2006年12月27日

12/27(水) OPEN

鉄鋼からの物色の広がりに期待

 Xマス明けのNY市場は反発。ダウは64.41ドル高の12407.63、ナスダックは
12.33ポイント高の2413.51で取引を終了した。小売各社の年末商戦が不調との見方
から朝方は小幅下落して始まったものの、原油価格の下落や金利低下が好感されて
緩やかに上昇に転じる展開となった。セクター別では、素材や各種金融が上昇した
一方で小売が軟調。シカゴ225先物は大証比80円高の17260円、ADRの日本株はエ
ーザイ、富士フイルム、小松、シャープ、ソニー、TDK、京セラ、トヨタ、キヤ
ノンなど対東証比較(1ドル119.12円換算)で全般堅調。

 昨日の日経平均は、後場半ばまでは膠着感の強い相場展開が続いていたが、先高
期待による下値の堅さが確認されたことから大引けにかけて強い動きをみせてい
た。特に、新日鉄を中心として鉄鋼株が終日強い動きをみせていたことが刺激材料
となっている。Xマス明け後のNY市場が薄商いながら期待通りの動きをみせたこ
と、為替の円安傾向、原油先物価格の急落など、4月高値を意識した日経平均にとっ
てはプラス要因となろう。また、欧州市場はXマスで休場であるため、米国系の買
いに対して欧州系の売りといった流れのうち、米国系の買いのみが期待されるとこ
ろである。

 昨日が年内受け渡し最終日となり、ショートカバー的な後場からの上昇を昨日で
終了との見方もされている。ただし、新日鉄が2億株を突破する高水準の出来高、ま
た小型株なみの値動きの軽さなどから、参加妙味は高まっているとみられる。さら
に、鉄鋼から非鉄株への波及効果がみられていることも注目される。これがさらに
造船株などへ広がりをみせることができれば、一段と先高期待を強めた相場展開と
なろう。また、テクニカル面ではテクニカル面ではボリンジャーバンドのプラス2σ
は17400円レベルまで広がりをみせている。月足ベースでのプラス2σも17400円レベ
ルである。月足ベースでのプラス2σは4月の18600円レベルから11月には17200円レ
ベルまで下降して、今月に入り再び広がりをみせてきている。年明け以降の先高期
待が一段と高まりそうである。








本日の投資戦略

------------------------------------------------------------------

鉄鋼からの物色の広がりに期待
 Xマス明け後のNY市場が薄商いながら期待通りの動きをみせたこと、為替の円安傾向、原油先物価格の急落など、4月高値を意識した日経平均にとってはプラス要因となろう。また、欧州市場はXマスで休場であるため、米国系の買いに対して欧州系の売りといった流れのうち、米国系の買いのみが期待されるところである。
 昨日が年内受け渡し最終日となり、ショートカバー的な後場からの上昇を昨日で終了との見方もされている。ただし、新日鉄が2億株を突破する高水準の出来高、また小型株なみの値動きの軽さなどから、参加妙味は高まっているとみられる。さらに、鉄鋼から非鉄株への波及効果がみられていることも注目される。これがさらに造船株などへ広がりをみせることができれば、一段と先高期待を強めた相場展開となろう。






強材料
・米国株、ダウ、ナスダックともに反発、原油下落で投資家心理改善
・新日鉄筆頭に鉄鋼、非鉄株が全面高、再編機運強まる
・好業績企業への物色意欲
・シカゴ225先物、大証比80円高
・NY円相場は下落、1ドル119円05-15銭
・NY金先物相場は続伸
・NY原油先物相場は急落、暖房需要の低下観測
・11月の全国消費者物価指数、前年同月比で0.2%上昇
・上海指数、連日の最高値
・任天堂、12月のDS生産台数、過去最高
・11月の都市ガス販売量7.6%増、工場での利用が引き続き拡大
・信用買い残高が2週ぶりに増加、景気の先行き不透明感が後退
・NY債券は反発、10年債利回り0.02%低下
・日経平均は反発、7カ月半ぶりの高値水準
・TOPIX反発、終値は5月15日以来の高値
・日経平均、4月高値への意識高まる



弱材料
・米年末商戦の売上高伸び率が前年下回る
・1―3月の電子部品・材料の価格、多くの品目で下落基調鮮明(日経調査)
・12月の米リッチモンド連銀景気指数、マイナス6、前回プラス7
・日興CG、不正会計問題の影響
・12月の中小企業の景況判断指数、2カ月ぶり50割れ
・年内最終週で市場参加者減少
・鉄鋼、非鉄など一部に資金集中、物色範囲広がらず








