やっと時間が出来たので、前回の舞鶴釣行を振り返りたいと思います。
ヤマハのレンタルボートクラブってご存じの方も多いと思いますが、私もそのシステムが出来た頃には一年間だけ入会していました。
入会金や年会費、レンタル料、ガソリン代、結構な出費になるため長くは続きませんでした。さらに、早くても朝9時からの出航で、日没までという条件は、当時シーバスばかり狙っていた私には余り意味のあるものでは無かったからです。
しかし、船を持つと言う事は、一部のお金持ちにしか出来ない位コストがかかるため、かなり身近になったことは確かです。しかも、保険まで付いていて安心できるシステムでした。
今回、レンタルボートを利用出来たのは法人会員のためレンタル料とガソリン代のみで借りることが出来たためで、かなりお手軽価格でした。
使用したYF23は、センターコンソールで釣りやすい設計で、船の大きさも定員10人と大きく、GPS魚探も装備。言うこと有りませんでした。
ただ、安全航行のためのビデオを30分見なければならないと言うことが決められています。これは、会員時代に経験済みで知っていましたので、大人しく見させていただきました。
当日、ビデオを見終わっていざ出発とばかり外に出ると、さっきまで荷物を置いていた所に居た仲間たちの姿が見あたりません。
アタリを見渡すと、桟橋の向こうから少年のような笑顔で歩いてくる3人。
手には水くみバケツ。
ピンと来た私は、バケツをのぞき込むと・・・
やっぱり!満タンのナマコ!
今日は坊主無しやー!
とヌッシー。
全く、子供みたいな仲間たちです。
ようやく出発。限られた時間内にサワラを釣らなければなりません。
急いで舞鶴湾の出口に向かいます。
山立てで目星を付け、魚探の反応を見ながら微速前進。
適当な所で一流し。私は運転席で反応を見ながらみんなのしゃくりを見ていました。ヌッシーにアタリがあり、生命反応を確認。
さらに反応を見ながら移動。
ばらけた反応ながら、良さそうなところで二流し目。すると、窪和久君にヒット!
かなり大きそうデス。無事にランディング。結局このサワラが今日の大物賞でした。
それならと私も釣りに加わる。
それからは、アタリの連発!!
みよしから、窪和久君ヌッシーYOSHIBOイッシーの順で並んでいます。
窪和久君
- ヒラジグラ 100グラム クラッシュホロ オレンジ。
- 早めのワンピッチで時折ストップを入れながらジャーク。
- えさ釣りから最近ジギングを始めたとは思えないほど綺麗なフォームでキッチリとジャークを入れリズムよく釣っています。 、
ヌッシー
- ヒラジグラ 80グラム クラッシュホロ オレンジ
- ミディアムテンポでストップを入れながら。
YOSHIBO
- 前回のハッピネス2から引き続き、隊長ジグ 120グラム イワシカラー
- 早引き3回転、最後に小さいジャークを入れて少しフォールさせてストップ。その繰り返し。
イッシーさん
- シルバーベースのカラーにピンクなど派手目の色のジグ
- ワンピッチのスロージャークで
それぞれの釣り方です。
最初の方イッシーさんは、バイトが少なく「調子悪い」と言っていました。
私は、「終わる頃には、みんな同じ位釣っていますので心配いりません」
と言っていました。
朝の時合いでは少し活性高めだったので、リアクションっぽくジグを追う状態。
窪和久君はキッチリとしたジャークを入れ早めのリーリング、ヌッシーと私は早引きしているので、魚はジグの後を早く泳ぎながら、ストップやフォールでアタックしてフッキングに持ち込みます。
対するイッシーさんはスロージャークなので、魚がジャレ付くようにジグを追い、絡んでいる内ラインブレイクしてしまうパターン。たまらず、ワイヤーリーダーを装着。 その頃には少し活性が落ち気味で、ポツリポツリとアタリがある状況。しかし、こうなるとスローの方が有利で、着実にヒットします。
結局、みんな同じぐらいの釣果になりました。めでたしめでたし。
ルアーの釣りというのは、情報が命。そして、もっと大切なのは仲間です。
私が、チームに入った頃。みんなのスキルの高さに驚かされました。メンバーと釣行を重ね十数年。いろいろな勉強をさせてもらい、いろいろな情報を得、良い釣りができたと思います。仲間が多いと情報も入ってきますし、今回のように思いがけずコネクションが有ったりします。
すべての釣り仲間に感謝です。
シャウト(Shout!) イジカ
ヌッシーに習い今回はこれを使用しました。