2007年01月10日

1/10(水) OPEN

出遅れ内需関連を中心とした資金シフトの動き継続

 9日のNY市場はまちまち。ダウは6.89ドル安の12416.60、ナスダックは5.63ポイント高の2443.83で取引を終了した。原油価格の下落でエネルギー関連が軟調となりダウは小幅安、一方、新製品を発表したアップルが大幅高となり、他のハイテクへの波及効果からナスダックは上昇している。セクター別では、不動産や自動車・自動車部品が上昇する一方でエネルギーや電気通信サービスが軟調。シカゴ225先物は大証比10円安の17250円。ADRの日本株はブリヂストン、旭硝子、日電産、TDK、京セラ、トヨタ、ホンダ、任天堂、住友商、三井住友、みずほFGなど対東証比較(1ドル119.34円換算)で全般小じっかり。

 昨日の日経平均は反発し、5日線が位置する17200円を回復した。売り優勢のスタートとなり、寄り付き直後に17000円を割り込む場面をみせた後は押し目買い意欲は強くプラスに転じている。指数インパクトではゴールドマン・サックスによる格上げが伝えられたソニーが日経平均をけん引。みずほFGなど銀行株、通信株、損保株など内需関連が軒並み値を上げており日経平均を下支えしている。利食いに押されていた新日鉄など鉄鋼株がリバウンドをみせたことも先高観を強める要因となった。一方、ジャスダックは辛うじてプラスとなったが、マザーズ、ヘラクレス指数はマイナスと、中小型株への慎重スタンスは続いている。

 2007年に入ってから出遅れ内需関連を中心とした資金シフトの動きが目立っているが、17-18日の政策決定会合で日銀は利上げを実施するとの公算が高く、利ざや拡大によるメリット享受から銀行株への物色は引き続き継続しそうである。また、証券の再編が伝えられているほか、ノンバンクのリストラ策なども報じられており、金融セクターへの資金シフトにつながろう。そのほか、昨日はソニーが主役となっていたが、引き続き出遅れハイテク株への物色も期待される。一方、リバウンドをみせていた新日鉄などは5日線などテクニカル的な抵抗線などをクリアできないと一気にリバウンド一巡感が強まる可能性はありそうだ。 








強材料
・米ハイテク株堅調、アップルが新製品発表
・銀行など出遅れ内需関連への資金シフト
・日経平均は反発、押し目買い意欲強く5日線回復
・米IBMが一時3年ぶりに100ドル台回復
・米チェーンストア売上高、0.7%上昇
・NY原油先物相場は続落、暖冬や在庫増加観測が売り材料
・ロンドン株式、FTSE百種は小反発、銀行、鉱業株堅調
・フランクフルト株式、DAXは小幅続伸
・みずほ証と新光証、来年1月メド合併へ、再編加速
・松下がプラズマ新工場、2800億円投資
・NY円相場は、1ドル119円35-41銭
・外国人投資家、日本株への投資意欲強める
・12月末の東京都心のオフィス空室率2.3%、10ヶ月連続3%下回る



弱材料
・NYダウは小幅下落、石油関連株が重し
・シカゴ225先物、大証比10円安
・新興市場軟調、中小型株は物色圏外へ
・追加利上げ観測
・北朝鮮リスク
・NY金先物相場は続伸、押し目買い優勢
・トヨタなど先駆株への利食い圧力






本日の投資戦略

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利益確定売りと押し目買い意欲が交錯
昨日9日の日経平均株価は前週末比146.18円高と反発した。寄り付き段階では先週末の終値を下回ってスタートしたが、その後は押し目買いが入り、日中は一貫した上昇トレンドを形成した。先週末に懸念材料として台頭した、北朝鮮の核実験準備による地政学リスク、原油を中心とする商品市況の急落懸念等が、国内3連休中にはいずれも目立った動きがなく、ショートカバーにも下値が支えられた格好だ。
個別株もほぼ全面高となったことで、ひとまず悲観的なシナリオは回避された。ただ、テクニカル的な過熱感を残すなか、当面は利上げのタイミングとコンセンサスを探る段階へ突入しており、9日の戻りだけでは昨年末までの強気ムードへ回復することはできそうもない。短期上昇トレンドの継続を確認するには、最低でも1月4日高値17379円奪回を確認する必要があり、当面は利益確定売りと押し目買い意欲が交錯する形で方向感を探る展開となろう。また、昨年末の相場をリードした鉄鋼株には依然として買い疲れ感が残っており、新たな物色セクターの台頭も待ち望まれるところだ。







