー。くふふっ! 【謝肉祭】っていいよねーーー! どこでなにを食べてもタダだし、飲み放題ーーーーっ! このユーミンって子に化けて参加した甲斐があったよーーーっ! 彼女の友だちにバレないかドキドキハラハラ、スリルも味わえたしーーっ! くふふふふっ! ボクってば地上最強だから、カンペキにだませてたんだよねーーーっ! あ、ユーミン本人は今、家族と旅行にいってるんだってーーーっ! くふ、くふっ、くふふふふふっ! こっちに帰ってきたらどんな顔するんだろーーーっ! 友だちといっしょに恐がるのかなーーっ! あーーーっ、その顔も見てみたいなーーーっ! くふふふふふふふふふふふふふふふふっ!」
「ス、スラりんッ!」

 相変わらずなスライムだった。口を挟まなかったいつまでも喋りそうだったので、彼女の名前を叫んだ。

「その話は後でゆっくり聞くから! この状況をなんとかした方がいいだろ! 怪我人がでるぞっ!」
「んーーーー、たしかにそうだねーーー」

 スラりんが興味なさそうにいった。いや、実際に口にだした。

「まーー、ボクにとってはどーーでもいいことなんだけどーーーっ! くふふふっ! どーだい、タケルーー? なんとかしてほしいーーー? んーーー?」

 ニヤニヤとした笑みを向けられた。
 この得体の知れない相手に借りをつくるのはどうにも後が怖い。が、今の俺じゃどうしようもない。【纏氣】を使って女体の山から脱出するにしても、誰かを傷つけない保障はないのだから。素直にスラりんを頼るしかなさそうだ。

「な、なんとかしてほしい。頼むよ、スラりん」
「くふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっ! しょーーーーがないなーーーーーっ!」

 心底うれしそうに笑うスラりん。彼女の躰――ユーミンの躰が少しずつとけていく。

「ついでにおもしろいショーも見せてあげよーーーーっ! くふふっ! 竿一本じゃ足りないって思ってたんじゃないかーーーーいっ?」

 グニュゥウゥウッ……!

「うおッ……あ!」

 偽ユーミンの躰が完全にスライム体になった。半透明の緑色だ。そして、俺の滾ったままのペニスに覆いかぶさった。膣肉以上に蕩けていて、熱い。他では得難い快感でたまらずあえいでしまった。

「くふふふふふふっ! それーーーーーーーーっ!」

 スラりんの声と共に、彼女の躰が無数の触手になった。それらが向かう先は――。

「きゃあぁああっ!」
「えっ!? えッ!? な、なにこれぇっ!」
「ぬ、ヌルヌルしてるよぉおっ!」
「きゃひぃっ! やだぁ! ヘンなところに入ってるぅううッ!」

 一瞬のうちに、女性たちがスラりんの触手によってがんじがらめにされた。数十の肢体が宙に浮く光景はなかなかな迫力だ。海老反り状態だったり、M字開脚だったり、磔状態だったり、囚われた女騎士状態だったり……。

「くふっ、くふふふっ、くふふふふふふふふっ! 女子の躰はやわこいなーーーっ! それそれーーーっ! おっぱい、おしりっ、ま×こぉーーーーっ! くふふふふふふふふふっ!」

 ジュグッ、グチョッグチョッグチョッ、ヌポッヌポッヌポォッ!
 グジュルルルルルッ! ジュプゥゥウウウゥッ!
 ヌヂッヌヂッヌヂッヌヂッヌヂッ……!

「ひゃぅんっ! やっ! ああぁあッ! 先っぽダメだよぉっ! ジンジンしちゃうぅからあっ!」

 大小さまざまな乳房が触手によって愛撫され、硬くなった乳頭を激しく扱かれ、女性たちは愉悦の声を響かせる

「んぶぅっ! えほっ、えほっ! んっ! 口の中っ、ニュルニュルがっ! んんぅううぅうッ!」

 咥内も凌辱されている。イラマチオの如く、極太の触手が前後している。それでも、女性たちは法悦の表情を浮かべている。もしかしたら、スラりんが分泌する粘液に催淫効果があるのかもしれない。

「あひっ! んほぉっ! ひゃめえぇっ! 私っ、お尻は弱いのぉおおぉッ! そんな奥まできちゃったらっ、破裂するぅううゥッ!」
「こ、これっ! 【胤馬】さまの力なのッ!? すごすぎるよぉおッ! んひぃいッ!」

 勿論、膣やアナルも犯されていた。女の秘すべき場所がぐっぽりと広がり、触手で穿られている。ご丁寧なことに、先端部分は亀頭の形になっていた。

「た、たしかになんとかなったが……これ、だいじょうぶなのか? いくらなんでも派手にやりすぎじゃ――うぉおッ!?」

 パチュッパチュッパチュッパチュッ!
 俺の股間から卑猥な音が聞こえた。ペニスがグチョグチョのなにかに掻き混ぜられている感触もあった。慌てて目をやると――。

「くふふふふふっ! とーぜんっ、ボクもたのしませてもらうよーーーっ!」

 スラりんが再びユーミンの姿になっていた。火照った顔で笑い、裸体を上下に振っている。彼女の触手は尻のあたりから生えている。さながら、九尾の狐といった感じだ。

「んっ、んっ、んッ! はふぅーーっ! やっぱりいいなーっ、タケルのおち×ぽぉーーー! あんっ! ボク、ドロドロに溶けちゃいそうーーーーっ! くふふっ!」