ハチミツの果糖は高FODMAP食です。
発酵性の糖質である高FODMAPは、小腸で高浸透圧性の水分増加を来し、大腸内で発酵するため、過敏性腸症候群(IBS)の引きがね(トリガー)となるばかりではなく、症状悪化を来すことが判明してきたため、それを制限する低FODMAP食が考案され、その有効性が各国から報告されている。
IBSの世界統一診断基準を定義し、その病因や治療法を提言しているRomeグループは、低FODMAP食をIBSの食事療法として正式に認めている。
また、低FODMAP食は、IBSのみならず、潰瘍性大腸炎やクローン病の症状軽減効果も報告されている。
以上から、私は、安倍首相も低FODMAP食をすべきだと提言してきた。
しかし、非常に心配な情報がある。
それは、以下である。
<産経ニュース>
http://www.sankei.com/politics/news/150724/plt1507240027-n1.html
昭恵夫人が公邸中庭にミツバチの巣箱設置 秋には蜂蜜収穫
安倍晋三首相の昭恵夫人が24日、公邸の中庭にニホンミツバチの巣箱を設置し、蜂蜜づくりに乗り出した。都会での自然環境保護に関心を高めてもらうのが狙いで、秋口には“アッキー”ブランドの蜂蜜が収穫できそうだ。
東京・銀座のビル屋上でミツバチを育てるNPO法人「銀座ミツバチプロジェクト」に関心を持っていた昭恵夫人。4月に首相と訪米した際、ミシェル・オバマ米大統領夫人がホワイトハウス内で家庭菜園を開いている姿に触発され、公邸での養蜂を決めた。昭恵夫人によると、首相は「蜂に刺されないかなあ」と心配していたという。
昭恵夫人の手で放たれたのは、同プロジェクトが準備した岩手と愛媛のミツバチ計約3万匹。ミツバチは世界的に減少傾向にあり、昭恵夫人は「ミツバチが生きられるのは環境が良い場所。ミツバチにちゃんと働いてもらえれば」と話していた。
今季の蜂蜜の収穫量は巣箱の設置が遅いため少量になる見通し。公邸の来客者への土産などとして提供するのは難しく、昭恵夫人は首相と2人で味見をすることになりそうだ。
<以上、コピペ>
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ハチミツは、代表的な高FODMAP食なのです。
果糖の過剰摂取は、果糖不耐症を来し、IBS症状を来します。
また、果糖とブドウ糖が同じ量であれば、小腸から吸収されますが、ブドウ糖よりも果糖量が多い場は、吸収されなかった果糖が大腸で発酵を来します。
ですから、果糖とブドウ糖が同量のハチミツが完成すれば、大量に摂取しない限り問題はないということになりますが、その開発は難しいでしょう。
今回の安倍首相夫人のハチミツの成分が果糖が高いのであれば、夫人は夫にハチミツを薦めるべきではないと考えます。
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