宇野コラム Uno column

宇野良治による宇野コラム Author: Yoshiharu Uno, MD, PhD 日本低フォドマップ食推進会会長。 書籍『過敏性腸症候群の低フォドマップ食 FODMAP』、英語版電子書籍「LOW FODMAP DIET IN JAPAN」: LOW FODMAP DIET FOR IRRITABL BOWEL SYNDROME IN JAPANなど多数執筆。特許庁より「低フォドマップ食」の商標を取得しています。

低フォドマップ食 低FODMAP食 ピロリ菌


現在、英国からの英語の校正が戻り、

他のことを考える余裕がありません。

その作業が終了後、ご返事申し上げます。

しばらく、お待ちください。

Thank you for your consideration.



 


 

Uno Y

 

日本では胃がんの死亡数が低下してきました。

それについて、「戦後の衛生状態の改善で胃がんの原因となるピロリ菌の感染者が減ったためとみられる。」と解説されました。つまり、自然減少です。

 

https://www.sankei.com/life/news/180915/lif1809150005-n1.html

 

 

ピロリ菌除菌との関係はどうでしょうか?

 

これについて、先ほど、中国から私にある情報が届きました。

Yang L, Zheng R, Wang N, et al. Incidence and mortality of stomach cancer in China, 2014. Chinese J Cancer Research 2018; 30.

 

その図を見てください。

中国
 

都市部(Urban)では、農村部(Rural)よりも、胃がん罹患率と死亡率が明らかに低いのです。中国では、日本のように全国的なピロリ菌除菌は行われていません。この差については、著者らは、医療格差、経済格差を考察しています。しかし、実際に中国で内視鏡を行ったことのある私は、公衆衛生の格差(つまり下水道の整備など)であろうと考えます。
実際に、中国の都市部の上水道普及率90%、下水道普及率80%、農村部の上水道普及率70%、下水道普及率30%です。

http://chasechina.jp/reports/chinabiz/marketing/5359.html

つまり、中国の農村部の上下水道普及率は、日本の1950年と同等です。




 

Yoshiharu Uno, MD, PhD

 

 

For a long time in Japan, gastrography of X-ray have been used for screening gastric cancer.

At that examination, spasmolytics are not used.

In a few percent of subjects, the barium will flow into the small intestine within a few seconds. Such people frequently have diarrhea.

888図1
22図1


The gastro-colonic reflex is the theory that the small intestine and the proximal colon move by expanding of stomach.

However, before the stomach inflates, the person whom barium flows in the small intestine has diarrhea. On the other hand, in a person with severe constipation, barium does not flow into the duodenum, and barium stagnates for a long time in the stomach, despite the stomach bloating sufficiently.
33図1

44図1

These phenomena contradict the gastro-colonic reflex theory.

This is evidence only understand to Japanese researchers.

Symptoms of IBS-D are alleviated with suppressing gastric movement by peppermint. On the other hand, non-absorbable polyethylene glycol is effective for constipation.

For IBS-D, semi-solidification of water might be effective.


Uno Y

 

 

 

日本からの捏造論文について、世界中で騒がれている。

 

http://scienceandtechnology.jp/archives/21149

 

http://www.sciencemag.org/news/2018/08/researcher-center-epic-fraud-remains-enigma-those-who-exposed-him

 

本人が自殺してからもなお、叩き続けている。切腹で全てを終わらせる日本の文化からは、世界の反応はあまりにも非情といえる。このような現象は、これまでの医学界ではなかったのではないか?

