上記日程にて市議会の文教委員会で、^γ慮岡崎市の「小児医療費助成拡大の影響及び小児医療の実態」について、大阪府堺市の「百舌鳥養護学校」視察、B膾緝楮邏販屠〇硫颪砲茲襦崙段婿抉膓軌蕕紡个垢觴茲蠢箸漾廚砲弔い董↓な叱妨豊岡市の「環境教育の取り組み」について、などの視察に行ってきました。
 以下、日程に従いご報告します。

▽10月8日(水)

^γ慮岡崎市「小児医療費助成拡大の影響及び小児医療の実態」について

 愛知県は、トヨタ自動車本社および関連各社が県内に多くあることもあって、国からの地方交付税を受けない不交付団体(※地方交付税不交付の都道府県は東京都と愛知県のみ)で、財政が豊かな県として知られています。
 小児医療費助成の拡大や小児医療施策の充実については、東京都でも、今年9月26日の新聞報道によると、多摩地区を含む都内全地域の中学校3年生までの児童の入院費について、所得制限を設けて無料化する方針を打ち出したようですが、愛知県では今年(平成20年)の4月1日から、都がこれから行おうとしているものと同様の小児医療費の一部無料化をすでに実施しており、同県内では、さらにそれに上乗せをする形で所得制限を設けず完全無料化を進めている自治体が多く、今回の視察は、以前の当ブログでも取り上げた武蔵野市議会に出ている「子どもの医療費助成を義務教育(中学校3年生)終了時まで拡大(無料化)すること」を求める陳情(6/19当ブログ参照)の取り扱いのこともあって、助成拡大先行市の実情視察という意味合いもありました。

 岡崎市では、乳幼児医療費助成を小学校就学前まで引き上げた平成16年、それまで本来重篤患者を診るべき市内の3次救急病院「岡崎市民病院」に軽症患者が押し寄せていた実態のさらなる悪化を防ぐため、市が市医師会と協議をして、医師会の夜間急病診療所である「公衆衛生センター」に常時小児科医に詰めてもらうことにして、その旨を市民に広報していました。
ガイドブック1ガイドブック2 しかし、小児医療費助成制度拡大とも相まって、医師会の公衆衛生センターへの小児患者はほぼ倍へと増えたものの、肝心の市民病院の患者数減少は微減にとどまり、岡崎市ではこの状況を改善することが迫られていました。
 そこで、市では「小児救急医療対策協議会」を設置して、軽症状でもすぐに救急病院をたよってしまうという、いわゆる「コンビニ医療化」を防ぐため、シンポジウムや講座の開催、「子どもの急病!ガイドブック」作成配布など、子どもを持つ家庭への救急医療への理解促進を図ってきたことによって、その医療抑制効果が徐々に出始め、今年度から中学生までの医療費の完全無料化を実施したにもかかわらず、6ヶ月経った現在のところ小児患者数はほとんど増加していないとのことでした。
 ただし、小児患者数はそのままとしても、その医療費を全額上乗せ助成していることで、経費は約1.5倍、19年度の約9億3千6百万円/決算(うち県補助約2億5千8百万円)から約15億1千6百万円/予算(うち県補助約4億8百万円)となっています。(※武蔵野市が独自で上乗せした場合の持ち出し額は6/19の当ブログをご参照いただければと存じます。)
 愛知県もそうですが、都が今度打ち出した入院費無料化については、子育て支援施策なのにもかかわらず、都県レベルでは所得制限がかかっており、これでは多く納税している人がその(無料化の)恩恵が受けられないということで、なんとも納得しがたい制度となっており、せめて所得制限は撤廃すべきです。
 ただし、そこから先、今回の岡崎市のような中学生まで医療費がまったくの「タダ(無料)」というのは、武蔵野市においてはいかがなものかという感覚はぬぐいきれません。

▽10月9日(木)

大阪府堺市百舌鳥養護学校」視察

 同市の特別支援教育は、小学校94校、中学校43校があり、対象児童がいない1中学校を除いて、すべての学校に特別支援学級が設けられ、弱視、難聴、肢体不自由、病弱・身体虚弱、情緒障害などの児童の教育に対応、うち11小学校には通級指導学級も設置しており、普段は通常学級に通っている軽度の発達障害を持つ児童の相談・指導に当たっています。
堺市立百舌養護学校 百舌鳥養護学校については、比較的重度の知的障害児童が通っており、「人として生きぬく力を育てる。」という同校の教育目標にしたがって、集団の中での自己コントロール力の養成と社会的参加への準備教育を行っています。
 同校には198人の児童が在籍、それに対して教員は約100人とのことでした。
 視察に伺った当日は、目前に控えた秋の体育祭の練習で、上の写真はダンスの練習の時間だったようです。
 なお、来年春ごろには、元大阪府立上神谷高校の跡地に建設中の新設養護学校が完成し、こちらの百舌鳥養護学校の約半分の児童がそちらに移籍するとのことでした。

大阪府作業療法士会「作業療法を活用した特別支援教育に対する取り組み」について

 作業療法とは、身体または精神に障害のある者に対して、日常生活における諸動作への専門的な見地からのかかわりを通じて、諸機能の回復もしくは維持を促す作業活動を用いて、治療・指導・援助を行うことを言い、基本的にはすべての年代、重軽度を問わず幅広い障害事例が対象のようです。
 今回の視察では主に、学校での作業療法、通常学級などにおけるADHD児童などへの対応や、担任教師や通級指導学級との連携、親御さんとのかかわりなどについてのお話が参考になりました。

▽10月10日(金)

な叱妨豊岡市の「環境教育の取り組み」について

 以前の私のブログ記事(7/1「食と環境と経済を考えるシンポジウム」)もご参照いただければと存じますが、今回、日本でのコウノトリのふるさとと呼ばれる豊岡市における、コウノトリを中心に据えた「環境教育」「環境学習」について視察してきました。
豊岡市コウノトリの郷公園 昭和46年、豊岡市で保護されたコウノトリが死亡して、日本国内における野生のコウノトリは絶滅しましたが、昭和60年、ロシアのハバロフスクから幼鳥が受贈され、度重なる失敗に学び、自然農法の推進や環境整備などを経て、平成元年、国内絶滅から18年目にして、雛の人工繁殖に成功、その後、順調にコウノトリは増え続けているそうです。
 学校によって様々ですが、農業・環境・生態系学豊岡市議会習、食育、まちの歴史などなど、豊岡市では環境教育のほぼすべてといっても過言ではないくらい徹底してコウノトリを中心に据えていました。
 なお、市の基本構想もコウノトリ中心で、2002年にはコウノトリ環境条例も制定されており、市の組織としても、まちの中心産業と思われる農業や食、環境に関する部局は「コウノトリ共生部」と名付けられていました。

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