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今日は、諏訪に行く。<br>昼にラーメン屋に入ったら、年金暮らしの方々が酒飲んでオリンピックの話題で盛りあがっていた。
家に帰ったら、娘が「ブラックジャック」ばかり読んでいて困るので、片付けろと言われる。

「うつろ舟」澁澤龍彦


久しぶりに澁澤龍彦の短編集「うつろ舟」を読む。没後だいぶ経ってくると、評論よりも小説の方が面白く思えてくる。現代小説と違って、非常にお伽噺的な趣きがあって、気持ちよく物語りの中に入っていける。不思議と澁澤龍彦は西洋の題材で書いているものは少なく、このタイトルの「うつろ船」もおそらく、柳田國男から着想を得ている。オリエンタリズムの視点というか、一度西洋を通って還ってきた東洋がここにはある。それが面白い。一度、澁澤龍彦の小説をすべて読んでみたくなった。が、実はほとんど読んでしまっているのかも知れない。

澁澤龍彦全集〈21〉

**ANP2-0016**
この後読んだ柳田國男にこの、うつろ船の伝説が詳しく載っていた。
やはり民俗学は物語の宝庫というか、イマジネーションの源泉なんだね。