1月末より、オリンパスの最新の経鼻内視鏡を導入したことは、
前回のブログでお話した通りです。                  胃カメラ

この内視鏡、
現在、毎日の検査で大活躍しておりますが、
その特徴は、NBIを搭載していることと、
ハイビジョンのため、画像が鮮明ということです。

NBIって何?」って思われる方のために、
簡単に説明しておきます。

最近、TVでも、オリンパスの宣伝で、
NBIとう言葉も用いられているので、
小耳にはさんでる方も多いかと思いますが…

NBIは、Narrow Band Imaging の略で、
日本語では「狭帯域光観察」といいます。              04_2_N8600877_092017_EXERA_III_コンセプト_Brochure
                      

NBIでは、                            
内視鏡からでる特殊な緑色光と青色光を照らすことで、
粘膜の表層の血管と深部の血管を強調して観察することができます。

がんには、多くの血管が集まりやすくなるため、
通常の光では見えにくい早期がんなども、
この光を使うことで分かりやすくなるため
がんの早期発見に役立ちます。 

通常の光では、粘膜の血管は、こんな感じに見えますが
白色光_舌裏血管像









NBIを使うと、下の画像のように見えます。
血管が強調されて見えるのがわかると思います。
NBI_舌裏血管像


              


当院では、患者様の正面にモニターを配置しており、
経鼻内視鏡を受けていただきながら、
モニターで説明しながら検査することが多いのですが、
時々、「え〜、食道って、青いんですね〜!」
っておっしゃる方がおられます。

「いえいえ、これは、NBIっていう特殊な光をあててみているから青く見えるんですよ。
NBIをきると、ほら、きれいなピンク色でしょ。」
って、説明することがあります。

NBIで観察していると、粘膜が青く映るので、びっくりされる方もいらっしゃいますが
ご安心くださいね。



年がわかってしまいますけど
私も医者になって、30年以上たちます(早 笑

医者になりたての頃は、胃カメラの検査って、
胃カメラの先についたレンズの中を覗きこみながらやってたんですよ。
どんだけ昔やっていわれそうですけど

視野は狭くて暗くて…早期がんなんてほとんど発見は困難でした。

でも時代は、変わって、画像が明るくモニターでみれるようになり、

しかも、最近ではハイビジョンになり、

しかもしかも、NBIなども普通にできるようになってきました。

進化です。

この文明の利器をフルに使って、
病気の早期発見に役立てていかなければと

日々奮闘しております。