債券先物は134円台後半で下げ渋りか

<円債市場> 今日のポイント
26日 債券先物3月限終値:135円00銭 レンジ:134円88-10銭
昨日は10年284回債は1.565%まで買われており、今年3月以来の利回り水準
となった。5年61 回債も1.150%まで買われている。
機関投資家の多くは11月全国消費者物価指数(コア指数)が予想通りでも
現物債を積極的に売ることは難しいと考えているようだ。利回り低下を嫌う
向きも少なくないが、複数回の追加利上げの可能性については懐疑的な見方が
増えている。イールドカーブの平坦化傾向が大きく修正される可能性も低いと
見られており、長期、超長期債の利回り気配が上昇に転じるには相応の材料が
必要との見方が多い。

予想レンジ:債券先物3月限 134円85-05銭 10年債 1.575-1.590%

<米国債概況>
10年債利回り:4.595% MAR BOND (112 15/32 +09/32)
26日の米国債券市場では年末商戦の終盤は期待ほど盛り上がらなかったとの
一部報道や12月リッチモンド連銀製造業景気指数が-6と予想外のマイナスと
なったことなどが買い材料となった。キャッシュボンドの取引では2年債
利回りが4.70%付近に低下、10年債利回りは4.59%付近に低下した。
2-10年間のイールドスプレッドは-11.125B.P.付近でクローズした。
MAR BONDのレンジは112 07/32-112 19/32。
北米時間午後3時過ぎ時点のイールド気配は2年債が4.705%付近、10年債は
4.595%近辺、30年債は4.730%近辺で推移、債券先物ではMAR BONDが前日
から09/32上昇して112 15/32でこの日の取引を終えた。







史上最低変動幅10.91円(108.97円-119.88円)

2006年12月27日06時56分
為替オープニングコメント
史上最低変動幅10.91円(108.97円-119.88円)
昨日のドル・円相場は、東京市場では、11月のコア消費者物価指数(前年比+0.2%)
が予想通りだったことで、118円72銭から119円00銭まで強含みに推移、ロンドン市
場はクリスマスの連休のため休場、ニューヨーク市場では、119円23銭まで続伸し、
119円10-20銭で引けた。
福井日銀総裁は、「個人消費・物価で幾ばくかの弱めの指標出ていることは事実で
あり、今後丹念に点検する」と述べている。
11月のコア消費者物価指数は、前年比+0.2%となり、10月の前年比+0.1%から上昇
したものの、米国型コア指数(食料(除く酒類)とエネルギー除く)では前年比-0.2%
であり、1/17-18/07の日銀金融政策決定会合での利上げの決定要因とはなりにく
い。
2/15/07発表の第4・四半期国内総生産(GDP)の伸び率を確認して、2/20-21/07の日銀
金融政策決定会合で利上げが検討される可能性が高まっている。
しかしながら、来年2007年は、定率減税の全廃(消費者の負担増)、7/22の参議院選
挙(政治的圧力)、秋の消費税引き上げ論議(消費者の負担増)、安倍首相による「今
年度のデフレ脱却は困難」といった発言などから、利上げ決定には、消費者物価指
数、国内総生産(GDP)などの数字が市場及び政府を納得させられることが必要条件と
なっている。
そして、0.25%の利上げが決定されても、政策金利0.50%が暫くの間据え置かれる
可能性が高いことから、円は依然として低金利通貨のままで推移することが予想さ
れる。
連邦公開市場委員会(FOMC)(1/30-31/07)の利下げの可能性は、1/5発表の米国12月の
雇用統計における賃金インフレの様相、原油価格の動向、そして低調な住宅市場に
代表される米国景況感次第であるため、予断を許せない状況が続く。
今年のドル・円の変動幅は史上最低変動幅となる10.91円(108.97円-119.88円)に過
ぎない。これまでの最低変動幅は2004年の13.07円(101.83円-114.90円)であり、今
週末までに122円05銭まで上昇しなければ、史上最低変動幅を更新し、ドル・円高値
反転8年サイクル(1974年-82年-90年-98年-2006年)達成のための121円40銭超えの可
能性もなくなりつつある。
2006年は、ドル・円相場にとって異例な、不可思議な年として終りつつある。
本日は、119円20-50銭に控えている本邦輸出企業からのドル売りオーダー、119円50
銭のオプション・トリガーを窺う堅調推移が予想される。
【テクニカル分析】分岐点117.61円(147.64円-135.20円-121.40円):ドル買い
【ドル売り要因】
・中国人民銀行:外貨準備分散投資&人民元切上げ&政策金利引上げ
・米国金融政策:政策金利利上げ打ち止め⇒利下げ観測台頭
・地政学的リスク⇒外貨準備のドル離れ懸念
・ロシア中銀:外貨準備(ドル・ユーロ45%、ポンド10%)「円」建て運用
・米国議会:民主党多数派⇒ブッシュ政権レイムダック化懸念
・日銀金融政策:利上げ観測(日銀金融政策決定会合1/17-18/07)
・G-7(4/22&9/16)声明「為替柔軟性」産油国、アジア新興国、中国



yoshi438 at 08:21OPEN | ザラ場 
Archives
アクセスカウンター

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