10年債入札でのクーポンレートに注目、1.8%ならばまずまずの需要か

<円債市場> 今日のポイント
9日 債券先物3月限終値:133円64銭 レンジ:133円42-64銭
入札が予定されている10年国債の利率は1.7%か1.8%か微妙なところ。いずれに
しても18日の金融政策決定会合で追加利上げが決定される可能性も燻っている
ことから、投資家は当面は慎重姿勢になるとみられる。このため業者主体の入札
となりそうである。しかし、いずれ投資家の買いも控えているとみられさほど
下値不安もない。5年債利回りも9日に一時1.3%に乗せてきたが、いったんこの
水準は買い場となりそうである。

予想レンジ:債券先物3月限 133円35-75銭 10年債 1.71-1.730%

<米国債概況>
10年債利回り:4.650% MAR BOND (112 04/32 -)
9日の米国債券市場では一部経済指標(1月景気楽観指数)の改善を手掛かりに
先物市場では売りが先行した。また、12月平均時給の上昇やコーンFRB副議長
が賃金インフレ懸念を示唆していることなども意識されており、F.F.金利市場での
今年6月までの利下げ織り込み率は48%に低下している。
キャッシュボンドの取引では2年債利回りが4.79%付近、10年債利回りは4.65%
付近で推移した。2-10年間のイールドスプレッドは-13.625B.P.付近でクローズ。
MAR BONDのレンジは112 10/32-111 29/32。
北米時間午後3時過ぎ時点のイールド気配は2年債が4.790%付近、10年債は
4.650%近辺、30年債は4.735%近辺で推移、債券先物ではMAR BONDが前日
と変わらず112 04/32でこの日の取引を終えた。







米国11月貿易赤字

2007年01月10日06時47分
為替オープニングコメント
米国11月貿易赤字
昨日のドル・円相場は、東京市場では、円キャリートレード手仕舞い一服から118円
69銭から119円04銭まで反発、ロンドン市場でも119円31銭まで続伸、ニューヨーク
市場でも119円55銭まで続伸し、119円30-40銭で引けた。
1/11の欧州中銀定例理事会では、政策金利3.50%の据え置きが予想されている。
1/17-18の日銀金融政策決定会合では、利上げ観測が台頭しているものの、メドレ
ー・レポートでは、政策金利(0.25%)据え置きが予想されていると噂されている。
1/30-31の連邦公開市場委員会(FOMC)では、12月の米国雇用統計で確認された賃金イ
ンフレを受けて、政策金利5.25%の据え置きが予想されている。
金利格差の観点からは、ドル買い・ユーロ売り・円売りとなり、ドル・円は堅調推
移、ユーロ・ドルは軟調推移、ユーロ・円は堅調推移となっている。
本日は、米国11月の貿易赤字が発表されるが、ブッシュ政権は貿易不均衡是正のた
めに、ドル安誘導ではなく、米国の貯蓄率上昇、貿易相手国の投資上昇、という
『IS投資・貯蓄理論』の御旗を掲げているため、米国の貿易赤字拡大はドル売り要
因ではなくなっている。しかしながら、対中・対日貿易赤字が拡大傾向にあるた
め、民主党主導の米国議会が円安是正、中国人民元切り上げを主張する可能性があ
ることから要注意か。
ドル・円は、120円、121円、122円と断続的にオプション・トリガーが控えている模
様。
【テクニカル分析】分岐点117.48円(147.64円-135.20円-121.40円):ドル買い
【ドル売り要因】
・日銀金融政策:利上げ観測(日銀金融政策決定会合1/17-18)
・米国金融政策:政策金利利上げ打ち止め⇒利下げ観測台頭
・地政学的リスク⇒外貨準備のドル離れ懸念
・ロシア中銀:外貨準備(ドル・ユーロ45%、ポンド10%)「円」建て運用
・米国議会:民主党多数派⇒保護貿易主義&ブッシュ政権レイムダック化懸念
・G-7(4/22&9/16)声明「為替柔軟性」産油国、アジア新興国、中国
・中国人民銀行:外貨準備分散投資&人民元切上げ&政策金利引上げ





yoshi438 at 08:15OPEN | ザラ場 
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