 

有名国立大学の研究者がハゲタカジャーナルに国費を使って投稿していることも問題になったが、その理由に、日本の医学研究が、メジャー雑誌で相手にされなくなったためかもしれない。

 

しかし、Critical thinkingをベースとする宇野コラムとしては、そのような状況を否定しない。

 

世界の状況がそうなのであれば、あえて、インチキを暴く研究が貴重となる。

 

日本の研究者には、これまでの日本の研究を洗いなおす作業が必要である。

その作業によって、真に正しい事実を積み上げ、世界に正しい日本の研究を示さねばならない。その努力なしに、世界の信用は得られないであろう。

 

アインシュタインが、相対性理論を発見した背景には、彼が特許庁で、インチキ発明を鑑定する仕事をしていたからであるという説がある。つまり、嘘、偽データを見極める能力は、専門分野での矛盾を見出すベースとなる。

 

臨床研究は焦らない方がいい。上が何と言おうと、ネガティブデータはネガティブのまま報告すべきである。理論に理論を積み上げ、そして、「石橋を叩いて、叩き過ぎて、壊す」くらいの慎重さが必要である。それが出来ないのであれば、一生、おびえて暮さねばならない。

<Critical thinking>

18th  September 2018

Yoshiharu Uno, MD, PhD


After WWII, Japanese children were forced to drink the skim milk. (About 50 g of lactose is contained in 100 g of skim milk powder.)

After WWII, Japanese staple food turned into wheat flour.

Since 1991, ingestion of high-FODMAP foods was promoted in Japan.

Helicobacter pylori infection suppresses allergy (food allergy, asthma etc) and obesity. The infection rate of Helicobacter pylori is declining in Japan.

The main cause of Japanese pollen allergy is cedar. Since 1960, a large amount of cedar trees was planted in Japan.

Mast
This is my delusion.
I hope not being a reality.




 

17th September 2018


Yoshiharu Uno, MD, PhD

 

 

Evidence

 

  • IBS is related to mast cells.
  • IBS increases colorectal adenoma and carcinoma.
  • Many mast cells are in the colorectal adenoma.
  • Suppressing the activity of mast cells decreases colorectal adenoma.
  • There is no significant relationship between allergy and colon.
  • Low-FODMAP diet improves IBS symptoms.
  • Low FODMAP reduces mast cells.
  • In Japan, colorectal cancer is increasing with the increase of High-FODMAP foods.

 

Theoretical hypothesis

Low-FODMAP diet might prevent colorectal adenoma and carcinoma.


Uno Y

 

1900年代の初め頃、日本の医学界はドイツから医師を盛んに招聘し、講義を受講した。当時、ドイツではドイツのレントゲンが発見したX線を用いた研究が盛んで、世界の医学をリードしていた。ドイツの消化器病学の医師は、日本で便秘について講演し、便秘には2種類あることを強調した.ひとつは痙攣性便秘で、腸が痙攣する理由は、「ヒステリー」であると話した。もうひとつは、弛緩性便秘で、腸そのものに力がないAtony (アトニ―)であると話した。それは、現在でも、看護師やパラメディカルのアトラスなドでも、そのように分類されているが、それは100年前のドイツ医学の話である。さらに、「腸の痙攣=ヒステリー」という概念も過敏性腸症候群で引き継がれている。X線による大腸機能の研究は、1910年代からアメリカで盛んに行われ初め、弛緩性便秘については、横行結腸が下垂する内臓下垂症という概念に変わっていった。そして、横行結腸が下垂している場合、横行結腸の上に位置する胃も一緒に下垂していることがほとんどであることが1920年代に確認された。つまり、大腸も胃もダラーンとしているのである。最近の日本でも、この横行結腸下垂に気が付き、歴史を知らないためか、あるいは知っていてのことか、自分が発見したかのように報告しているケースもある。その場合、胃と腸の筋肉である平滑筋がダラーンとしているので、食物繊維を食べてもお腹にたまるだけであり、運動しても、たとえ、腹筋をガチガチに鍛えても腹筋は横紋筋なので、胃や腸が引き締まることはない。(筋肉の種類が違う)

しかし、最近、私は、100年以上も前の医学の話だからと否定していいのだろうか?と思うようになった。というのは、1週間で40-50人の胃内視鏡を行っていると、胃がやたらと大きく長い女性が少なくとも1割は存在することを経験しているのである。それは、まさしく、昔の医学の胃拡張である。ということは、横行結腸も下垂して便秘かもしれないと思い、胃カメラ後に「便秘ですか?」と聞くと、半分以上がひどい便秘だと言うのである。古い文献を調べると、胃下垂+横行結腸下垂は、臍の下のぽっこりお腹が特徴であり、栄養の悪い農婦にみられている。そして、古い医学書をみると、胃と腸のアトニ―はビタミンB不足が原因と記されている。ビタミンBは、豚肉に多く含まれるが、試しに、胃の大きな人に「豚肉食べますか?」と聞くと、「ほとんど食べない」ということであった。

