2005年11月05日

絶対少年 24話感想5

 自分たちの日常に非日常が突如として紛れ込んでも、人々は、その非日常に順応し、次第に慣れてしまいます。時間の流れというものは、非日常を日常へと変化させる。前置き終わり。

「彼女たちの小さな冒険」

 で、前置きとあんまり関係ないですが。今回のテーマは、前回に出てきた「Think and Act」。考えること、そして、行動すること。これが、大きく目につきましたね。

 まず、「考えること」。

 行動する前に考える。行動しながら考える。
 今回は、この二つのどっちかに傾いて動いていたと思います。作中人物の動き。
 希紗は、前者でしたね。
 まず、あの魚のオブジェが変化したモノに関して、「ブンちゃんなのか、そうでないものなのか」ということを考えて、答えが出ないから行動したんだと思います。
 後者の代表格は、マッキーかな。
 今回、彼は既に動き出していました。あの巨大マテリアルイーブル(仮称)の付近で時折、チカチカと弾けていた光の回数を数えていました。
 きっと、マッキーも、まずは「行動する前に考える」ことをしたんでしょう。でも、答えが出ないから行動して、それでも答えが出なかったから、行動しながら考える……それが、あの彼なりの“調査”なのでしょう。

 「考えること」に関して、もう一つ。
>「ここからは、立ち入り禁止ですよ」「なんで?」
>「なんで?……って、危険ですから」「何が?」
>「…からかってます?」「……ホントにわかんない」
>「いいですか? あんなに大きな正体不明の物体が浮いてるんです。何があるかわからないでしょう」「どうして?」
>「正直、言うと…実は、私にもよくわかりません。でも、そういう決まりなんです。決まりを守ってもらうのが、私の仕事で……」 
 駅で希紗の進入を注意した警官と彼女のやり取りです。
 「仕事」「決まり」で、希紗の疑問を一蹴する警官ですが、このやり取りって「“仕事”や“決まり”という聞こえのいい言葉で、物事に対する疑問を片付けないで、きちんと正面から見据えろ」って、遠まわしに言われてるような気がします。
 「理屈に囚われないで、ちったぁ自分の頭使って考えろ。考えることを放棄するな」…って。
 余談になりますけど、実際、あの警官の言ってることは間違ってないと思います。
 正体不明の直径数劼傍擇峙霏臺体が空に浮いてた場合、その近辺の住民を避難させることはベターです。
 自分たちの理屈が通用しないモノに対しての警戒というものは実際、意味がないように思えますが、でも、自分たちができることをするしかない。だから、無意味ではあっても、無駄ではないと思うんですよ。あれこれと対策を立てたり、警戒を怠らないということは。 

 そして、「行動すること」。
 前回とは打って変わって、鳴りを潜めていた主要キャラクター陣が動いてました。
 まず、物事について考えあぐねて。その結果、動く。
 答えが出ているか、出ていないかは問題ではないと思います。
 重要なのは、「行動すること」。
 「答えがわからない」のは、みんな同じ。だって、あの巨大マテリアルイーブル(仮称)について、みんな何もわかってないんだから。
 「考えること」は、大事です。でも、そこで止まってはいけないのでしょう。
 本当に身近な例としてひとつ。
 例えば簡単な計算をするとします。答えを出す為に、頭を捻ってせっかく正解が出たとしても、それをノートに記す為に行動しないと、それは形を成さないし、頭の中だけでは徐々に失われてしまうと思うのです。
 「考えること」だけでは、いけないのです。「行動すること」に移れなければ、その「考えること」も意味を成さないのではないでしょうか。
 そして、「行動する」からこそ、何かが起こるのではないでしょうか。
 今までバラバラだった人間関係が再び繋がり始めたかのように。そして、今回、希紗と歩が再び会えたように。

