今日は、それがどうしても必要だと思ったら悪足掻きも必要だと痛感した。結果どうあろうと、自分がそれだけ執着し、粘った事は良かったと思いました。

それとは関係なく、とあるレコーディングでした。
公には出ることはないけど、ある所でお役に立つものになりそう。歌詞の中に「かぎろひ」という言葉が出てきたので、この歌を。


東の野にかきろひの立つ見えて
かへりみすれば月西渡きぬ

柿本人麻呂

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レコーディングを終えて外に出たら、こんな古壁が。なんだか圧倒されました。

今夜はシューマンの評伝を読みながら彼の音楽に浸っています。

彼が知人に宛てた手紙の中の一節を。


「時代を動かしている痛みと喜びについて音楽で語ることが私に課せられています。いかに私の音楽は現在に根付いていることか。」


ドレスデン革命直後、『ヴィルヘルム・マイスター』による歌曲集 作品98a を作曲中の1849年6月17日に書かれたもの。

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毎日毎日「ええ加減にせぇ!」と言いたくなるニュースで本当に嫌になってしまいますネ。
こんな日にはちょっと自棄っぱち!?
クスリと笑っちゃう詩をひとつ。(私感です)


 「ある時」      山村暮鳥


わたしはうやうやしく

いつものやうに感謝をささげて

すうぷの椀をとりあげました

みると

その中におちて

蠅が一ぴき死んでゐるではありませんか

おお神様

じやうだんではありません



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写真は先日乗った伊丹→新潟の飛行機から見た大阪。淀川かな?


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