 私の研究では、大腸の通過時間は、大腸へ流入する流量に影響される。つまり、胃から小腸へ速やかに流れる人は、それが大腸への流入量増加に直結するので、便秘になりにくい。逆に、胃からなかなか小腸へ流れない人は、大腸への流入量が少なく、便秘になりやすい。食べた後、下腹部が膨らむ人は、それは胃から流れないで胃が膨らんでいる状況である。つまり、そのような場合、いわゆる胃拡張を改善しなければ便秘は改善しないと思われる。

 ということで、最近、私は、胃が大きな便秘の女性にビタミンB1のサプリメントを勧めている。

B1図1

そもそも、胃の運動性が乏しい場合には、ビタミンBが吸収されにくいので、即効性は期待できないが、半年くらいでだんだんと改善してくるかもしれない。
なんとも、適当な話であるが。。。


Uno Y



ある日、バイト先での看護師さんが、子供の話をしていて、

高校生の息子に、「何食べたい?」

と聞くと、毎回、「から揚げ」

と言うとのこと。。


「毎日、から揚げでいい」


と。。。。


という、私も、毎日、から揚げでいい。。。


ですが、お母さん、小麦粉よりは片栗粉にしましょう。

いろいろ理由はありますが、

何でもいいから、

「竜田揚げ」にしてください。

鶏肉も、魚のフライも

全部、竜田揚げにしましょう。


もちろん、

低FODMAP食では、竜田揚げです。







2018年9月13日:Uno Y




日本低FODMAP食推進会 :会員各位







低FODMAPの野菜や果物について、

海外、特にオーストラリアのモナッシュ大のアプリや海外の指導書やネット記事に記載されています。

その内容は、日本で実際に入手できる野菜や果物と異なることがあります。

特に、日本では、戦後の食糧不足の影響が根強く、「甘いもの」が「美味しい」と、置き換えられ、

野菜も果物も、より甘く品種が変更され続けてきました。そのため、海外情報は日本では不確かです。

農学部の論文では、収穫時期や保存状態で、成分が変わることも示されています。

何を信じればいいのか?

悩みましたが、とりあえず、今回は、文部省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

を基準にすることとしました。

22図1


そのなかでは、肝心なオリゴ糖を定量化していないので、あくまでも参考ですが、

ぶどう糖<果糖 の場合は、高FODMAPとみなされます。

ぶどう糖>果糖 であっても、オリゴ糖の量によっては高FODMAPになります。


やさい


くだもの


残念ながら、日本のトマトは高FODMAPです。

日本のキュウリも高FODMAPに変更しました。

(そのかわりに、ズッキーニを使用してください。)

キャベツは低FODMAPとしますが、検査サンプル種類が限定されているので、

やはり、チャレンジ期から100gからにしてください。

レタスは「サラダ菜」に限定されます。

ピーマンは緑のみが低FODMAPです。





何のための宇野コラムか?

 
宇野良治

総単語数およそ6万の英語の本の下書きが終了した。それは、はじめ、日本語の低FODMAPの本の英訳であったが、半分以上内容を書き換えて、さらに2015年以降の研究を全て入れた。大改訂版である。現在、英国へ英文校正を依頼している状況で、それが帰ってくるまで睡眠時間が取れるようになった。その間、13時間睡眠が続き、それが結構長かったためか、自分の中でいろいろ変わったように感じている。特に、宇野コラムの記事も書きたくなくなった。何のために、これまで書いてきたのか?それは、思い残すことがないために遺書のようなものであったが、今回の本にすべて入れた。つまり、もう書くことはない、もう、思い残すことはないと感じたのである。このコラムで書いても、いいように利用されるので、きちんと著作権の厳しい英国出版社からの出版だけにして、その内容を、わざわざ、ここで書こうとは思わなくなったのである。私の言っていた「世のため、人のため」というのは嘘だと自覚した。つまり、それは偽善である。医者の言う美談も信用しない。医療は金と偽善の上に成り立っているだけだ。そう、思うようになって、宇野コラムを書けなくなった。だから、今後も、個人的な相談には答えない。ただ、この宇野コラムは、遺書だけではなく、「嘘や偽りに対しての怒り」を示す場でもあった。その感情は消えない。ということで、結局、少し、今回の本の内容を示すこと