>他にも目立ったこと。個人的に。

・何気にクリスマスイブだったみたいですね。
・希紗、携帯電話壊したの覚えてないのかよ!?(;゚Д゚)
・須河原は、すっかり時の人。電車内の吊り下げ広告にも載ってた。
・りえぞうの「出るの早っ!」に笑った。
・希紗の無頓着っぷりが良かった(´∀`*) スカート捲り上げたり、お風呂入ってなかったり。
・暖色系に群がる寒色系に、ちょっとゾクって寒気を感じた。寒色系は、外装のデザインが無機的だからかな?
・歩が、わっくんの真似をいきなりしたので、ビビった。
・最近、タルトの扱いが悪いと思います( ´∀`)ノ

 次回は、「世界の皮膜が穴だらけ」。
 横浜以外にも何か起こる? 起こってる?

監督:望月智充

Story
「ふたつのスピカ」の望月智充が監督、「.hack--SIGN」の伊藤和典がシリーズ構成を手掛けるジュブナイルファンタジーのアニメシリーズ第1巻。夏休みに田舎を訪れた少年・歩は、そこで光り輝く妖精を連れた少年と出会...(詳細こちら
監督:望月智充

Story
「ふたつのスピカ」の望月智充が監督、「.hack--SIGN」の伊藤和典がシリーズ構成を手掛けるジュブナイルファンタジーのアニメシリーズ第2巻。夏休みに田舎を訪れた少年・歩は、そこで光り輝く妖精を連れた少年と出会...(詳細こちら

yoshiki46 at 21:21│Comments(2)TrackBack(8)感想 | アニメ

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1. 絶対少年 第24話  [ 鷹2号の観察日記 ]   2005年11月06日 02:10
 希紗、巨大マテリアルイーブルを見ながら、せっかく復活したブンちゃんモドキに「あ
2. 絶対少年 第24話  [ LUNE BLOG ]   2005年11月06日 18:27
とうとうあと3話。徐々に理解が困難になってきました。 理解できたとしてもきっとそれは少し経ったあとになりそう・・・。
3. 絶対少年 第24話  [ パズライズ日記 ]   2005年11月06日 21:38
横浜編第12回。 話数的には田菜編に並びました。 今回を入れて残すところ3話なのですが、まだ全然終着点が見えないです。 希紗は何日かぶりに外出。 横浜上空に出現した巨大マテリアルフェアリーの所へと行くために、ブンちゃん破壊以来ずっとこもっていた自室から....
4. 絶対少年第24話「触れなければ理解できないこと」  [ 蜂列車待機所日記 ]   2005年11月06日 21:47
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5. 絶対少年 #24 「彼女たちの小さな冒険」  [ 師匠の不定期日記 ]   2005年11月06日 22:51
久々に絶対少年の感想もやりますか。そういあ絶対少年も#24で、そろそろ終局を迎えそうですね。終盤ではありますが、あまり注目されなかった
6. 絶対少年 #24  [ 日々の記録 ]   2005年11月07日 18:41
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8. 絶対少年 第24話「彼女たちの小さな冒険」  [ 神速の錬金術師の更なる練成〜三位合体〜 ]   2005年11月11日 17:55
            今回はやっと希紗が動き始めます。須河原も一躍時の人となり、忙しくなりそうです。 では、はじめます

この記事へのコメント

1. Posted by 鷹2号   2005年11月06日 23:27
 こんばんわ、お邪魔します。

 まだエウレカ見てないので記事を読まない様に避けて絶対少年のコメントに辿り着きました。
 
 ずっと話がゆっくり進んで、風呂敷を畳めるか心配になりましたが、どうやら帳尻を合わせれそうですね。全部ハードディスクに残しているので頑張って欲しいです。

 それからこ〜どさんからもらったコメントに返事の方を書かせて頂きました。よろしければ見に来て下さい。では!
2. Posted by こ〜ど   2005年11月07日 16:33
 コメントありがとうです、鷹二号さん。

 まだ、絶対少年の着地点は、はっきり予想できませんが、あのスタッフなら、なんとか納得させてくれるでしょう。

 コメント返信拝見させていただきました。返信ありがとうございましたヽ(´ー`)ノ

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