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昨日まで開催されていた男子プロゴルフツアー「パナソニックオープン」での出来事。
京都のでの初開催とあってか、大変な人出だった。

そこで起きたのが悪質な観戦マナーだった。

ゴルフはやったことがあるものなら分かるが、実に繊細なスポーツであり集中力を持たなければ良い結果が出ない。
特にパターなどでは「しん・・・」と静まり返った中でプレーする。
1打1打で結果(賞金)が大きく左右する。
パター以外でも選手は相当の緊張状態を続けている。
インターバル(ホールとホールの間)で身体を触られる。
これでは大相撲と一緒になってしまう。
当然慎まなければいけない行為である。


残念ながら今回はそのマナーが酷かったのだという。
人気商売ならではの切実な問題でもある。


もともとツアー人気の高い米国ではどうだろうか・・・?


普段は実にフランクで大げさな身振り手振りの多い彼らである。
日本よりもっと始末に終えないのではないのか・・と感じていた。

しかし結果はそのであった。

すでに3年経つが、全米オープンを観戦したときのことである。
ご存知泣く子も黙るタイガーウッズも当然参戦。
その周りはうごめくアメーバのごとく大変なギャラリーを従えている。
(今の石川選手以上)

ところが、タイガーについているそんな彼らでも、プレーに入った瞬間からは口をふさぐのだ。
この大人数が、誰が指示するともなく、静まり返る。
そして打ち終わるや否や狂ったように「入れ入れ!」と大声援が起きる、カップインすれば鳥肌が立つほど興奮状態になる
ギャラリー同士がハイタッチで喜び合う。

そして次のティーグランドに立ち、プレーに入ると静まり返る・・・


ゴルフそして観戦マナーを知っているといえばそれまでだ。
が、そのマナーの徹底振りには感動さえ覚えたのだ。

米国のトーナメントでは入場時にデバイス(カメラや携帯電話)などの持ち込みはチェックされ禁じられる
うっかり持って入ろうとすれば拒絶されてしまう。
それゆえにシャッター音は起きない。
許されたプレスのみのシャッター音なのだ。


この習慣が出来たのはかつてタイガーが優勝争いを繰り広げているプレー中に起きた。
パターで打つ際にシャッター音で、タイガーが大いにキレた経緯があるという。
それ以降各種デバイスの持ち込み厳禁が徹底されたらしい。
影響力のある選手ならではの徹底事項だ。
が、しかし結果的には選手もギャラリーも最高の場面をお互いが作りあうという効果につながっていた。

 

今回石川選手のギャラリーのマナー違反を見て、偶然思い出したのだ。
ゴルフ熱はどんどん上がっていってほしいと思う。
そのうえでは、これからは日本のギャラリーの観戦偏差値が上がるためには、タイガーのような事件でもおきなけらばならないのではないか・・・

そんな風にも正直感じたのである。

 

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