になる。
111

この図は、昔、「便秘のバイブル」で記載したものを改定したものであるが、今回の本に挿入した。いわゆるインチキ医学の歴史である。

それが、もし正しいとしても、流れはインチキなのである。

では、低FODMAP食はどうか?その路線ではないことを、明確にする必要がある。

それが、インチキではないと主張するためには以下の質問に答えねばならない。

●なぜIBSに便秘タイプと下痢タイプ、さらには交替タイプがあるのですか?

●食事後にIBSが症状を発現するのはなぜですか?

●高FODMAP食がIBSの症状を引き起こすのはなぜですか?

●大量の大腸ガスがあっても、腹痛がない人がなぜ存在するのですか?

●結腸ガスがなくても腹痛を生じるIBS患者はなぜ存在するのですか?

●長時間の激しい運動でIBS症状が起こるのはなぜですか?

IBSで虚血を生じる機序を説明できますか?

IBS症状を放置していてもいいのですか?

●高FODMAP食で腹部症状以外の懸念がありますか?
●高FODMAP食を食べ続ければどうなりますか?

以上を説明できなければ、低FODMAP食は、妄想的インチキ医学と同等である。

そのため、以上のすべてを網羅するフローチャートを作成したが、それについては、ここでは記さない。

そして、本を書いているうちに、2016年のRomeIVで、腹痛がなければ、IBSとしないという厳しい診断基準に変わった意味がわかってきた。IBSの国際的知識集団は、高い塀を作って、それを超えることを願っているのだと思った。その塀は、インチキ医学との壁である。そして、それを超えることができたと私は思っている。

日本低FODMAP食推進会:宇野

 

これまで、グルテンフリーパンは、小麦粉成分のない米粉によるパンだと認識してました。
そのため、

グルテンフリーパン≒低FODMAPパン

と認識していました。

しかし、そうではないことがわかりました。

 

https://www.researchgate.net/publication/50830157_Fructan_content_of_commonly_consumed_wheat_rye_and_gluten-free_breads

ructan content of commonly consumed wheat, rye and gluten-free breads

 

Fructans are non-digestible carbohydrates with various nutritional properties including effects on microbial metabolism, mineral absorption and satiety. They are present in a range of plant foods, with wheat being an important source. The aim of the present study was to measure the fructan content of a range of wheat, rye and gluten-free breads consumed in the United Kingdom. Fructans were measured in a range of breads using selective enzymic hydrolysis and spectrophotometry based on the AOAC 999.03 method. The breads generally contained low quantities of fructan (0.61-1.94 g/100 g), with rye bread being the richest source (1.94 g/100 g). Surprisingly, gluten-free bread contained similar quantities of fructan (1.00 g/100 g) as other breads. There was wide variation in fructan content between individual brands of granary (0.76-1.09 g/100 g) and gluten-free breads (0.36-1.79 g/100 g). Although they contain only low quantities of fructan, the widespread consumption of bread may make a significant contribution to fructan intakes

驚くべきことに、グルテンを含まないパンは、他のパンと同様の量のフルクタン(1.00g / 100g)を含有していた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


日本においても、グルテンだけ排除して、低FODMAP食で除去されるべき、
フルクタンが排除されていないことが示唆されます。

 

