こんにちは。
リオ五輪、盛り上がっていますね。
体操男子総合の念願の金メダル獲得、
朝からTVの前で手に汗握って応援してしまいました!
寝不足の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
猛暑が続いていますので、体調管理には気をつけてくださいね。

今日は華やかなお客さまの話題を。
先日、プレスルームに女優の岸惠子さんがいらっしゃいました。
2013年に発表された小説「わりなき恋」の朗読劇が今秋再演
されることになり、舞台でお召しになる衣装を選ぶためです。

近くのホテルで取材を終えてから夕方来社されたのですが、
80歳(!)を超えてなお一層美しく輝いている岸さんは、
疲れもみせずに、お洋服見せてくださる?と、とても楽しげ。
その場をパッと明るく照らすような美オーラを放っていました。

TV画面やスクリーンで拝見すると、圧倒的な存在感の強さから
背の大きい方なんだと思いこんでいましたが、
間近で接すると少し小柄で華奢な方です。
そして何より、大女優であるにもかかわらず、
とても軽やかで可愛らしい雰囲気をお持ちです。

40年以上の友人でもあるデザイナーの稲葉賀惠にも
アドバイスを仰ぎながら、まずは舞台映えする色合い、
さらに役のキャラクターにふさわしいデザインと着こなしであるかどうか。
6着のバランスが取れていて役柄にぶれが生じないかどうか。
じっくり吟味してご試着されました。
お手持ちのブラウスと組み合わせたり、ワンピースの裾を調節したり、
羽織りの袖を短くしてみたり、と姿見を見ながら真剣にチェックして
コーディネートを決めるときも、やり取りはとても軽やかでスマート。

そうして選び出された5着のコーディネート、
こちらが9月24日神奈川県立音楽堂から始まる全6公演の
ひとり舞台「わりなき恋」で使っていただけるのがとても楽しみです。

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本日発売の婦人公論8/23号には岸惠子さんの特別寄稿が掲載されています。