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 3月に肺がんで亡くなった弟の墓が決まり、視察してきた。長年、埼玉県春日部市に住み、マンションも購入した弟は、「樹木葬」を望んでいたという。

 奥さんがその意向にそって数件の物件を調べた結果、宗派が自由で、春日部市に近く、お墓というよりイングリッシュガーデンとみまがう、ガーデニング霊園「セントグレースガーデン羽生霊園」を探し当てた。

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(芝生のところが遺骨が収納されるスペース)
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(遺骨の上に樹木を植える形式のものもあるそうだが、ここは周囲が花で囲まれている)
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(弟の親族)
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           (夫婦で並んでスペースを購入。名前のプレート)
 長男でなく、子供がいなかったり、女の子だったりで、墓守が期待できない家族は少なくないから、無理にお墓を作らず、散骨や樹木葬など、新しい形の鎮魂の方法を模索する人たちは多いと思われる。

弟が入ることになった樹木型永代供養墓は、ガーデニング区画という、バラの花を中心に美しい花々に囲まれた芝生のスペースだ。円筒形の特製の金属容器に粉砕した遺骨を入れて、芝生に埋め込む。地上部にはステンレス製のネームプレートが設けられる仕組み。30年間、安置され、それが過ぎるとマザーグレースと呼ばれる永代供養墓に移され、永遠に弔われる格好だ。

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(イギリスのガーデンのようだ)
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                 (一般区画には墓も)
 ご夫婦単位で購入されている方が多いようだ。弟の場合も奥さんと二人分のスペースが上下に並んで確保されていた。金額も手ごろだと思う。

パンフレットにはこうある。

「グリーン・グレースは、ご来園者様からの『自然の中に骨を撒いて欲しい』『一般的な墓石は建てなくてもいい』『お墓の維持管理はちょっと…』という声から誕生した、新しい樹木葬型永代供養墓です。イングリッシュローズや四季折々の草花に囲まれた静かな区画で、永遠のやすらぎをご実感いただけるはずです」

埼玉は晴天だった。

弟も新しいスタイルのやすらぎの地で、安眠できることだろう。ちなみに、納骨は1周忌に行う予定。