以上から、日本低FODMAP食推進会では、

パンに関しては、

導入期は、100%米粉パン(小麦粉成分のないもの)に限定し、

チャレンジ期では、100%スペルト小麦(全粒粉は禁止)を推奨します。


チャレンジ期で最も、症状を来しやすいのは小麦粉と乳製品であることがわかっています。

そのため、チャレンジ期に小麦粉のパンを食べると、せっかくの症状改善が悪化することが懸念されるため、許容可能性のあるスペルト小麦を選択してください。

なお、スペルト小麦は、全粒粉では小麦粉よりもFODMAP量が高い可能性があるので、全粒粉は禁止です。
100%の全粒粉ではないスペルト小麦パンを導入期から取り入れてもいいのではないか?
とも考えましたが、ラフィノースやマルトースがある程度残存するので、
チャレンジ期から開始としました。


 

日本低FODMAP食推進会:宇野

 

世の中には、本質の問題を評価せず、少しの違いをクローズアップし、鬼の首を取った如く、執拗に批判する人がいる。私の記した低FODMAPの本に対しても、この本がネットで自分だけで校正や製本を行わなければならず、そのための単純なミスや、ページ余りなど生じたが、それだけに着目し、批判する人もいる。しかし、そんなことよりも内容が重要だと思っている。

私は、過去に、杏林書院などで医学書を出版してきたが、その時は、やはり1頁ずつ、きちんとチェックされ、図の大きさや配置や校正すべて出版社から指導されるので、比較的楽であった。しかし、現在、校正中の英語の本の場合は、かなり、きつい注文が多く、その作業に疲弊し、『もう、無理!』と、毎日投げ出しては、『きちんとした出版社から英語本を出版する苦労を体験することは、誰でも経験できるわけではないので、貴重な経験なんだ』だと思い直し、頑張っている。

 

さて、その校正、修正作業で、いろいろ、気が付くことがある。

野菜と果物の評価の困難さである。

一から、調べなおしてみると、それらは、保存方法で、FODMAP量が変わってくる。たとえば、マンゴーは保存温度や期間でFODMAP量が変化する。

mmm


それだけではなく、もちろん、品種によって、変わるが、はたして、日本の野菜のなかには、どこから来た何者か?全くわからないものもあるのです。キャベツにしても、スーパーで売られているものが、どこの誰で、どこに、どのように保存していたのか?全く分からない。

それだけではない。出荷時期や、どんな肥料を使用しているかで、FODMAP量が変化する。たとえば、梨では、出荷時期によって糖質の成分量が変化する。

 なし

https://www.pref.nagano.lg.jp/nogyokankei/letter/documents/ntk452_nag1.pdf

 

これは、もはや、栄養士のレベルではなく、農学部のレベルである。

つまり、ある果物のFODMAP量は、調査した資料によって全く異なってしまうのである。

であれば、モナッシュ大のFODMAPアプリで、安全域の果物の量であっても、日本の地域の違いや出荷時期、保存の方法によっては、全く当てにはならないかもしれない。
よく、「○○の本と、宇野先生の本では、○○の量が違います。そっちが正しいんでしょうかねえ」

という人がいるが、そのような事の前に、大きな問題があるということだ。


では、どうやって解決するか?であるが、

はやり、これまでどおり、日本では、導入期には、無FODMAP、つまりFODMAP量≒0にして、症状改善後に、低FODMAP食品を徐々に試してゆくしかないと思うのである。

だから、若干FODMAPが含まれているが、モナッシュ大では少量はOKとするものを、「導入期に食べてもいいか?」など思うことすら、やめて、無FODMAPに徹するべきであろう。



<補充資料>
一般的には、キャベツは低FODMAPに分類されるかもしれないが、
東アジアの低FODMAP食についての報告では以下のように記されている。

ggg図1

Iacovou M, Tan V, Muir JG, Gibson PR.The Low FODMAP Diet and Its Application in East and Southeast Asia.J Neurogastroenterol Motil. 2015 Oct 1;21(4):459-70.

日本の料理のキャベツは高FODMAPと明記されており、著者の中にはギブソンがいる。



日本低FODMAP食推進会

 
海外の低FODMAPのサイトでは、たびたび、
低FODMAPであるはずのトマトで症状を誘発することが問題となっていました。
また、トマトの種類によって、果糖が増加することも示されてきました。

 https://alittlebityummy.com/reacting-to-tomatoes-it-might-not-be-the-fodmaps/


いろいろ考えましたが、
今回、トマト問題について、著書を訂正します。

というのは、これまで、著書では、トマトは導入期に許可された野菜でした。

それは、果糖(フルクトース)とグルコースの差がわずかであり、また、果糖とグルコース比もほぼ1であったため、許可として、ミニトマトは注意すべきと記しました。


しかし、1990年のデータでは、

果糖=1.4g、グルコース=1.1gと記されています。

FASEB J. 4: 2652-2660, 1990

https://blog.goo.ne.jp/kfukuda_ginzaclinic/e/4f6cacffd75e3dc09533d5557993b1b6

 

また、海外のサイトでは、果糖・グルコース比では、1となっています。

https://foodintolerances.org/fructose-content-of-food/

 

しかし、トマトジュースでは、明らかに果糖・グルコース比が1を超えています。

 これについては、九州支部長が実験しています。

ワタクシ(九州支部長)が5年以上実践しているお腹が痛くならない「低フォドマップ(FODMAP)食」の効果

もしかしてPART 1トマトジュースに反応???

https://ibsprince.muragon.com/entry/779.html


さらに、他のサイトでは、グルコースよりも果糖が多いデータが掲載されています。

 tomato

https://www.pinterest.co.uk/pin/189643834288257945/

 
この図では、パイナップルよりも果糖が多いのです。

 

また、トマトのグルコースは成熟段階で変化しないが、果糖が変動するようです。

Changes in the individual sugars of tomato fruit du https://onlinelibrary.wiley.com/doi/pdf/10.1002/jsfa.2740260808 ring ripening


つまり、赤くなって甘くなるほど、果糖が増加してくる可能性があり、日本のトマトを考えた場合、
海外よりも果糖が多い可能性が否定できません。


以上から、導入期からはトマトを排除し、チャレンジ期から開始することを推奨します。

むろん、これまで、トマトで症状を生じていない人では、そのまま継続してかまいません。

よろしく、お願いいたします。

宇野




藤波晋太郎は、

なぜ、コントロールが悪いのか?

色々なコーチが、なんだかんだと、関係ないことを言っているのか?

解説者の言うように、ただ単に、精神が弱いのか?


「心身症です」


IBSの話と同じではないか?


なにか、科学的な原因があるに違いない。

そこで、この記事を書いた。



 私は、藤波がランディ―・ジョンソンと似ていると思っている。

ランディーは、藤波と同じようにコントロールが悪かった。

悩んだ彼は、ノーラン・ライアンに聞いたところ、

踵ではなく、拇指球から着地するようにと言われた。

ただ、それだけで、コントロールが良くなって、大記録を打ち立てた。

https://undo-tv.net/post-3501/

奇跡のレッスン ランディ・ジョンソン ピッチャーはマウンドに立つかぎり学び続けろ!

これは、大谷とフォームの違いでもよくわかる。

https://www.youtube.com/watch?v=X1j-FzhEBE4



66


藤波は、つま先が上がり過ぎで、このまま踵から着地する。

横から見ればよくわかる。

00



まさに、ランディーがコントロールが悪かった時と同じである。


コントロールのよい時のランディーは、

ほとんど水平であることがわかる。


rrr


藤波が、デッドボールを与える時は、特に、つま先が上がっている気がする。

気合を入れ投げようとすると、

足の筋に力が入って、つま先が上がって、

踵から着地して、コントロールが定まらないのではないか?


つまり、精神的な弱さのためではない。


555


がんばれ、藤波晋太郎!






補充資料:つま先から着地の投手


M図1

k図1

km図1

えなつ


sss図1

えええ図1


N図1


ddd図1


ccc

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、藤波は、これです。


fff図1


踵から着地するのは、高校の頃からです。

こうこう図1




では、どうすればいいのか?

最も効率のよい対策はあるのか?


常に、つま先で歩くことを推奨します。


kkk

「巨人の星」54話:「ゆけ、多摩川グランド」より

FODMAP食:科研費850万円:近畿大、信州大


日本低FODMAP食推進会:宇野

 

2018年の文科省科学研究費申請で、

FODMAP食の研究に対して、

総額858万円の研究費が認可、支給されることがわかった。


ttt図1


これは、国が低FODMAP食について、それを認知し、
その研究を進めることを推奨したことに他ならない。
さらに、他の研究者も科研費が認可されたテーマに向かってゆくので、
今後も、
FODMAP食に関する研究費が申請、承認される可能性も秘めている。

科研費は、もらっただけ、成果として、インパクトファクターの少しでも高いジャーナルへのアクセプトが必須である。

近畿大の研究者は、IBSの心身症の分野が専門であるが、

FODMAP食によって、

心身症の症状自体が改善するという客観的結果を導き、

腸相関の新たな考察が出来れば、メジャー誌にアクセプトされるかもしれない。
ただ、最近は、呼気水素量と症状の相関が疑問視されてきたので、
客観的指標の設定が難しいかもしれない。

信州大の小児の研究では、乳児コリックとの関係、乳糖不耐症との関係について、詳細に研究してほしい。

いずれにしても、「これまでの海外のデータと比較して日本ではこうでした」という「地方会レベル」の研究ではなく、新しい知見が得られることを期待したい。


両方の研究は2021年に終了するので、

2021年の論文公開が楽しみである。

がんばって下さい。

Low FODMAP diet in Japan: Problem of cabbage
 
Uno Y

 ccc

There are so many kinds all over the world, and also in Japan, the kind varies according to season and region. There are various FODMAP amounts depending on variety, and there is no evidence that all Japanese cabbage is low FODMAP. Abundant insoluble dietary fiber is consistent in all kinds of cabbage.

In Japanese people, cellulose produces short chain fatty acids and gases by fermentation in the large intestine, may have the same adverse effect as high FODMAP. Chronic constipation in which the intestinal tract is dilated, or even with diarrhea with physiological narrowing, there is concern that the symptoms worsen.

This problem is thought to be a major cause invalidating low FODMAP diet as in the mushroom problem in Japan.

In low FODMAP diet in Japan, it should be avoided during the introduction phase. Please start with a small amount in the challenge phase.

More than 50 years ago, in Japan, there was a statement that cabbage worsens the symptoms of IBS. Even now, there are also Japanese IBS patients whose symptoms worsen due to cabbage. Therefore, this may be a problem peculiar to the Japanese.


Also, recently, there are things that are very confused. That's about fruit and vegetable fructose and glucose measurements. Depending on the amount of "fructose-glucose", it is judged whether FODMAP is high or low. However, depending on the preservation state, they fluctuate. In the case of banana, it changes to low FODMAP when left at room temperature.  However, in mango, fructose increases and glucose decreases after 14 days at ambient temperature. Such changes have not been investigated in all vegetables and fruits. Is it correct to make a declaration of safety under such circumstances?

mmm





 
Uno Y

 

私が沖縄にいた2年間の経験では、台風の進路で最も正確なのは、米軍情報でした。

なぜ、こんなに正確なのか?と、不思議に思うほどでした。

そして、米軍情報では今週末に、関東に台風が来ることが予想されています。

そして、この台風はJongdariと命名されました。

 

http://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

 

666


十分に、ご注意ください。

これについて、詳細な分析がyutubeにアップされています。

[Japan] Tropical Storm Jongdari forms - July 25, 2018 - YouTube



https://www.youtube.com/watch?v=uY6bVvIz5x4

なお、韓国語の図では、東京直撃と予想されている。

http://m.g-enews.com/view.php?ud=2018072507482428094a01bf698f_1

kkk図1

米軍情報の更新:やや南にルートが変わった。7月26日午前
静岡へ28日に上陸の可能性
33

7月27日
関東ではなく、関西にくる。

111

7月27日午後 また、南へ針路が変わった

88

728日 午前: 結局、私の方にくるようだ。
44





日本低FODMAP食推進会:宇野



2015年の原案に問題があるので記します。


今回は、アーモンドミルクとイチゴの問題です。


 11図1




アーモンドミルク

日本国内の商品での低fIODMAPは、ブルーダイヤモンド社のアーモンドミルクです。



222図1

以前はスーパーやデパ地下にもありましたが、

残念なことに私の地域では直接入手できなくなり。

最近は、通販でしか買えません。


555図1



「アーモンド効果」は低FODMAP食ではありません。

特に、ハチミツ入りは、低FODMAP食ではありません。

また、ソルビトールが原料のポリデキストロースは、

小腸での吸収が悪く、大腸で発酵する可能性があり、

特に下痢が懸念されます。

セルロースも、通過時間の遅い大腸(慢性便秘)では発酵の対象になります。


また、他の商品で詳細不明の糖が添加されているものもあります。

これについても、懸念しています。




イチゴ

これまでも、日本のイチゴについて、懸念していました。

特に、以前からネット上で、「イチゴ狩り後の下痢」が指摘されていました。


問題なのは、キシリトールと果糖の量です。


果糖は、小腸で、グルコースと一緒に吸収されるので、

果糖量=グルコース量

であれば、問題ありません。

そのため、上白糖のようなショ糖は高FODMAPではありません。

しかし、日本のイチゴについては以下のデータがありました。


888図1

http://farc.pref.fukuoka.jp/farc/kenpo/kenpo-28/28-12.pdf


キャピラリー電気泳動法によるイチゴの糖組成分析
福岡県農業総合試験場研究報告28(2009)


果糖ーブドウ糖 > 0.1~0.3g/100g

となります。

以前の記事と数値が若干違いますが、いずれにせよ、


「果糖ーブドウ糖」が問題です。


http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/archives/45718783.html

イチゴ狩りで下痢をする理由



 

日本低FODMAP食推進会:宇野

 

 

九州支部長から近況メールが来ました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ワタクシ(九州支部長)も何年も前から米軍とヨーロッパ(10日予報)を組み合わせて台風進路予測しています。

副鼻腔炎になり何年も控えていた抗生剤(クラビット)を飲みました
1週間飲むと、便質が硬くなり、すっきり感が出るようになりました。

ちょうど、ほぼ無フォドマップ食を続けた場合に、便秘気味に偏り、便質がかたくなる感じと似ています。
クラビットで菌が死んだ場合と、ほぼ無フォドで菌の数が減った場合と
今回の場合、ちょうど同じような腸の状態になったような感じがします。
数年前、歯科で出た抗生剤は3日目に下痢をしました。

以上近況です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

<コメント>

ありがとうございます。

あまりの暑さで、私のパソコンが異音をたてて、発熱したため、

他のPCを設定するのに時間がかかり、返信が遅れました。


では、本題に入ります。

 

クラビットは、有効な細菌の種類が多いので、非常に広い範囲で腸内細菌叢の減少につながると思われます。

999図1

一方、低FODMAP食では、長期間で、腸内細菌叢の総量が低下することがわかっています。

つまり、無FODMAP ≒ クラビット効果

という関係が導かれます。

それは、九州支部長が、以前に経験した大腸内視鏡のための腸内洗浄(リセット)の時と同じ効果だと思います。

つまり、無FODMAP ≒ クラビット効果 ≒ 腸内洗浄効果

ではないかと思います。

腸内細菌層の数の低下は、一般的に、健康に良くないと認識されていますが、

その科学的証明がないのが現状です。

IBSの原因をリーキーガットと考える研究者もいますが、その場合、細菌量が少ない方がIBS症状を軽減するのではないかと思います。そもそも、大腸内に便が多いと、その便のほとんどが細菌なので、便秘の方が健康的ということになってしまい、理論的に破たんしていると思うのです。

私は、細菌量ではなく、細菌の多様性が重要だと思っているので、発酵菌を増やすようなFODMAPは、多様性を失わせると思っています。クラビットではなく、他の一部の菌種だけ減らすような抗生剤は、細菌叢の多様性を失わせ、IBSを悪化させるのかもしれません。歯科での抗生剤の下痢が、3日間経てからというのは、その証拠かもしれません。

示唆に富む報告をいただき、感謝します。

↑このページのトップヘ